No.396 〜 No.400

前のページ

 No.400 2012. 2.25.(Sat) 09:00   雨   水温  06.0 ℃  気温 07.0℃ 

 今朝は春を迎える雨なのでしょうか。風もなく、暖かな雨のように感じられます。一週間前が、あんな雪の日だったなんて想像がつきませんネ。梅の花よりも少し遅く、桜の花よりも早い時期に開花するサクランボ、ビオのサクランボの蕾は日毎に膨らんできています。来週末には花が開いているかもしれません。しかし、きょうの雨のあとまた寒さが戻ってくるそうです。体調管理に十分気を配りたいものです。

 お気付きの方もおられると思いますが、この「渋川ビオトープ通信」が今回で400号の発行になります。8年前の3月7日に竣工したこのビオトープ。以降毎週土曜日の様子をレポートして通信≠ノしてお届けしてきました。およそ年間50週のレポートの積み重ねが大きな数字になりました。平成24年度は小学校の開校10周年。ビオトープの造成計画からすると同じ時代をともに歩んできました。学校の様子もすこしずつ、ビオトープの様子も少しずつ・・・・・変化が無いように見えて随分変わってきていることが解かりますよ。

用水路側の側壁、朽ちてきています。

 きょうの写真から、上の写真は隣接用水路側のビオトープの側壁。8年が経過、土圧に押され朽ちとともにダメージが大きく修理を求めているようです。右写真一枚目はミツマタの花芽(つぼみ)。二枚目はハナモモの雄花の花芽。三枚目は本通信400号の記念を取材に来たくれたさん。四枚目は地域協働合校事業で振舞われたトン汁を口にする参加者の皆さん。かまどベンチにて。

ページの最初に戻る

 

 No.399 2012. 2.18.(Sat) 09:00   雪   水温  00.0 ℃  気温 00.0℃ 

 立春から数えて2週間が経ちました。明日は暦でいうところの「雨水」。氷雪解けて雨水温む・・・頃だそうです。ところが、今朝は未明からの降雪。10cm以上の積雪になっています。気温は9時の段階で0℃。未明は氷点下まで下がっていたことでしょう。今季初めての大雪になりました。時の経過とともに晴れ間も出て来きそうで、しばらくの間の雪化粧した街の景色を楽しませてくれています。スリップ事故は無かったかなあ〜。ビオトープは昨日までの冬枯れした褐色の世界から一変して、無彩色に近いモノトーンの様相を呈しています。この雪が今季最後の寒波になるでしょうか。春が待ち遠しいですね。きっと出て来る陽射しは暖かいでしょう。

モノトーンの世界が拡がりました

 積雪した今朝のビオの写真から、左一枚目は観察デッキのある二の池(溜り)の様子。水面は氷雪していました。吹く風も無く静かに水面に雪は落ち、解けていっていました。二枚目はクロガネモチの赤い実を覆う雪。近くのボラカンサの実は既に無くなっていましたが、此処にはまだ赤い実が残っています。三枚目はサクランボの花芽の寒そうな姿。3月上旬には開花するであろう蕾ですが、サクラも同様に厳しい寒さを越えて奇麗な花を咲かすそうです。耐えているんだな。四枚目は今度ビオトープに建てたいと思っている東屋を、某所で参考までに見てきました。これで2m40cm四方の大きさ。幾らぐらいの材料費などが必要なのかな。で、工賃は?

ページの最初に戻る

 

 No.398 2012. 2.11.(Sat) 09:00   晴れ   水温  02.0 ℃  気温 03.0℃ 

 きょう11日は土曜日の祭日で「建国記念日」です。きょうは珍しくスポーツ少年団のサッカーチームの子ども達ではなく、久々に見る野球チームでした。しかも見慣れぬユニフォームの色のチームも大勢来校しているようで、どうも練習試合が行なわれるようです。サッカーチームの親御さんほどでもないにしろ、大人達も多いように思われます。付き添う親も大変だなあ〜なんて横目で見ています。日本列島日本海側は相変わらず大雪に見舞われています。雪害のニュースも頻繁にテレビで観るようになりました。同じ滋賀県でも北と南ではずいぶん冬の気候が違います。日本海から流れ込む寒気は、高い山の無い福井県と滋賀県の県境を楽々越えて、琵琶湖の北部に大雪を降らせます。しかし草津市など県南部は空っ風、北西の風は琵琶湖上を渡ってくるので冷たさも和らぎます。風のない青空が拡がる日中は暖かく感じ、住み良い環境を演出してくれています。草津って「いい処だなあ〜」ってつくづく思います。

ビオの様子を覗く野バト

 きょうの写真から、右一枚目は朽ち始めている観察机の天板、二枚目は一部の部材が朽ち落ちた木柵の様子。3月4日はビオトープの整備の日になっています。この日のビオ整備のメイン作業になるでしょうか。是非興味の有る方は一緒に作業を手伝ってください。ビオの会以外の誰でも参加大歓迎です。三枚目は日当たりが良い水面にアオミドロの発生が観られました。四枚目はイラガの蛹、上部が空き成虫の頭が観えます

ページの最初に戻る

 

 No.397 2012. 2. 4.(Sat) 09:00   晴れ   水温  01.0 ℃  気温 01.0℃ 

 昨日は「節分」。そして今日は「立春」です。しかしこの頃がいつも寒さの頂点にあるようです。一昨日、昨日の両日は北西の風も強く気温もかなり下がったようです。此処のビオトープでも池は連日氷結しました。今朝は5mmほどの氷が観られました。草津の琵琶湖岸では草木に波の飛沫が凍りつく現象が観られ、その冷え込みを感じさせるものでした。かつて昔、琵琶湖の入り江では厳寒の頃は分厚い氷が張り、車が氷上を走っていたといいます。もちろん人も歩いたり、滑ったりという光景もあったそうです。そういう話を聞くと温暖化の事実は否定できないように思います。積雪も30cm以上の時が多々ありました。日本海側の大雪を伝えるニュースが流れていますが、近年雪が少なかっただけに大袈裟な報道になっているのだと思います。地球温暖化の進んでいるのは事実です。CO排出を食い止めるべき努力をしなければ今の子ども達の未来は哀しいものになるかも知れません。みんな認識しましょうヨ。

氷結した二の池

 きょうの写真から、左一枚目は葦(ヨシ)の枯れた穂先の様子。二枚目はサクランボの冬芽。花の蕾になります。三枚目はソメイヨシノ(サクラ)の冬芽。サクランボの芽がツルっとした表面に対し、サクラの芽は産毛を表面にまとっているようにみえます。四枚目はクヌギの冬芽。コレは葉っぱに育ちます。暦では「立春」ですが木の芽は何れも堅く、暖かくなるのをじっと待っています。一ヶ月先の3月4日は整備作業を実施しますヨ。

ページの最初に戻る

 

 No.396 2012. 1.28.(Sat) 09:00   曇り   水温  02.0 ℃  気温 04.0 

 この週は比較的寒い日が続いており、今朝も曇り空で琵琶湖の西岸、比叡山から北の山の端も雪雲の覆われ見ることが出来ません。日本列島の日本海側は近年稀な大雪になっているそうです。しかし、水道菅が凍るほどの寒さもなくビオトープの池が氷結するということは今季の冬は未だにありません。テレビの天気予報が伝えるほど、大袈裟な寒さではないでしょう。1月最終週の土曜日、来週には節分が・・・。まだまだ冬の最中、小さな春を見つけるのも遠い先なんでしょうか。今朝、富士五湖付近で震度5弱の地震を含め、微弱ながら地震が相次ぎおきています。火山性の地震かどうか知りませんが、いよいよ富士山の噴火を呼ぶ兆候なんでしょうか、気に成ります。大噴火でも起きると首都圏は機能停止のパニックになるに違いありません。東南海地震か富士山の噴火か、いよいよ近いものに感じるようになりました。

1月末のビオトープ

 きょうの写真から、右一枚目はマンサクの冬芽。春を待っています。二枚目は導水路の水底に沈むメダカの死骸とカワヂシャの若葉。相変わらず、用水からポンプで吸い上げられたきたと思われるメダカさん。ポンプを沈めてある溜め桝の底で越冬していたものでしょうか。三枚目はイロハモミジのプロペラですが、珍しく3枚プロペラのものが残っていました。四枚目はユズリハの冬芽(新しい葉)と花芽。ユズリハは春になり新しい葉が広がるとそれまで着いていた古い葉は落ちてしまいます。

ページの最初に戻る

前のページ

 

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2012/03/05

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2015/05/02