No.346 〜 No.350

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 No.350 2011.01.29.(Sat) 09:00   晴れ    水温  1.0 ℃  気温 1.0 ℃

 きょう未明も気温は0℃になりました。9時の気温がまだ1℃。ビオトープの池の一部も凍って、薄氷が張っていました。小春日和って日が今年は無いですよね。真冬でも風の無い日和の日は陽の光が暖かく感じるものですが、この冬においてはそんな日がこれまでに無かったように思います。今朝は晴れ、琵琶湖の西側、比良山系は山裾まで雪化粧しているのが見えました。週明けには「節分」「立春」を迎えますが、幾分春の兆しが伺えるようにはなるでしょうか。

 「ビオトープ通信」がコレで350号の配信になります。年に50週分を配信する勘定で、丸7年。今年3月初めの整備作業日にはビオトープ完成以降で正味7年が過ぎ、8年目の春を迎えることになります。あと3年、10年間は最低限コレを続けて行きたい気持ちはありますが、さてどうなりますやら・・・・。

カラスノエンドウの葉に着いた霜の粒

 右一枚目はハクセキレイが飛来して来ていました。ビオに足を踏み入れることで驚き飛び去ることなく、チョンチョンと跳ねるようにしてビオの外へ移動していきました。今朝は前記述の通り、よく冷え込みました。そんな訳で、きょうは「霜」の写真ばかりになりましたが、二枚目は観察机の上に降りた「霜」。夜半に雪が舞ったのか、雪粒が混じっているようです。三枚目はキンシバイ、四枚目はヒガンバナの葉っぱに降りた霜の様子。一部で霜柱状に発達したものも観られました。

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 No.349 2011.01.22.(Sat) 09:00   曇り/晴れ    水温  2.0 ℃  気温 3.0 ℃

 午前9時、気温3℃。微風、雲が多い空ではありますがまずまずの晴れ。気温の数字ほど寒く感じませんでした。一昨日は暦で言うところの「大寒」で、この日は暦通りに冷え込み水溜りも凍り氷結を観ました。グラウンドの柔らかい地表面では小さな石粒が浮き上がり、霜柱が立っていました。今朝はそのことを思えば暖かです。ビオトープは相変わらず、セピア色の光景が拡がり、殺伐としています。まだ春の気配を見つけ出すところまでは来てないようです。「節分」までは自然界も冬篭りのまんまなんでしょう。

水泡と波紋・・・水底の影

 左の写真一枚目は、正門広場の山茶花の樹。例年年末あたりから沢山の花を着け始めますが、この季節は花の開花が遅かったせいか開いている数が数輪しか見られません。蕾は沢山着いているのでこれからぽつぽつと開花して往くのでしょう。この冬が少し寒いからというより、昨年の夏が暑過ぎたことに影響があるのではないでしょうか。二枚目の写真、一年前に傾いたポプラの樹を起こすために補強を入れた竹竿、それを固定する針金(番線)が成長した幹に食い込まれてきています。このまま放置しておいていいのかなあ〜。今、気になるものの一つです。この先、3月の整備作業時になんとか対処しなくてはと思っています。三枚目の画像は、久し振りにタンポポの綿毛を撮ってみました。タンポポ、昨今は年中花を観ますネ。四枚目はセイタカアワダチソウの綿毛(種)です。

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No.348 2011.01.15.(Sat) 09:00   曇り    水温  4.0 ℃  気温 5.0 ℃

 今朝9時の気温が5℃。曇り空。きょうは日中さほど気温は上がらないまま夕刻以降冷え込んでくるようです。5℃ではありますが、西風が吹き寒くかんじます。昨日は小学校5年生が県の北部にある箱館山スキー場へ、この学校スキー教室にお供してきました。小学校からバスに乗り込み約2時間。年末から連日晴れ間の少ない県の北部、この日は少し雲の流れで吹雪くような時間帯がありましたが、教室の実施中はほとんどが陽が射している良いお天気に恵まれました。雪質もまあまあ〜。子ども達と一緒に楽しい一時を過ごすことができました。

 きょうのビオトープは曇りの天気のせいか、全体に暗くなお寒々しく感じました。寒水仙が咲き始めているものの冬枯れが進む殺風景な寂しい景色です。グラウンドではサッカー教室の子ども達が走り廻っていましたが、薄暗い空気に沈んで見えました。

グラウンドのサッカー教室の子ども達がみえます

 きょうの写真は冬枯れの中から、一枚目はビオの南から北方向を観た様子。セピア色の世界が感じ取れます。枯れ草も先日来の積雪でみんな倒されているようにみえました。二枚目はヨシの穂の種子部分。三枚目はオオバコの穂の一部で、種が落ちた実殻の様子。四枚目はフェンスに絡んだ朝顔の実殻、中に種が残っているものもありました。三の溜りではガマの穂が弾けたものや、イヌコ−ジュの実殻などが観られます

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No.347 2011.01.08.(Sat) 09:00   晴れ    水温  1.0 ℃  気温 2.0 ℃

 ●新年 明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 2011年、最初のビオトープ通信です。大晦日の雪には驚きましたが、昨日もチラチラと降る雪が一日中続き、僅かばかりの陽射しもありましたが寒い日でした。冬らしく冷え込んだ年末年始になりました。今年一年、安定した日本的な気候であって欲しいなどと思っています。どうかイイ年でありますように。今朝のビオトープも池に氷が張る冷たさになっています。昨日の雪も少し残ってはいますが、時の経過とともにどんどん溶けていきます。風がなく、太陽の陽射しの暖かさを実感。午後には気温もかなり上がりそうな感じがします。下の写真は正面玄関先の山茶花の花。

正面玄関の山茶花の花 今年は遅い咲き初めです

 今年最初にビオトープの様子をお伝えする画像、一枚目は昨日の雪を少し残すビオ全体の景観です。寒々しい雰囲気があります。二枚目は寒水仙(日本水仙)の八重咲き種。ようやく咲き初めています。昨年に比べ咲き初めが遅いように思います。上の写真の山茶花もそうですね。昨年の夏の暑さが災いしているのでしょうか。三枚目は水温が低い筈なのに陽のよく当る水面なのかアオミドロがイイ緑色をして浮いており、その中に酸素を含んだ気泡が包まれていました。四枚目は机上の簿雪が霜柱状に発達しているのが観られました。朝日を浴びキラキラと輝いて見えたんですがネ。

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No.346 2010.12.25.(Sat) 09:00   晴れ    水温  0.0 ℃  気温 1.0 ℃

 きょう未明は今季初の氷点下の気温になり、ビオトープの池にも初氷が薄く張りました。朝9時の気温が1℃。北西の風が強いのかと思いましたが南方向からの風がかなり強く吹きつけてきます。暖かい風ではなく、冬型気圧配置の西寄りの風が回り込んだもののようです。気温以上に冷たく感じます。滋賀の県北部は風雪が強く、ラジオから流れる道路情報でもチェーン規制の案内を聞くことができます。南部では澄んだ青空が拡がっているようです。晴れてはいますが、陽の光の暖かさはありません。県全域に強風注意報がでています。クリスマス寒波、年末寒波と言うものでしょうか。小学校は22日に終業式が行われ翌日の祭日から冬休みに入っています。訪れる子ども達の姿も、ビオトープの生き物達の姿も無く、枯れ草が風にあおられる風景で、ちょっとばかり寂しい時期を迎えています。今年もあと少し、ビオトープ通信の2010年は今回でお終い。新年からもヨロシクお願いします。

 今年最後のビオトープの写真になりました。一枚目は冷たい風が吹き抜ける褐色の世界のビオトープの様子。二枚目、空は青空で陽が注ぎますが小枝を強く揺する風があります。三枚目はミツマタの花芽。全体でまだ径1cmに満たない小さな蕾です。四枚目も花芽ですが、これはマンサクの冬の蕾になります。これからが冬本番とは言へ、ちゃんと春の準備をしているようで逞しさもあり、頼もしく感じます。

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最終更新日 : 2011/02/05

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