No.461 〜 No.465

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 No.465  2013.07.27(Sat)  9:00   晴れ・曇り  水温  28.0 ℃  気温 29.0℃ 

 暦で言うところの「大暑」も過ぎ、夏本番になっています。連日の猛暑にはうんざり、汗が出る出るで人間干物になりそうです。午前9時、青空は見えるものの薄い雲が拡がっています。ここのところのビオトープ、暑さのせいでしょうか虫達の姿があまり観られません。シオカラトンボが水面近くをパトロールしているぐらいです。バッタ類やハチ、アブも観ないです。ハムシやカメムシも居ません。池の中のメダカは多くはないですが、その姿を追うことぐらいはできます。他に池の底を素早く動く魚がいたり、エビなども普段通り確認することはできます。夏とは言え、あまり活発な動きのないビオトープ、7月最後の土曜日です。

ホウキポプラの木先と薄曇りの空

 きょうの写真から、左一枚目2本の木がありますが、左はビオトープ設置時に植栽したアラカシで、右は学校開校時に植栽されていたクスノキです。クスノキも早く大きく育つ樹ですが、アラカシの方が樹勢が良く育っているようにみえます。二枚目はネズミムギ(?)またはナギナタガヤと思われるイネ科の花です。黄色く垂れ下がるのが雄花でブラシ状のものが雌花です。三枚目はキシュウスズメノヒエの花序。四枚めはシロチメグサの花に来たアカガネコハナバチの雌かと思われます。8月24日土曜日は小学校環境一斉整備作業の日になっています。ビオトープもこの日に新学期を迎えるための整備作業を実施します。夏休みの宿題に役立つかどうか、観察会を整備作業の前に併せて行いますので、興味のある方は参加してください。

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 No.464  2013.07.20(Sat)  9:00   晴れ  水温  25.0 ℃  気温 26.0℃ 

 午前9時の気温が26℃です。空は晴れ、清々しく感じます。しかしながら背中に当たる日差しは徐々に厚さを増してきているのが判ります。すぐに気温は上昇すうでしょう。今日もきっと猛暑、酷暑になると思いました。市民センターの玄関先に大きなバスと、マイクロバスの2台が止まっていましたがわんぱくプラザ≠ナ子ども達が桐生自然公園へ川遊びを兼ね、デイキャンプに出掛けるところでした。たくさんの参加者が集まったようです。実行委員の皆様にはご苦労さまです。夏休み最初の土曜日、良い思い出を作ってあげて欲しいと思います。で、小学校は今日から夏休み入りました。かつて夏休みの開始日は7月25日だと決められており、8月30日までのものでした。近年は7月中旬には猛暑日の日が続くこともあってか、休みの始まりを早められるようになりました。これは温暖化の影響もあるのでしょう、全国的に夏休み開始日の前倒しが行われています。雨量が少なくて、期間も短かった「梅雨」は、此処のビオトープでは水縁以外の植木等の潅水不足が心配の種になっています。夏休みに突入したことで、教職員の登校もまばらな様子で水蒔きが徹底出来ないかも知れません。枯死が心配な木があります。

職員室の南の窓 グリーンカーテン ゴーヤ

 今日の写真から、右一枚目は一の溜り、先日の整備作業時に多めにキショウブを間引くことができ、水面が開けてみえます。キショウブの代わりにショウブ≠増やそうとしています。二枚目は繰り返し開花するスイレン。三枚目はシオカラトンボの若い♂です。四枚目は、この日も釣り上げたザリガニ。1時間ほどで3匹ゲットしました。既に成体になっており増殖が懸念されます。

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 No.463  2013.07.13(Sat)  9:00   曇り  水温  30.0 ℃  気温 31.0℃ 

 先週のビオトープ通信は勝手ながらお休みさせていただきました。整備作業の日から一気に半月振りのレポートになります。雨が降らず終いの梅雨が明けて35℃を越す酷暑・猛暑の日が続いていました。ビオトープの通路は白く乾ききっていました。水縁以外の緑は元気なく瀕死状態に近い様相を呈しています。しかし、今日午後には降雨の予想も出ていました。雨を期待しましょう。今朝のグラウンドは野球やサッカーをする子ども達の姿もなく、遊具で遊ぶ子どもも見当たりません。静か過ぎるグラウンドは、空の薄暗さもあり湿度が高く澱んだ空気は肌にまとわりつき、重く感じました。

当ビオトープの蓮事情

 梅雨明けが発表になり夏本番、しかしながら太陽が照りつける酷暑続きの毎日。ビオトープは本来の緑豊かな様子が見えません。水縁以外は枯死寸前のように感じられます。適度な降雨が欲しいものです。水縁の緑は元気です。きょうの写真から、左一枚目はジュズダマの様子。葉は背丈も高く繁りを見せ、早くも花を咲かせ始めています。二枚目、セリの白い花も咲きだしました。三枚目は柚子の実。2、3個ですが既に10mm程度の大きさに育っています。四枚目は一の橋から二の溜り方向を見たものです。ジュズダマの繁りがよく解ります。

 もう来週土曜日からは小学校は夏休みに入るそうです。早いのかも知れませんが、その代わりに休みの終わりは8月の25日までだそうです。7月の猛暑もありますが、時代の流れと言うものでしょうか。猛暑の原因は地球温暖化の兆候とハッキリ断言すべきでしょう。

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 No.462  2013.06.29(Sat)  9:00   晴れ  水温  23.0 ℃  気温 24.0℃ 

 きょうは今年度第一回目の整備観察会の実施日でした。一週間前の天気予報に反して晴れてしまいました。晴れは有難いのですが6月末とは言え、炎天下は梅雨時で蒸し暑くて堪えます。適度に曇り空が良いのですがね。参加者が来る前にビオトープを様子をチェック。大勢の人が入る前に生き物を観察、ベニシジミ、ヤマトシジミ、シオカラトンボ、アオモンイトトンボ、バッタの幼虫などを観ることができました。池の中ではメダカの姿もそこそこ数を確認することができました。保護植物に黄色旗を立てて刈り取らない様に注意を促すようにしています。作業前にも皆さんに保護植物と駆除が必要な植物の説明をします。勢力を延ばすモノは間引きを指示します。これで先ず、観察会から始めます。子ども達にはザリガニ釣りのアイテムや、タモを与え、自由にビオトープの生き物を捕ることを奨めましたが、やはり大勢の人影に生き物は姿を隠してしまいました。収穫は少なかったようです。

新設の木柵と三年前の木柵

 30分間程の観察会を終え、いよいよ整備作業に入ります。今回の作業は夏草刈りと木柵の修理・新設、水路の土砂揚げが主な作業です。新設する木柵は簡単なものではありますが、日常の子ども達の接近を抑制することと、ビオトープのエリア拡大をすすめる狙いがあります。三年前に設置した木柵部分も含め、木樹を植えるスペースが拡張されました。積極的に植物の移植も考えていきたいですね。しかしビオトープ全体の土壌が痩せてきているようで、既存の樹木等に勢いを感じられなくなってきているのが現状で、今のところ心配でもあります。

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 No.461  2013.06.22(Sat)  9:00   曇り  水温  22.0 ℃  気温 23.0℃ 

  今週、台風の接近でようやく梅雨空になりました。乾ききっていたビオトープの緑は一応の潤いを得て、元気に蘇ったように見えました。この時期は適度に降雨がないと日本の自然は変異を起こすことでしょう。梅雨時があってこそ日本の自然が保たれています。初夏の花が一通り終わってビオトープ内は彩に欠けるところがありますが、歓迎されないヒメジョンの白い花がポツポツと観られます。来週には整備観察会を予定しています。ザリガニとともに特定外来種の駆除作業も実施します。きょうもザリガニ3匹を駆除しましたよ。昨日の21日は「夏至」でした。日中の長さが一番長いとされていますが、日の入りは夏至以降一週間先ぐらいが一番遅いとされており、その分日の出は夏至以前一週間前ぐらいが一番早いと言われています。季節、日々の巡りは早く一年の後半に突入してしまったという感じがします。

エゴノキの実

 今週の写真から、左一枚目は二の溜りのガマ、新穂が出てきています。この時期の穂は2段になっており、上が雄花穂で下が雌花穂ということになります。二枚目は柚子の実、まだ5mmほどの小さなモノです。三枚目はピラカンサスの実。晩秋には真赤に熟します。四枚目はシオカラトンボの♀。♂の姿も観ました。産卵にやって来たのでしょう。ザリガニが出現したここ3年間はヤゴの姿が見られなくなりました。イトトンボも観られなくなりました。みんなザリガニの餌食になっているのは確かでしょう。

 

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最終更新日 : 2013/09/07

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