No.451 〜 No.455

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 No.455 2013.05.11(Sat)  9:00  雨  水温  15.0 ℃  気温 16.0℃ 

 午前9時、小雨が降っています。しばらく雨の日がなかったように思います。昨日まではよく晴れの日が続き、空気が乾燥していました。植木への潅水が気になっていたところです。五月雨、郊外の田園地帯も田植えが施され田んぼは一面水が張られて状態で、この雨で空気はしっぽり潤された感じがします。視界は悪く1km先の高層住宅が霞んでいます。しかし満たされた水蒸気で息をするのも楽な気がします。自然に優しくビオトープの緑に限らず、新緑の勢いを後押しするような、この様な降雨の日ならおおいに歓迎です。熟れ始めたさくらんぼが雨滴に包まれ、新鮮美味の様相を呈し「食べてみて!」って訴えて来るようで、一粒、二粒・・・・10粒以上口に入れました。無農薬でいいですネ。今年は周辺の緑が濃く、子ども達の目からも逃れられているのかしっかり数多く木に着いていました。数日後には鳥か、子ども達によってすっかり収穫されてしまうのでしょう。

熟れ頃、食べ頃 サクランボ

 きょうの写真から、左一枚目は雨に煙る市街地方向を見ています。ビオトープの緑も濃くなってきました。二枚目はビオトープ内部、キショウブの花が咲き始めています。キショウブは滋賀県の特定外来種指定植物です。三枚目の画像はヨシの茎に着いた水滴。水滴の向こうに校舎が見えていますよ。四枚目は、柚子の花の蕾ですが、雨滴にすっぽり包まれています。雨が降る土曜日の朝、生き物の姿を観ることはなく、水滴を撮ることに夢中になりました。

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 No.454 2013.05.04(Sat)  9:00  晴  水温  13.0 ℃  気温 14.0℃ 

 5月に入りました。日本列島を季節はずれの寒気が包んでいるそうで、例年より気温は低めだそうです。朝方は寒かったです。不安定な空模様で、春先のような荒れた気象現象に気をつけましょうと言うニュースが流れています。それでも、午前中は爽やかな晴れの天気になっています。昨日の5月3日は渋川学区内の神社でもある伊砂砂神社の祭礼の日。午後、不安定な天気で午後に一時小雨がパラつきましたが、それまでのまずまず晴れの空の下お神輿の巡行が行われました。子ども達のお神輿も4基、170人もの小学生が交代をしながら元気よく担いでいました。

 ビオトープも5月、しかし気温が低めの春の中旬の頃の陽気ながら草木の生育は順調に進んでいるようです。ヨシが先週に比べ30cm以上も伸びています。またキショウブの花の蕾も出てきています。

イツネノボタン(キンポウゲ科)

 今日の写真、右一枚目は昨日のお祭りの子ども神輿の一つ、神社の鳥居を出るところです。4基のお神輿を子ども達は鉢巻の色分けをして分担しています。二枚目はビオトープの四の溜まりのヨシ、背丈がグングン伸ばしてきています。三枚目はカワヂシャの茎にルリハムシが隠れていました。四枚目はニホンカブラハバチ(ハバチ科)だと思われます。7〜8mmぐらい、ダイコン、カブ、ナズナなどアブラナ科の植物に集まります。ニホンチュウレンジに似ますが、背部まで橙色なのがニホンカブラハバチ。

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 No.453 2013.04.27(Sat)  9:00  晴  水温  16.0 ℃  気温 17.0℃ 

 今朝、未明までに降った雨で隣接宅地造成工事現場から排出されたであろう濁水が用水路を流れ、ビオトープのポンプ枡まで入り込んできていました。宅地造成工事が続く限り、濁水の流入は避けられないのか?・・・造成が終われば、この一帯の雨水は南方向へ導かれることで、ビオトープの関係用水路には入ってこないと思いますが、説明を聞いていないのでよく解りません。造成地を観ていると、これまでの地面高さから1m以上かさ上げされた敷地を作っているようで、道路面になるであろう側溝の高さがかなり高い位置に作られています。当然、宅地は地盤改良をしながら盛土がされていってるみたいです。恐らく造成後すぐに分譲が行われるでしょうが、近々に建物を建てる路盤としてはどうかな?って思うのですが、まっ関係ないか。ビオトープにはチョウが舞っています。モンシロチョウ、ナミアゲハ。それぞれ2頭、3頭・・・求婚の最中だったのでしょうか。春本番になってきました。

ヤナギもポプラも新緑に輝いて・・・

 きょうの写真から、左一枚目はザリガニが出現!で捕獲用の網を沈めました。昨年秋までに根絶しきれていなかったのでしょう。逃げ延び、越冬したモノが子孫を増やしたのでしょう。せっかくメダカの数が増えつつあるのに心配です。ヨシの背丈もぐんぐんと伸びてきています。二枚目はアラカシの花です。三枚目はサクランボ。大きく膨らみつつありますよ。熟すまでもう少し。四枚目は3頭が絡みながら舞っていました、ナミアゲハ。

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 No.452 2013.04.20(Sat)  9:00  晴  水温  9.0 ℃  気温 10.0℃ 

 一昨日の気温が日中28℃まで上がっていました。昨日きょうは寒の戻り。北寄りの風がやや強く、ヒンヤリとしています。午後からは下り坂の予報、久し振りに雨が降ってくれるでしょうか。ビオトープは植木達のためには乾燥注意報です。たっぷりとした雨量が欲しいところです。きょう20日は「穀雨」百穀春雨に潤う≠セそうです。気温は低めですが、日差しは暖かです。池の水面にはメダカの姿があり、メダカでも日向ぼっこでをするのか、日差しが当たる溜まりに集っていました。ビオトープの巻貝の一つ、カワニナも動きがイイですよ。

流れの石を登るカワニナ

 今日の写真から、右一枚目はヤマモミジの花。この季節カエデ科の花が咲く頃です。一つの木で雌雄別々に花が着きます。画像の上の花が雌花で、ちゃんとプロペラが見えています。下の花が雄花で、雄しべが長く伸びています。二枚目は、クヌギの新しい葉っぱが出てきました。それまでくっ着いていた枯葉はようやく散ってしまいました。黄緑色よりもなお白っぽく見える葉は新鮮です。三枚目は花壇のツツジ。例年より早く満開になっています。四枚面はコノテガシワの葉に留まったモンシロチョウ。翅を広げることが希なチョウですが、気温が低いせで日光浴をすることで体を温めているのでしょう。少し近づいても飛び立ちはしませんでした。色形が良く、この春になってから生まれたものらしく春型≠ニ呼ばれるものでしょう。これから菜の花畑などで繁殖するのでしょう。

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 No.451 2013.04.13(Sat)  9:00  快晴  水温  8.0 ℃  気温 9.0℃ 

 今朝の5時33分、久し振りに揺れ≠感じた地震がありました。草津市は震度3との発表がありました。震源地は淡路島で震度6弱でした。余談ではありますが、草津市からの危機管理情報のメールが入ったのは役2時間半後の8時ちょうどでした。ちょっと情報が遅過ぎじゃないですかと突っ込みを入れたい衝動に駆られました。どうなんでしょう?・・・気象の不順さ、地震も含めビオトープや自然環境に何か影響があるのではという心配があります。

 4月に入り、さくらの花が駆け足で咲き、散っていきました。さくらの花の咲き始めは、このまま一気に春が過ぎて、初夏へと季節がすすむのかと思いましたが、ここにきてやや冷え込みを感じる毎日が続いています。日陰にいると寒いぐらいです。ビオトープの全体を眺めれば、確実に緑が豊かになってきているのが解ります。木樹の若葉が育っています。

緑が豊かになりつつあります・・・

 ビオトープの池の縁だけでなく、池の中からも水底から伸びたヨシやガマの新芽が元気よく伸びてきています。きょうの写真の左一枚目、二の溜まりのガマの新芽。3月にガマの根から相当数間引きをしたのですが、新芽をみているとまた広がったように思われます。二枚目はドウダンツツジの花が咲き始めていますよ。やや寒さを感じる昨日今日ですが、やはり季節は早めに進んでいるのかと感じますね。三枚目はクヌギの新芽。まだ枝には古い枯葉が残っています。四枚目はエゴノキの花芽が見えます。。。。

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 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2013/06/22

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