No.411 〜 No.415

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 No.415 2012. 6.16(Sat) 09:00   雨  水温  20.0 ℃  気温 21.0℃ 

 先週の土曜日も雨で、今週も。梅雨空と言えばそれまでですが、せめてこの時間帯だけでも傘をささずに済む天気になって欲しいものです。朝から台風4号のニュースや、徳島県で竜巻発生注意報なんて言うテロップがテレビ画面に映っていました。この夏の不穏な気象状況を示しているのかも知れません。6月も半ば、週が変わればすぐに「夏至」。2012年も半分過ぎた感が頭を過るのは私だけでしょうか。来週の土曜日は本年度第1回目の整備観察会です。雨の天気じゃなくて観察日和になってくれることを願うばかりです。雨の日はほとんど生き物の姿を観ることが出来ませんからね。生き物の居ないビオトープは面白くありません。雨の日は池の水も濁り、水中の観察も興味が半減します。きょうも先週に続き膝から下がびしょ濡れになるところでしたが、長靴を履きビオに入りましたのでさほど濡れることはありませんでした。・・・・・しかしやっぱり濡れました。

背丈を増すガマ(二の溜り)

 来週には一部草等が刈り取られることが予想されるビオトープのようす。左画像一枚目は梅雨時の定番ニホンアマガエル。二枚目はツバメシジミ(シジミチョウ科)の♂。三枚目はホタルブクロ(キキョウ科)の紅白が咲き揃いましたよ。四枚目はガマ同様に背丈をどんどん増しているヨシ。低学年の子ども達の目線の高さでで観ればこんな感じなんでしょうか。先が見えない繁みの中って感じがするのでしょう。

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 No.414 2012. 6. 9(Sat) 09:00   雨  水温  19.0 ℃  気温 20.0℃ 

 昨日の午後から降り出した雨。久し振りにしっかりとした雨脚で、たっぷりの湿りが大地にもたらされたようにおもいます。そして昨日には「入梅」が発表になりました。これでビオトープの植栽への灌水作業が助かるでしょう。先週の土曜日は都合により、ビオトープ通信をお休みにしましたが二週間を経てビオトープはより一層に草丈が伸びています。雨の中の観察、繁みに着いた水滴で足元がずぶ濡れになってしまいました。一昨日四年生の授業に出、ビオトープに子ども達と観察にはいりましたが、その時はイトトンボやシジミチョウ、ゾウムシハチ、アブ、ガ、ハエ、クモまで観られましたが今朝は雨の中生き物の姿はほとんど観ることはありませんでした。池の中では子メダカを確認、今のところザリガニの目撃報告もなく推移しており、ちょっと安堵です。

コレは菜園のビワの実の様子、完熟まであとすこし

きょうの写真から、右一枚目はまだ死んで間がないようなドジョウが3尾、二の池に浮いていました。以前からこのビオトープに居ついているドジョウとはちょっと姿形が違っており、10cm強もあるおおきな成体のもので、誰かが故意に入れたのかも知れません。水が合わずに死んだのかも知れません。二枚目はガガンボ。今日のハエ以外に見つけた唯一の地上の生き物です。三枚目はクロガネモチの花。四枚目はアラカシのドングリの赤ちゃん。晩秋までには大きく育つでしょう。

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 No.413 2012. 5.26(Sat) 09:00   晴れ  水温  18.0 ℃  気温 19.0℃ 

 昨日は久し振りに雨が降ったように思います。ビオトープ内の植栽物に灌水の必要性を感じていたところでした。今朝は緑に水分補給が出来たようで新鮮さがありました。9時の気温は19℃。快晴ではありませんがよく晴れています。観察中の背中に受ける日差しはグイグイ上っていそうな気温を感じます。紫外線も強くなっているのでしょう。今週の週初めの天体ショーを皆さんは楽しまれたでしょうか。日本において完全な形で観られるものでは932年振りの金環日食だそうです。薄雲がかかっていましたが、恐らく誰もが観ることができたことと思います。太陽と地球の間に月が位置することで、互いを引き付け合う引力に微妙な変化が起き、地球の殻に相当する大地が引っ張られたり、押されたりの影響が出て地震を誘発するということも在り得るそうです。日食を観測された地域で、数ヶ月の間に大地震があったという歴史もあるそうです。

キショウブの蜜か花粉を求めてやってきたハナバチ

 きょうの写真から、左一枚目は5月も下旬のビオトープの入り口正面の風景。画面左奥に高層住宅が建ち並らびます。二枚目はビラカンサス(バラ科)の花が真っ盛りに咲いています。三枚目はコバンソウ(イネ科)の穂で、シベが見えるのですが画面ではちょっと見えないかな。四枚目もイネ科の植物でチガヤの穂先です。茶色の垂れ下がるのがオシベで、赤紫色に見えるのがメシベ。ビオトープでは今、イネ科の植物が数多く種類を観ることができます。イネ科アレルギーの人は辛いかな。

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No.412 2012. 5.19(Sat) 09:00   晴れ  水温  16.0 ℃  気温 17.0℃ 

 やや霞み気味ではありますが、五月晴れ快晴の空になっています。気温は17℃。清々しく感じます。しかしこのあと夏日の予報が出ており、暑くなりそうですよ。市内を離れ、郊外の農地ではGWに始まった田植えが一通り終ったようで、田んぼ一面に張られた水面には稚苗が微風に揺れ、映った青空と陽の光が眩しいです。そんな景色からも五月の強い紫外線を感じたりしています。職員室西の花壇は春の花盛りを迎えており、幾種もの花を観賞することが出来ます。花壇一面を覆っていた芝桜はすでに終っていますが、ノースポールやマーガレットのキク科の花が広く植えられておりその花のピークを感じる勢いを観ることができます。やや時期を遅くして満開状態になっているシャクナゲは艶やかです。昨日、今年度のPTA総会が開催されました。で、今年もPTAの皆さんの前でビオトープ活動についての理解と協力を求めるお話をさせていただきました。

花壇シャクナゲ、見頃です

 今日の写真から右一枚目は、先週紹介したサクランボの樹。それこそたわわに実っていた実が有りましたが見事に今日は無くなっていました。スゴイ。二枚目は早春のビオトープ整備作業で植栽したエゴノキ。沢山の白い花が見事に咲きました。この夏に枯らしたくないですね。灌水のお世話が気になりところです。ヤマボウシの花は咲く様子がありませんでした。来春かな?。三枚目はクスノキの花。クスノキも花盛りを迎えようとしています。四枚目はキアゲハの春型。いつ見ても奇麗です。

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 No.411 2012. 5.12(Sat) 09:00   曇り  水温  13.0 ℃  気温 14.0℃ 

 空は暗く、気温は14℃。時々雨粒が落ちてきます。肌寒いです。少し前、日中が夏日になる日が何度かあっただけに寒さを感じます。冬型の気圧配置で北海道では降雪になっているところもあるとか聞きます。5月だと言うのに大雨、突風おまけに竜巻までが発生する異常な気象状態になっていますね。日本だけの現象じゃなくて世界中で起きている現象らしく、地球規模での気象異変が目立つようになっています。原発稼動問題でこの夏の電力不足が危惧されていますが、それ以前に迫り来る地球上の気象異変に対処できるように、世界各国の協調施策が必要視されてもイイと思うのですが・・・。ビオトープの動植物達もきっと何かを感じているかも知れませんよ。何事も無い日常、平穏な自然環境に守られて毎日があるように、自然の再生・復元はそのためには大切な活動といえるでしょう。色んな意味で、原発を東京お台場に作ればいいのになんて思っちゃいます。

食べ頃を迎えているサクランボの実

 きょうの写真、左一枚目は南から北方向を観たビオトープの様子。キショウブの花が一番奇麗な時期だと思います。しかしながらキショウブはビオトープに不似合いな滋賀県の特定外来種に指定されている植物です。二枚目はアカツメグサの花の咲き始め。三枚目はマメツブツメグサ。何れもマメ科の植物です。四枚目はマメ科の葉に着くフタスジヒメハムシ(ハムシ科)体長は3mmほどの小さなハムシです。

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最終更新日 : 2012/12/15

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最終更新日 : 2015/05/02