No.326 〜 No.330

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 No.330 2010.09.04.(Sat) 09:00   晴れ   水温 29.0 ℃  気温 30.0 ℃

 夏休みが終り、二学期が始まりました。そして最初の土曜日です。午前9時、相変わらず暑くなっています。気温はすでに30℃にまで上っており、きょうも猛暑日が予想されています。二学期が始まると運動会の準備、練習がグラウンドで行なわれる姿を見るようになります。炎天下での子ども達への熱中症対策にも先生方の気苦労も大変なものでしょう。ビオトープは先週の整備作業を終えた状態で、草を分けて歩くようなことはなく水辺の観察もし易くなっています。ポプラの木陰では暑さを凌ぐことが出来、ベンチに腰掛けてのんびりビオトープの様子を観ることも楽しみの一つになりそうです。今朝も池を覗き込む親子の姿がありました。

柵の上に留ったツマグロヒョウモン♀

 きょうの写真、一枚目はビオトープの三の池(溜)を覗き込み何やら話している親子連れの姿。メダカ以外の小魚の姿を観付けることが出来ます。二枚目はクサネム(マメ科)の花がまだ咲いていました。実を含んだ小さな鞘も出来ていますよ。三枚目はコバネイナゴ(イナゴ科)、ガマの茎の影で暑さ避けているように見えました。四枚目は先週はまだ見られなかったセイヨウアサガオの花が開いていました。これから秋遅くまで次から次へと咲き続けて往くでしょう。まだまだ暑さの厳しい9月になりそうです。ビオ周辺の草木は乾燥気味であり、灌水に気を配りたいものです。

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 No.329 2010.08.28.(Sat) 09:00   晴れ   水温 29.0 ℃  気温 30.0 ℃

 夏休みも最終の土曜日になりました。きょうは二学期前の環境一斉整備作業の日。PTAの皆さんと六年生が出席し、新学期前の校内一斉の美化作業に勤めました。ビオトープでもこの日に併せ毎年整備作業を実施しています。6月末に夏草取り作業をして二ヶ月ではありますが、草の勢いは凄まじいものがあり水辺に水中に繁茂していました。およそ50人近くのビオトープの会員さんとPTAさんが作業に入るとビオトープは狭く感じます。大勢の参加で作業は捗り、1時間半ぐらいでスッキリと見違えるほどの見通しの良い風景になりました。いつものことですが、やはりスッキリし過ぎた様子になってしまいました。青空も高く、雲も秋の様子ではありましたが、相変わらずの残暑の厳しい日になりました。参加いただいた皆様には、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。酷暑が過ぎて、虫達の姿はほとんど観られず、きょうの写真は日陰になっている花壇に来ていたモノです。

花壇に来ていたオオスカシバ(スズメガ科・ホウジャク亜科)

 きょうの写真、一枚目は一昨日にビオの入り口近く百葉箱の脇に建てられた緊急時の放送用スピーカーです。二枚目は整備作業の様子。三枚目は職員室西側の花壇に来ていたヤマトシジミ(シジミチョウ科)♂。四枚目はチャバネセセリ(セセリチョウ科)。よく似たイチモンジセセリと混在して、たくさんの数が花壇の花に向かい、給蜜に精をだしていました。

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 No.328 2010.08.21.(Sat) 09:00   晴れ   水温 30.0 ℃  気温 31.0 ℃

 先週の土曜日はお盆休みでもあり、ビオトープ通信もお休みさせていただきました。台風4号が日本海を通り抜けて以来、夕立も無くまともな雨が降っていません。やや草木も元気が無いように見えます。しばらくこの雨の無い天気が続きそうで、なおかつ35℃を越える猛暑も予想されています。翌週月曜日の23日は暦でいうところの「処暑」です。激暑もこの日までというところなのでしょうが、暦通りにはいかない残暑になりそうです。きょうは朝から地域協働合校の主催事業でもある「防災体験教室」が開催されていました。9月1日の「防災の日」を前に恒例化している事業で、今回で6回目を数えます。4階から非難袋による降下体験、土嚢作り、煙中非難などの体験やロープワークにも挑戦していました。

「防災体験教室」に集まった人たち

 きょうの写真。一枚目はビオの草地に舞い降りたヒメアカタテハ(タtrハチョウ科)。池や川の縁に生える草は緑も濃く、元気です。そんな草の中に留りました。二枚目はお馴染みのヤマトシジミ(シジミチョウ科)で、花壇のキク科の花で給蜜に励んでいるところです。三枚目は、今年も咲き始めたタマスダレ(ヒガンバナ科)の花。これから秋遅くまで次から次へと咲き続けるでしょう。四枚目はきょうのビオの全景、緑が深いように見えますが、周辺は乾いてきており、その勢いはさほど感じません。来週土曜日は環境一斉整備作業の一環でビオの管理作業も実施します。

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No.327 2010.08.07.(Sat) 09:00   晴れ   水温 29.0 ℃  気温 30.0 ℃

 きょう8月7日は暦で言うところの「立秋」です。挨拶文も「残暑お見舞い申し上げます」に変わることになります。午前9時の気温が30℃。予報ではきょうも猛暑日の35℃を越えそうです。夕立の気配のない毎日が続いており、一雨欲しいところです。ビオトープの水際を除いて草の緑は元気がなく、生き物の姿も見当たりません。春に植栽した苗木も灌水不足が気になるところです。学校は夏休み中でもあり、日頃の水管理が滞りがちで、出勤されている職員さんの協力が必要となるところです。花壇の花は元気そうで、マリーゴールドが緑と橙のコントラストも良く咲き誇っています。花壇の花には灌水が行き届いているように思えました。

花壇のマリーゴールド

 きょうの写真。一枚目はヨメナ(キク科)の花に来たベニシジミ(シジミチョウ科)。このチョウとシオカラトンボだけが乾いたビオトープを飛び、潤いを感じさせてくれています。二枚目は緑の濃い部分を切り取った感じで撮ってみました。三枚目はアサガオの原種返りしたものか?。マメアサガオのような葉っぱでしたが、花の感じがそうではないように思いました。四枚目は菜園の千成瓢箪。まだまだ小さいけれど数個の瓢箪がぶら下がっていました。教材としての利用目的があって作っているか、先生の趣味で作っているのかどうなんでしょう???。

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No.326 2010.07.31.(Sat) 09:00   曇り   水温 30.0 ℃  気温 31.0 ℃

 7月も月末。夏の季節は後半に入っています。この木曜日は久し振りに雨の一日になりました。梅雨明け以降半月近く続いた真夏日、猛暑日は一旦途絶えて気温も29℃止りでした。今朝は全天薄雲が拡がり、湿気もあるのでしょうか、比良・比叡の山並みは見えませんでした。きょう以降また猛暑日になる一週間になるという予報が出ています。猛暑と言うより酷暑になりそうです。夕立になればゲリラ豪雨的な雨の降り方になり、さながら熱帯性のスコール的な様相を呈し、地域によっては低い土地での冠水や、小さな水路は溢れたりすることもあるようです。

柚子の苗木にナミアゲハが来ています。解かるかな?。

 きょうの写真。一枚目の画像はスジコガネ(コガネムシ科)のようです。左右の上翅に、4本ずつの縦筋が入ったコガネムシ。全身が緑色のもの、茶色っぽいものなど、色彩には変化が多い。成虫は針葉樹の葉を食べるようで、此処のビオトープでは針葉樹は無く、どこからか飛来したのでしょう。ポプラの葉に着いていました。二枚目はナガコガネグモ(コガネグモ科)の幼体。巣を張る蜘蛛で、此処のビオでは一番よく目にする蜘蛛でしょう。三枚目は20mmほどのシャクトリムシでポプラの幹を這っていました。ヤガガ科、若しくはシャクガ科の幼虫かと思われますが、定かではありません。四枚目はクサネム(マメ科)の若葉です。ビオの完成時から出ていたものですが、一昨年夏には姿が見えず途絶えたかと思っていましたが・・。

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最終更新日 : 2010/09/11

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