No.401 〜 No.405

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 No.405 2012. 3.31.(Sat) 09:00   雨   水温  12.0 ℃  気温 14.0℃ 

 3月末日、明日から年度が変わります。渋川小学校の開校以来9年、ビオトープにも深く関り、理解もあったK先生が転勤されることになりました。教職員の異動は当然のことながら遅かれ早かれあるもので、仕方ないことなのかも知れません。此処のビオトープ造りから親交のあった先生方も年を経る毎に数を減らし、新年度以降は二人の先生を残すのみとなりました。変わりに入って来られる先生もあるわけで、今まで以上に理解ある行動をいただき、お付き合いできたら良いと思います。子ども達が卒業しようと、職員が変わろうともビオトープが在ることは事実で、その環境を存続させていかなければ当初の目的から逸脱することになります。これからも渋川小学校を経た子ども達、先生方も同窓会的に「渋川のビオトープ」を見守っていただき、たまに集い、語らいの場となれば嬉しいですね。

雨に濡れる新緑のビオトープ

 朝9時の気温が14℃。小学校を後にする2時間後には9℃にまで気温が下がっていました。これからまだ気温は下がる方向ですよ。それでも一雨ごとに季節は進みます。きょうの写真の一枚目、ソメイヨシノの蕾、ピンク色の花が見えます。二枚目はシダレヤナギの花穂。雨に濡れたヤナギの黄緑色が瑞々しいです。三枚目はマンサク(ジンチョウゲ科)の花。コレで満開状態です。四枚目はヒメオドリコソウ(シソ科)の花。サクランボノ花は終ろうとしていました。実、出来るかな?

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 No.404 2012. 3.24.(Sat) 09:00   雨/曇り   水温  10.0 ℃  気温 11.0℃ 

 暗い土曜日の午前9時です。小雨がパラついています。午後には雨は上がってくるでしょう。この雨の後、また少し気温が下がるかも知れません。しかしビオトープの池の水温も二桁台の数字を示すようになり、水の中でも生き物の姿が観え始めました。校庭のソメイヨシノの桜の蕾も膨らみが感じられるようになり、暖かな春の日差しを待ち焦がれているようでした。やや遅れ気味の開花と言われていますが、昨年同様に入学式の頃には開花するでしょう。きょうのビオトープは確実に“春”の訪れが目に見える状況になってきています。

春一番に姿を見せるアメンボ

 目に見える春、先週には既に土筆が出ていましたし、池の中に魚影を観る事もできました。きょうは水面を走るアメンボが居ました。咲き始めたサクランボの花には早くもハナアブの仲間が訪れています。右の写真一枚目は、ミゾソバの若葉が元気そうです。二枚目ではキショウブの新しい葉が伸びてきています。目に見えて新しい緑が広がりを見せようとしていますよ。三枚目はやっと花が開いたという印象があるサクランボ。昨年より遅い開花ですね。まだ6分程度の感じです。四枚目はやはり咲き始めのトサミズキの花です。トサミズキは昨春の整備作業のおりに幼木植栽したもの。背丈50cmのものです。一年、生き延びてくれました。写真で掲載した外では、シダレヤナギの花穂が観られます。またミツマタの花も開花しました。寒水仙は一時の勢いが途絶え、終りかけているようです。

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No.403 2012. 3.17.(Sat) 09:00   雨   水温  09.0 ℃  気温 10.0℃ 

 暖かい春の雨が降っています。9時の気温が二桁台の10℃まで上っています。このまま遅れ気味だった春本番に駆け込むのでしょうか。東大寺の「お水取り」も終り、きょうは暦で言うところの彼岸の入り≠ナす。週明けの19日は卒業式が控えており、翌20日は彼岸の中日≠ナ「春分の日」。昨年の3月26日は雪が降り3cmほどの積雪を記録し、春の訪れを遅く感じたものでした。さて、今春はどうなんでしょう。気温も水温も上がり、ビオトープの池の中にも生き物の姿が認められるようになってきました。タニシが池の底を這った痕跡が観られたり、恐らくメダカだと思われる魚影も確認できました。ただ池縁にザリガニが出入りしたと思える泥を掻き出した跡も発見!・・・・巣穴らしいものも見つかりました。これから厄介だなあ。。。。

降雨のビオトープ、しっとりとした早春の姿

きょうの写真、左一枚目は「土筆」。今年も春の使者でもあるツクシが顔を見せてくれていました。いつもの場所に出ていますヨ。昨年は19日に写真を撮っていました。ほぼ同時期の顔見せとなっています。二枚目は日本水仙。やや遅咲きでしょうか。三枚目はビオトープ外になりますが、ヒイラギナンテンの黄色い花が開花し始めています。みんな雨を含み、しっとりとした感じがイイ雰囲気です。四枚目は校内もとある場所、キジバトが営巣しており子育てをしている姿がみられました。かつてビオの樹の繁みの中でも見ましたが、子ども達に見つかってしまい来なくなった経過がありましたネ。

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 No.402 2012. 3.10.(Sat) 09:00   晴れ/曇り   水温  06.0 ℃  気温 07.0℃ 

 今朝校庭に入り、一番目に付いたのが日章旗でした。天端まで揚げられておらず半旗の状態でした。明日が3月の11日。東日本大震災から一年。明日の日曜日を見越して前日から弔意を表す意味で半旗にされていたのでしょう。阪神淡路大震災も含めそれぞれの意識の中に置き、いつまでも忘れないようにしたいものです。

 暦で言うところの「啓蟄」が過ぎて5日目、ビオトープでも生き物の気配が感じられるか、きょうは探ってみました。柔らかい陽射しがあり、ユスリカの仲間が飛び交う姿がありましたが、他に目にするものはありませんでした。池の中ではメダカと思われる魚影を確認しましたが、右に左に素早く動く様はメダカではないのかも知れません。アメリカザリガニが泥穴から出入りしたような痕跡が見られました。越冬していたのでしょう。これからが大変だ!。昨年の状況に陥る可能性があります。

ドウダンツツジの新芽

 きょうの写真、やがて開花するであろう花芽を撮りました。もう一週間先には花が咲いているかも知れません。いやあ〜〜寒の戻りが月、火曜頃に来るとか。少しまた遅れる可能性もありますネ。右、二枚目の画像はサクランボ。三枚目はトサミズキの蕾。四枚目はシダレヤナギの花穂が見え始めています。コレも蕾と言えるのでしょう。他にサンシュウ、ミツマタの花の蕾も膨らんできています。サクラの花芽も膨らみが目だってきましたが、サクランボに比べるとまだまだ堅いもので、開花は4月頃になるのかも知れません。春の花が一杯になるのはもう少し先!

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 No.401 2012. 3. 4.(Sun) 09:00   曇り   水温  07.0 ℃  気温 08.0℃ 

 今週は日曜日のレポートになります。平成23年度のビオトープの会の最期の事業となる整備作業の日です。例年3月上旬に実施しているもので、ビオトープの竣工が9年前の3月7日だったこともあり、周年事業的な感覚もあります。卒業して往く6年生やPTAさんを送る気持ちや、新入学児を迎えるための気持ちも込めて施設の修理や植樹も併せたような整備作業を実施してきています。今回学校側の承諾を得て、ビオトープの敷地面積の拡大を計りました。百葉箱の周辺を含む約80u。区切りとなる木柵を建てました。コレでこれまでのビオトープの面積220uを足しておよそ300u(90坪)になりました。新たにエゴノキとヤマボウシの植樹もしました。例によって地盤改良された地面はケミカルで固められており、穴が掘れません。地上に土を盛るかたちでしか木を植えることしかできません。宅地開発などが近隣で行なわれることがあれば、田んぼの土がビオトープに欲しいものです。山≠作りたいですネ。

本日の作業後の風景

 この日の参加者はビオトープの会の会員(地域の人、PTAふれあい部、教職員、市民センター職員)と小学生の子ども達を併せ45名ほどが頑張りました。皆さんお疲れ様でしたあ〜〜。左の写真、上から一枚目は草の刈り込み後の様子。毎度のこと、スッキリし過ぎてしまいました。二枚目は木柵の足固めなどの作業中。三枚目はヤマボウシを植樹。四枚目は修理した土留めです。

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最終更新日 : 2012/04/07

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