No.476 〜 No.480

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 No.480 2013.12.14(Sat)  9:00     晴   水温  4.0 ℃  気温 5.0℃ 

 12月中旬「大雪」も過ぎ、寒さが増してきています。昨日の寒冷前線の通過後、気温はグッ〜〜と下がったように思いました。今朝、琵琶湖の西岸の比良山系は今季二度目の冠雪した景色を見ることができました。人工降雪機を一部設備するびわ湖バレースキー場も年末にはオープンするそうです。当小学校のスキー教室は1月31日の予定。5年生が対象で毎年続けられています。近年、滋賀県南部の小学校ではスキー教室の実施を見送っているところが多いそうです。結構準備、安全などで大変だということ。せっかく身近に豊かな自然を有しながら、利用出来てないのは残念なことだと思います。今朝のビオトープは落葉が進み、陽射しが差込み明るさ一杯で、気温が低いもののさほどの冷たさも感じません。スズメ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、珍しくジョウビタキの姿を観ることが出来ました。冬の野鳥たちがビオトープを訪問してくれるのは嬉しいですね。池の中を含め、生き物の姿が見えなくなってきています。

今季2度目?・・・冠雪した比良の山並み

 今日の写真から、右一枚目はビオトープの柚子。わずか背丈50cmほどの樹に3個の実を付けています。本来もう少し樹高があったのですが、夏の灌水不足もあり、枝先が傷むなどして辛うじて生き延びています。二枚目はピラカンサス。この樹は手入れなくても強く育つようです。またこの場所に人の手で植えられたものでもないのですから。三枚目は枯れ葉がしっかり枝に残るクヌギの樹。陽に当るとそれなりに枯れ葉は奇麗に輝き、美しくも思います。四枚目はトサミズキの冬芽です。

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 No.479 2013.12.07(Sat)  9:00     晴   水温  7.0 ℃  気温 8.0℃ 

 12月、師走に入りました、気忙しいですね。きょうわんぱくプラザ≠フ事業で餅つき大会が市民センターで行なわれていて賑やかでした。子ども達に人気の事業として毎年恒例化していますが、本来の趣旨・目的がはっきりしているのか気掛かりです。ビオトープ関係者としてはどうでもいいことですが。この土曜日も空は快晴です。中国からの2,5PMの飛来が心配されていますが、昨日は晴れていても空は薄く濁った水色をしていましたが、きょうはスッキリと青空が拡がっています。気温8℃、風があり寒さを感じます。まださほど冷たさを感じることはないですね。紅葉はそろそろ散り納めを迎えており、風で木の葉が飛ばされていきます。ビオトープは風通しが良くなり、陽が入ることで明るく開けてきました。先日、ビオトープにといって或る人から柿の苗木を頂きました。何処へ植えましょうか。百葉箱近くに場所をもうけましょう。根付くかな?

明るい陽射しが差し込むビオトープ

 ビオトープも晩秋から初冬へ、きょうの写真から左一枚目はホウキポプラの見事な黄葉。葉っぱに艶があり、陽の光にキラキラと輝き、銀杏に負けないぐらいの美しさがあります。風にあおられヒラヒラと葉っぱが枝から離れ、飛んでいきます。ちょっと寂しい風景でしょうか。二枚目は三の溜りのヨシ。葦もいよいよ冬枯れへと様変わりしていきそうです。三枚目は先週も画像を載せましたが、イロハモミジの紅葉です。葉裏を逆光で観る紅葉は奇麗です。四枚目は菜園のビワの花。ビワの花は冬に咲きますヨ。ビオトープのビワはまだ花芽が付きません。

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 No.478  2013.11.30(Sat)  9:00   晴     水温  5.0 ℃  気温 6.0℃ 

 HP管理人は10月・11月、忙殺寸前の怒涛に二ヶ月でした。明日から12月、またそれなりに忙しさが巡ってきます。毎週土曜日に続けてきたレポートの配信が途切れ勝ちになっていました。また頑張って更新をしていこうと思いますのでヨロシクお願いします。晩秋というか、初冬といえるのか今朝未明の気温は3℃。9時で6℃になっています。空は薄日ですが、日中は良く晴れそうです。この秋のビオトープの木樹の紅葉は奇麗に色付いたように思います。サクラの葉は8割方散ってしまいました。マンサク・トサミズキ・ヤマボウシ・エゴノキも僅かに葉っぱを残している状態です。ジュズダマやガマが枯れ始めてきています。池の水は透明度が高く、池の底まではっきり見えますが、生き物の姿は確認できませんでした。水草はこの夏から観ることが無かったですね。先の滋賀ビオトープ研究会の研修会では、池の水の富栄養化を勧められました。現状は貧栄養が進み、プランクトンすら棲み辛い状況にあるという指摘をうけました。これから春にかけての課題になりました。

ヒメジョンのつぼみ

 きょうの写真から、ビオトープの紅葉がピークです。右一枚目はモミジとドウダンツツジの紅葉競演。陽を受けるとなおさら赤さが引き立ちます。二枚目はサンシュウの紅葉。艶やかで奇麗ですよ。三枚目はサクランボ、サクラと違って黄色く色付きました。ポプラの樹も黄色く染まり、早くも散り始めていました。ビオトープは只今秋色です。四枚目は先週のお出掛け観察会での勉強会の模様です。今年の行き先は長浜市の早崎ビオトープを訪問しました。この模様は新着情報に掲載しました。

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 No.477  2013.11.16(Sat)  9:00   快晴     水温  9.0 ℃  気温 10.0℃ 

 約一ヶ月振りのレポートです。秋の一ヶ月、季節はかなり進んでいました。自身が関係するイベント続きで多忙を極めていました。時間のやりくりが大変で、体力・気力の調整も侭成らないことを知りました。一時風邪気味でもありましたが、やり過ごすことが出来ました。ビオトープ入り口のドウダンツツジの葉っぱも随分赤く染まりました。校庭のケヤキの葉も逆光で見ると黄金色に輝き、サクラの枝先の葉は吸い込まれそうな赤色を見せてくれています。

 11月3日の日曜日、滋賀ビオトープ研究会主催の学校ビオトープの視察研修会がこの「渋川のビオトープ」で行なわれました。午後1時からの開始で、小学校ふれあいホールに集まった皆様に「渋川のビオトープ」の概要を説明。その後ビオトープに入り、現況について見ていただきました。再度ホールに戻り、実情や課題について質疑応答を行い、今後の対策などについても話を聞くことができました。これからのビオトープ活動におおいに参考になるものでした。

紅葉すすむドウダンツツジ

きょうの写真から、左一枚目はマンサクの紅葉です。逆光で見ています。二枚目は柚子の実。一ヶ月前はまだ緑色していましたが、ずいぶん黄色味を帯びてきています。三枚目はヒメジョンの花に水球が残っていました。見た目は陽の光を受けてキラキラ輝いていたのですがネ。四枚目はクサカゲロウ。さすがに空気も水も温度が下がってきて生き物の姿が観られなくなってきています。今朝見かけた貴重な昆虫です。コウロギの姿も観ることができましたヨ。

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 No.476  2013.10.19(Sat)  9:00   雨/曇り  水温  17.0 ℃  気温 18.0℃ 

 先週の台風26号に続き27号が日本列島に接近中です。その前に上陸した18号では滋賀県内でも地域によっては甚大な災害をもたらしたところがありました。そして26号はまだ数日前の話。伊豆大島のでの火山灰による土石流で多くの尊い命が失われました。いまだに行方不明者の方もあり、押し流された家屋は跡形もなく、基礎が土砂に埋まった姿で僅かに見えている状況がニュース映像で流されていました。同じコースをなぞるように、勢力を増し追っかけて来る27号が不気味に感じます。27号の大きさは前の26号より強く大きいと伝えられています。関西、関東にもそれなりに先週以上の災いが起こり得る可能性もあるようです。そんな台風襲来の予兆ではないですが、未明まで静かにではありますが雨が降っていて、9時過ぎに雨は一端止んだ状態になりました。ビオトープの下草には雨露がたっぷり付着しており、歩くスニーカーを濡らします。

色付き始めたドウダンツツジ

 久しぶりの雨後のビオトープレポートです。草や木樹の葉っぱに着いた雨露の水玉を何枚もカメラに収めました。右写真の四枚目がその一枚です。ミゾソバの花を水玉の中に写してみました。一枚目はコウロギの幼虫です。足音に驚いたか枯れ草の中から飛んで出てきました。二枚目はアブではなく、ハエの仲間でヒゲナガヤチバエ(ヤチバエ科)と思われます。このビオトープではよく見かけます。三枚目はお馴染みのヤマトシジミの♀、夏型で季節の一時を楽しんだやや疲れた様子のチョウです。黒い紋がかすれ薄くなってきていますが、翅が痛み、傷ついてはいないようで無事に夏を過ごしてきたのでしょう。

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 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2013/12/21

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