No.311 〜 No.315

前のページ

No.315 2010.05.08.(Sat) 09:00   快晴   水温 17.0 ℃  気温 18.0 ℃

 GW後半、5月の初めの日中は25℃を越える真夏日の連続で暑かったです。昨日は雨の天気、最高気温は17℃止まりで、それまでの暑さに比べ寒く感じたものです。そしてきょうは早朝こそヒンヤリとした空気が漂い過しやすいと思いましたが時間の経過とともにやはり暑くなってきました。午後はもっと気温があがることでしょう。空いっぱいの初夏の青空です。ビオトープの緑が日々拡がり濃くなってきています。池のメダカの動きも元気です。モノアラガイが水底でたくさん繁殖しているようで目立っています。季節柄そろそろクロスジギンヤンマの羽化が始まる頃だと思いますが、まだ観ることが出来ていません。先週の土曜日で蕾がやや膨らみかけていたキショウブの花が咲き始めています。本来外来種で繁殖力の強い植物としてビオトープには不適切なものですが、この時期の水辺植物の花としては目を楽しませてくれています。

咲き始めたキショウブの花

 きょうの写真。左一枚目は防球ネット支柱のてっぺんに留ったヒヨドリ。紅く染まり始めているサクランボを狙いやって来ていました。近づくとサクランボの木から飛び立ち、ココに留り様子を見ているようでした。二枚目はツマグロジョウモン(タテハ科)の♂。この日はナミアゲハ、アオスジアゲハの姿も観ましたよ。三枚目はイグサ(イネ科)の花も着き始めています。四枚目はケキツネノボタン(キンポウゲ科)。名前にケ(毛)が着いています。

ページの最初に戻る

 

No.314 2010.05.01.(Sat) 09:00   晴れ   水温 15.0 ℃  気温 16.0 ℃

 よく晴れた土曜日の朝になりました。明け方は冷え込みましたが、午前9時、既に気温は16℃になっています。きょう日中は20℃を越える気温になるでしょう。連休後半まで晴れの天気は続くとのこと、気温も夏日を記録しそうな高温になり、まさしく初夏の陽気になるそうです。5月3日は地元、伊砂砂神社の祭礼です。上々の天気が期待できそうです。

ドウダンツツジの花を求めてやって来たクマバチ

 先日の4月28日「渋川ビオトープの会」のH22年度の全体会(総会)を開催しました。19時30分から市民センターの大会議室で前年度活動報告や、今年度の目標についてなどを審議していただきました。出席いただいた皆様には、ご苦労様でした。今年度もヨロシクお付き合い下さいますようにお願いします。 きょうの写真、右一枚目は四の池(溜り)の様子。葦の新芽が出揃いずいぶん伸びてきています。二枚目はサクランボ、やや小振りながら赤く染まりつつあります。今年は豊作か?・・・実が着き過ぎて小さいのかも知れませんね。それとも肥料不足でしょうか。熟す頃、いち早く収穫に来るのはヒヨドリやムクドリでしょうか。三枚目はホソヒラタアブ(ハナアブ科)の♂で、ホバリングしています。四枚目は、ネコハエトリ(ハエトリグモ科)の♂です。雌に比べ数が少ないんですよ〜〜〜。今朝はこの春転任されたN先生がお見えになりました。忙しくされているようです。

ページの最初に戻る

 

No.313 2010.04.24.(Sat) 09:00   雨/晴れ   水温 8.0 ℃  気温 8.0 ℃

 午前9時、ビオトープに入る間際まで雨が降っていました。気温8℃。4月下旬というのに非情に寒く、風も冷たく感じます。雨が上り、徐々に北西の空の方から青空が拡がりつつあるように思います。以降、陽射しも出て晴れてくるでしょう。気温も上がってくることだと思います。3、4月と天候不順が続き平均するとやはり気温は低めだったことでしょう。サクラの花がまだ残っていましたよ。それでもビオトープ内では若葉が繁るようになり、新緑が雨の後新鮮に見えます。生き物の姿も少しずつですが、コンスタントに観られるようになっています。下の画像はヤナギの細枝越しに見た一の溜りの様子。カワヂシャの背丈がずいぶん伸びてきて、花が着き始めました。

きょうの一の溜りの様子

 きょうの写真。一枚目は花を着け始めたカワヂシャの花(ゴマノハグサ科)。二枚目の黄色い花はコメツブツメグサ(マメ科)。カラスノエンドウの繁る中に負けずに小さな黄色い花が頑張って咲いています。三枚目は蛾(ガ)に似ていますがトビゲラの仲間です。幼虫は水生昆虫です。四枚目はシロハラコカゲロウ。コカゲロウ科で尾先を除くと1cmほどの小さなものです。半透明の乳白色の腹部が特徴で、♂は眼がオレンジ色をしています。画像は若い♂と思われます。 ●4月28日は「渋川ビオトープの会」の平成22年度の総会です。興味のある方はどなたでも参加してください。渋川市民センター19時30分からです。

ページの最初に戻る

 

No.312 2010.04.17.(Sat) 09:00   曇り/晴れ   水温 9.0 ℃  気温 10.0 ℃

 昨日の午前10時頃から降り出した雨は、今朝未明まで続いていたと思われます。冷たい雨でした。きょう9時の気温が10℃。晴れ間があるものの北風がやや強く寒いです。関東以北や高地では4月半ばの春の雪になったそうです。さくらの花に雪が積もり重たげにしている映像がテレビに写しだされていました。3月からの雨の日が多い天候不順もあり、咲いたさくらの花も長持ちしているようです。ビオトープ前のさくらの木には若葉が出揃ってきているなか、まだ花が残っていました。新学期が始まって一週間、新一年生は学校生活に少しは慣れたでしょうか。新しい制服、ランドセルがとても初々しく感じられます。下の画像は花の残るビオトープ前のさくらの木

いまだ花を見せてくれています・・・

 きょうの写真。右一枚目はようやく花を着け出したドウダンツツジ(ツツジ科)。栄養状態が悪いのか、夏場の潅水が悪いのか花着きが毎年悪くなってきています。木そのものの生育も悪く、枝張りも良くありません。二枚目はアラカシの葉っぱに居たルリミズアブ(ミズアブ科)の♀。背中の光沢が綺麗ですよ。三枚目はハナグモ(カニグモ科)の♂。四枚目は同じく♀のようです。まだ完全な成体ではなく若いクモのように見えました。花が終り、若葉が眩しいシダレヤナギの葉っぱに居ました。徐々にですがビオトープの中でも生き物の姿が観られるようになってきています。

ページの最初に戻る

 

No.311 2010.04.10.(Sat) 09:00   晴れ/曇り   水温 15.0 ℃  気温 16.0 ℃

 今朝9時の気温16℃。4月らしい暖かな朝になっています。水温も15℃に達しており、池ではメダカの動く姿が観られるようになっています。日中には20℃を越えそうです。池の水温も上がり、メダカだけではなく底のタニシやモトアラガイも活発な動きを見せるようになりました。水面にはアメンボもクモの姿もあります。生き物の姿が見え出すと、春本番を思います。これからのビオトープが面白くなりますよ。校庭のさくらの花は、満開を過ぎ花びらを落し始めました。入学式が8日に行なわれましたが、この日は抜けるような青空の快晴と、満開のさくらが合致し、新入生を祝いました。入学式に訪れた新入生の保護者の方々は記念にと盛んにカメラのシャッターを押しておられました。新一年生、ビオトープに馴染んでくれるでしょうか。下の画像はアメンボ。近づくと素早く水面を走り逃げて往きました。

アメンボ・・・

 きょうの写真、一枚目は池のメダカ。水温が上ってきており、動きも素早くなっています。落葉樹の木樹の芽吹きも活発で、ヤマモミジは赤っぽい若葉が出揃い花の蕾がたくさん着き、ところどころで花を開かせています。左2枚目の画像。三枚目はスズメノエンドウ(右上)とカラスノエンドウ(左下)の花。ビオにとっては厄介者の雑草の一つです。四枚目は一の池の導水口に生えたカワヂシャ。背丈30cmほどに成長してやがて花芽も着きそうになっています。

ページの最初に戻る

前のページ

 

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2010/05/15

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2015/05/02