No.376 〜 No.380

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 No.380 2011.10.01.(Sat) 16:30   晴れ/曇り   水温  25.0 ℃  気温 26.0 

 10月1日で、月めくりカレンダーの今年の残りは3枚になってしまいました。きょう小学校は運動会。心配されていた雨も降ることはなく、雲の多い空でしたが晴れ間も出て少し肌寒さ感じるぐらいのなか無事に終ったようです。都合でビオトープの様子をお伝えするのは夕刻の4時半になりました。昼間の賑やかさはなく、静けさが増す時間帯です。一部の子ども達が帰宅後また遊びに来ていたようで、ビオ内を探検に訪れてくれました。喧騒の後ということもあるのか、生き物の姿は観えません。水の中のメダカの姿さえ稀な状態です。子ども達が必至で生き物を探そうとしてくれましたが、目にすることはありませんでした。下の画像はキンモクセイ。児童の登下校門の脇にある背丈2mほどの樹です。花の盛りを迎えているようで香りを強く感じます。甘い芳香が漂います。ビオトープの会で植栽したギンモクセイの花はまだまだこの先になるでしょう。

金木犀(キンモクセイ)の花

 きょうの写真、右一枚目は紅白咲き揃ったヒガンバナ科の花。タマスダレは長い期間咲いています。二枚目、彼岸花が咲き終り、川縁ではミゾソバ(タデ科)の可愛いピンクの花が咲き始めてきています。これからしばらくはこの花がビオトープの彩りになるでしょう。三枚目はヤマチシジミ。一日の疲れか・・・イヌコウジュの花を離れようとせず、ジッと泊まっていましたヨ。四枚目は生き物を探す子ども達。何か居るかなあ〜。

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 No.379 2011.09.17.(Sat) 09:00   雨/曇り   水温  27.0 ℃  気温 28.0 

 台風15号が沖縄諸島近海で停滞している。16号も小笠原諸島近くをゆっくりと北上中だ。両台風さほどの暴風圏を伴うものでもなく小型のもの。しかし遠く離れた日本列島へ湿った大気を送り込み、各地に大雨をもたらしている。前の12号の爪痕を残す紀伊半島内陸部は復旧の間もなくまた危険にさらされている。太平洋の高気圧がいつまでも強く頑張っているためだと説明がされているが、この高気圧の張り出しを強める原因を作っているのは人間社会であって、それに因る地球温暖化の影響であることは確かだと思う。しばらく雨の降る天気予報が続いているが、小学校の運動会は10月1日の予定になっている。子ども達は残暑も厳しく不順な天気の中、その練習に頑張っています。ビオトープも9月の中旬を迎えており、草花に秋の予感を漂わせるも観え始めています。

食草のカタバミの花に来たヤマトシジミ

 きょうの写真、左一枚目は、イヌコウジュ(シソ科)の花が咲き始めています。二枚目はヤナギタデ(タデ科イヌタデ属)の花。これも秋の草花。しばらく咲き続けるので観察することも出来るでしょう。三枚目はタマカヤツリ(カヤツリグサ科)かな。四枚目は最近頻繁に観るコバネイナゴ(イナゴ科)。生き物も秋によく目にするもの達が現われてきています。きょうはお馴染みのアオモンイトトンボ、シオカラトンボを観ましたが赤トンボ≠フ姿はありませんでした。小雨混じりのビオトープ。葉陰に潜んでいるのでしょうか。。。。。。

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 No.378 2011.09.10.(Sat) 09:00   曇り/晴れ   水温  26.0 ℃  気温 27.0 

 一週間前の台風12号の通過・接近もあり、整備観察会以降の二週間ぶりのレポートになります。台風後少し北の空気が入り、秋の訪れを感じた一時もあったものの束の間で、きょうは気温こそやや下がってきてはいますが湿度が高く、かなりの蒸し暑さを感じています。ビオトープではこれから頻繁に観るであろうアカネ属のトンボ達が、ちらほらと飛来しています。ナツカアネのなぜか雌が多く宙を舞っていました。

 先般の整備観察会の時にテレビ取材にきていたNHK大津放送局の番組おうみ発610≠フコーナーものの「環境メッセージ」にその様子が7日の日に映しだされていました。観ていただけたでしょうか。打ち合わせなしのインタビューにも、皆さん100点満点の素晴らしいコメントを残してくださいました。管理者として嬉しく思いました。しかしむさ苦しい顔のアップ映像がお茶のもに流れ、恐縮しております。また機会があれば録画画像をお見せできるでしょう。有り難うございました。

ハグロトンボ(カワトンボ科)のご来訪をうけました

 きょうの写真、右一枚目は初秋のビオへの訪問者、マイコアカネ(アカネ属)の♂。二枚目はショウリョウバッタ褐色型の♂。三枚目はアラカシのどんぐりの様子です。一粒の径が6mmぐらいになっています。四枚目はキク科のタカサブロウと言う雑草です。この花も小さく径6〜7mm程度で、あまり目立たない地味な花です。

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 No.377 2011.08.27.(Sat) 09:00   曇り   水温  27.0 ℃  気温 28.0 

 時折り陽射しが照る程度の、曇り勝ちな空模様。気温以上に蒸し暑さを感じます。例年の恒例行事、夏休み最後の土曜日に行なわれている環境一斉整備の事業に併せ、ビオトープも夏の終わりの草取り作業を毎年実施してきています。平成23年度の二回目となる整備観察会です。二学期のビオトープでの授業に気持ち良く入っていただこうという配慮があります。水面を覆っていた草が除けられ、これでトンボもたくさん集まってくれることでしょう。秋のトンボ達の来訪が楽しみです。いつものことながら、草取り作業に入る前に30分間程度のビオトープの観察会を行ないました。数年前に比べ動植物の絶対種の数が減ってきています。単調になりつつある傾向にあります。生き物の発見は、日頃縁のない方々には見つけ難いものらしく、さほどの収穫もなかったようです。子ども達は2年生の一部がビオトープにはいりましたが、彼らにしても少し生き物探しは無理があったように思いました。

夏の終わりの草取り作業中の様子

 きょうの写真、左一枚目は作業前のビオの様子。二枚目は観察会の様子です。網で何かをすくっているようですが・・・。三枚目は今回初めて捕らえました、ミナミスジエビかと思います。4枚目はほぼ作業終了時の様子です。スッキリしたでしょう。

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 No.376 2011.08.20.(Sat) 09:00   曇り   水温  25.0 ℃  気温 26.0 

 8月、小学校も夏休みも終盤に入ります。二学期の始業式は、早くも今週末。夏休みの入りが早かっただけに終りも早くなっただけのことですが・・・。今朝の空は全天白色で、薄曇りです。気温は26℃で秋の訪れを感じさせる涼しさを覚えました。日本列島に横たわる秋雨前線が南下、滋賀県もこの前線の北に位置したことで、大陸の乾いた冷気を含む高気圧圏に覆われたということでしょう。今日は酷暑から一旦免れることになるでしょう。この前線の南北への移動が何回か過ぎて本格的な秋を迎えることになるのでしょう。二学期が始まると、子ども達は運動会の準備、地域では「ふれあいまつり」の準備が動きだします。お盆で、一週間前のレポートはお休みして二週間振りになりますが、溜りを繋ぐ水路はビッシリ草に覆われてきていました。キシュウスズメノヒエ、ミゾソバが目だっています。

タマスダレ(ヒガンバナ科)が咲き出しました

 きょうの写真から、上の画像は二の溜りの縁に出たタマスダレの花。例年の開花時期よりやや遅い感じがします。右一枚目は、久しく観なかったイトトンボが、姿を見せてくれました。二枚目は若いミジソバの葉っぱを美味しそうに食べている二頭のバッタ。三枚目はツマグロヒョウモンチョウ。右が♀、左が♂ですが、雄はやや疲れているのか翅が傷んでいました。もうすぐ寿命でしょうか、この夏頑張り過ぎたのでしょうか。四枚目はキンエノコロ。

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最終更新日 : 2011/10/07

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