No.471 〜 No.475

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 No.475  2013.10.12(Sat)  9:00   晴れ/曇り  水温  22.0 ℃  気温 23.0℃ 

 先週の土曜日の台風23号は、この地方ではさほどの影響もなく、日本海を遠く過ぎ去って往きました。雨の心配もありましたが、僅かに湿りをもたらした程度で済み翌日に控えた学区運動会の前日準備も出来ました。そして日曜日の運動会は空を気にすることなく実施することができました。ただ、今日もそうですが気温が高い日が続いています。10月も中旬だというのに日中の気温は30℃になる日がここのところありました。今日の空は青空が5割程度だけで、雨雲ではないにしろ低い位置に重そうな雲が占めます。湿っぽく暑さを感じる午前9時です。本来の秋の清々しい澄んだ青空が見られるのは何時頃になるのでしょう。10月の8日は暦でいうところの「寒露」。山の紅葉のニュースが聞こえますが、此処、里の秋はまだまだ遠いといえましょう。ビオトープは秋の草花、ミゾソバのピンク色の金平糖を散らしたように咲き揃ってきています。

北方向は青空、南方向は雲がいっぱい

 きょうの写真はミゾソバの花に集まって来たものを撮ってみました。左一枚目はミツバチ、秋の収穫に精が出ます。二枚目はハナアブ科のオオハナアブの♀。三枚目もハナアブ科でキゴシハナアブの♂のようです。ハナアブの仲間も花粉や蜜を食べています。四枚目は、ナミアゲハ(アゲハチョウ科)。やはり蜜を求めてやって来ました。真夏にはあまり気にしていませんでしたが、最近は蜘蛛の巣が気になりだしました。コガネグモの網が目立ち、餌食になった虫の残骸が網に残っていたりします。トンボやガと思われる残骸が引っ掛かっていました。と、いうことは生き物達は豊かなのかな。などと思いました。

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 No.474  2013.10.05(Sat)  9:00   曇り/雨  水温  21.0 ℃  気温 22.0℃ 

 きょうは沖縄近くを西進する台風23号の影響なのでしょうか、未明から小雨が降り出していました。9時の時点では雨は止んでうます。降水確率午前60%、午後は70%と微妙な空模様にあり、本来なら小学校のグラウンドは学区民運動会の前日準備が行われることになっているのですが、人の姿はまだ見えません。明日の予報は晴れマークが出ていました。グラウンドに石膏ラインが引くことが出来れば、恐らく実施されることになるでしょう。雨が降らなければ、快晴の青空よりコンディションは良いのかも知れませんね。しばらくの間、雨が無かったビオトープ。雨で潤って緑が生き返ったように新鮮にみえました。10月に入り、秋の草花が咲き揃いです。希少種のオギノツメ(キツネノマゴ科)の花が出ていました。ここのビオでも一時は出なくなっていたものなのですが、よく残っていたものです。

ヨメナの花に混じってミゾソバの花も・・・

 きょうの写真から、右一枚目はミジソバ(タデ科)の花。例年この花を見かけると、やっと秋を感じる頃になったと思います。二枚目はヨモギ(キク科)の花です。拡大して見るとこんな風になっていますよ。三枚目はヤナギタデの花(タデ科)。サクラタデに混じって出ていました。四枚目が、オギノツメと呼ばれる希少種の花です。図鑑を調べると静岡県以西に分布するが、地域によっては絶滅危惧種に指定されている所もあるそうです。このほか、ヨメナの花もたくさんの花を見せてくれています。落葉樹の紅葉がそろそろ始まっているようで、緑が褪せてきています。

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 No.473  2013.09.21(Sat)  9:00   快晴  水温  21.0 ℃  気温 22.0℃ 

 午前9時の気温が22℃。快適な温度と言えましょう。しかし日射が強く、背中に当たる日差しがじりじりと気温を上げているように感じます。台風18号が過ぎた後、澄み切った青空の毎日が続いており、一昨日の夜空はフルムーンの十五夜がクッキリと艶やかな姿を見せてくれました。そして昨日からは秋のお彼岸の入り。ビオトープの彼岸花も一斉に花を開き始めました。緑の中の真っ赤な色が目を引きます。日中は残暑厳しくまだまだ厳しく30℃を越えていますが、空気が乾燥していることで助けられています。一日の気温差が大きく体調管理をしっかりとしたいものです。きょうの午前中、体育館では明日の学区敬老会の準備が行われました。体育館一杯に並べられた机、椅子を見てその多さにびっくり。参加率は低いと聞きますが、数年前から比べると異常な増え方に驚くばかりです。

紅白揃い踏み タナスダレとヒガンバナ

きょうの写真から、左一枚目は一の溜り越に見たものでヒガンバナがところどころで咲き始め、その赤さを誇っているようです。二枚目はあまり喜ばしはないのですが、アメリカセンダングサの花が見られました。種がひっつき虫になりますね。三枚目はイヌコウジュ(シソ科)も花を付け始めています。この画像の下方にハナギモが居るのがわりますか。四枚目は“ガ”じゃないですよ、チョウの仲間のチャバネセセリ(セセリチョウ科)です。ここのビオトープではもう一種、イチモンジセセリが頻繁に観られます。

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 No.472  2013.09.14(Sat)  9:00   曇り/晴れ  水温  29.0 ℃  気温 30.0℃ 

 9月も半ば、二週間後の28日に運動会が開催されます。夏休み明け以降の残暑が厳しく続く中、子ども達は毎日練習に励んでいます。きょうは台風の接近が懸念されており、そのせいか暑く、湿った空気が流れ込んできているとのことでかなりの蒸し暑さあります。この後、連休は台風の動きが気になり雨の降り方にも注意をしなくてはならないでしょう。来週には秋のお彼岸を迎えます。徐々に夕暮れも早くなってきています。この時期に合わせるように、ちゃんと彼岸花が咲こうと、花茎を伸ばし蕾を膨らませていました。来週あたにはビオトープは真っ赤な花が咲き揃うことでしょう。周りの景色も、少しずつですが秋色に変わってきているように感じます。緑が色濃く感じた真夏でしたが、やや色あせをしてきたように思われ、生き物達の姿でもやはり秋の雰囲気が観られます。もっと凌ぎ易い秋の空気になって欲しいですね。

シオカラトンボ ♂

 きょうの写真から、秋の予感を感じさせてくれる生き物達の姿を捉えました。右一枚目は赤トンボの代表格、アキアカネの♂(トンボ科アカネ属)です。今季、初見です。出現が少し早いのかなあ。本来先に出会うであろうナツアカネをまだ観ていません。二枚目はモンキチョウ(シロチョウ科)ですが、これも形のよく整った秋型のように思われます。三枚目はホソヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)10mm前後のイネ科の植物を食します。四枚目はヒガンバナの蕾。お彼岸にあたる来週あたりには花が咲き揃っているでしょう。またツマグロヒョウモンの姿をたくさん観ました。まだこれから繁殖をくりかえしていきそうです。

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 No.471  2013.09.07(Sat)  9:00   雨  水温  23.0 ℃  気温 24.0℃ 

 9月7日土曜日、暦で言うところの二四節季の一つ「白露」だそうです。“気界冷露白し”大気は冷えて露も降りる頃のようですが、晴れていれば、日中残暑をまだまだ感じます。9月に入り台風の接近等もあり、雨の日が多く気温が低く感じますが、平年並みとのこと。きょう9時の気温は24度、小雨が降っています。湿度の高さを感じますが、かなり凌ぎやすくなってきています。真夏、暑過ぎて生き物の姿をあまり観ることがありませんでしたが、気温の低下とともに虫達の気配も感じるようになりました。ビオトープを歩くと下草が伸びてきた中にバッタ類が飛び跳ね出ます。チョウやトンボの姿もあります。池の中ではメダカもしっかり観てとれます。真夏より、ここに来てようやくビオトープらしさを感じるようになりました。

8月末の整備作業以降、下草も生え揃ってきました

 きょうの写真から、きょうは生き物ばかり4点の掲載。左一枚目はスズバチ(ドロバチ科)、20mm前後の大きさがあり、トックリバチと呼ばれるモノよりも大きいです。二枚目はハグロトンボの♂のようで、今年よく目にします。此処で棲息し始めたかな。三枚目はヒメジャノメ、日陰を好むチョウで、このビオトープで観るのは珍しいでしょう。四枚目はツマグロヒョウモン♀。降り出した雨を避けるように木の葉の裏に身を潜めました。ツマグロヒョウモンは街中でもよく観ます。幼虫はスミレ、パンジー、ビオラなどの葉を食草としているため、園芸種の多い街中でも広く生息することが可能なのでしょう。コレから秋型の固体が出現してきます。

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最終更新日 : 2013/10/19

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