No.490 〜 N0.495

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 No.495  2014.05.31(Sat)  9:00    晴れ   水温  26.0 ℃  気温  27.0℃ 

 5月末日、明日から6月に入ります。衣替え、そんな時期ではありますが、此処の処日中の気温は30℃ぐらいまで既に上がっています。今日もAM9:00で27℃を指していました。午後からはやはり30℃越えもあるかなって思う暑さです。晴れているものの琵琶湖西岸の比叡・比良山系の山影が見えません。今朝の天気予報で黄砂の飛来を告知しており、注意をも呼びかけていました。近江富士でさえ霞んでいましたよ。PM2、5も心配なところかと思います。5月末にして30℃越え、空気も悪くこれから先、こんな気象が当たり前のようになり、尚且つ徐々に環境悪化が浸透し、人間へっちゃらになるか、思わぬ病気などで早死にするようになることもあるのでしょうか。緑を増やし環境の浄化を積極的に計りたいものです。ビオトープはそんな働きもできる場所であるように思います。

ヒメマルカツオブシムシ 3mm以下

 きょうの写真から左一枚目は、今年もスイレンが咲き出しました。周囲を圧倒しそう勢いがあります。6月末の整備作業時に間引きが必要でしょう。二枚目はクロガネモチの花、今が一番盛りと思います。三枚目、白線の円の中にヨシノボリがいます。解るでしょうか。給水枡のすぐ下、水落ち部分に数匹が確認できました。毎年何度か目撃するのですが、此処に棲みついているかどうかは解りません。四枚目はアシナガグモ。ビオトープに糸を張る多くはこの種がほとんどです。そろそろザリガニが出没する頃、メダカが増えつつある今は心配です。お腹の大きなメダカ、卵を抱えたメダカを観ることが出来ます。

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 No.494  2014.05.24(Sat)  9:00    晴   水温  17.0 ℃  気温  18.0℃ 

 暦でいうところの「小満」は5月21日。ビオトープも陽気盛ん、万物ほぼ満足す頃。緑が出そろった感じがして順調に生育しています。ボリュウム感が出てきました。あとは生き物達の集まることを願っています。最近あまり気付くことが無かったのですが、シロツメグサ(クローバー)の新鮮な花が元気よく咲き誇っています。この時期が最盛期なんだと言うことを再認識させられました。セイヨウタンポポ同様に近年一年中花を見ますからネ。季節感をもっと味合うことのできるビオトープ作りも必要ではないかと思いました。10年目にして・・・。サクランボの実を楽しんだ後、今度はヤマモモが大きな実に育ってきています。一か月後ぐらいには食べ頃を迎えるでしょう。菜園の方ではクワの実が赤くなり始めています。コレは一週間後にはそろそろ収穫が可能かも知れませんよ。鳥たちより、人間が楽しみにしています。ビワの木も実が大きく膨らんできています。ビオトープ内の木にはまだ花さえ着かない状態ですが、菜園の奥のビワの木は一杯に実を実らせます。コレも熟す時が楽しみですよ。

クワの実

 今週の写真から、右一枚目はジュズダマの若葉。今が成長期で日毎背丈を伸ばしてきています。二枚目は満開のビラカンサの花に潜り込んだコアオハナムグリ(コガネムシ科)で、ペアで姿を見せてくれました。花粉を懸命に食べていました。三枚目はヤマトシジミ(シジミチョウ科)、状態の良いシロツメグサの花を往ったり来たり、盛んに給蜜に励んでいます。四枚目はミナミヒメヒラタアブ♀(ハナアブ科)、透明感ある腹部が綺麗です。

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 No.493  2014.05.17(Sat)  9:00    晴れ   水温  17.0 ℃  気温  18.0℃ 

 5月も半ばを過ぎつつあります。久し振りに琵琶湖の西岸の山々の麓までしっかりと見える快晴の天気になっています。当たり前ですが、青空が青いですネ。こんな天気を五月晴れと言うのでしょう。日差しが強く、紫外線をビンビン感じます。日中は気温がかなり上がりそうです。木陰では適度な風が清々しく、影にベンチを置き読書でもゆっくりしたいなと思いました。先週土曜日より今週、緑が日々ボリュウムを増してきているようで。嬉しくなります。生き物たちがたくさん居着くことが期待できます。新入生でもある一年生の子ども達にビオトープの楽しさを知ってもらえることを楽しみにしています。先週、サクランボの完熟にはもう二日ほどと必要かと思っていましたが、月曜日には一部子どもたちが採って食べたってことで、鳥に先を越されずに良かったといえるでしょう。きょうは既に何にも残っていませんでした。

6年目のクヌギの木

 きょうの写真から左一枚目は南から北方向を見たビオトープの様子。イイ感じに緑に覆われてきました。キショウブの花が終わりかけています。二枚目はニワゼキショウ(アヤメ科)の花、たくさん出て来ています。三枚目は園芸種タンポポの花に給蜜に来たキアゲハ(アゲハチョウ科)。新鮮な個体でありながら翅が歪でいました。羽化に失敗した例でしょうか。見掛けも少し小さ目な感じがしました。それでも元気に飛び回り、生命力の強さを感じました。四枚目は池のメダカ。そろそろ卵を産みそうなお腹の大きなメダカの姿も観ることができます。ザリガニの繁殖が無いように祈るばかりです。

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 No.492  2014.05.10(Sat)  9:00    快晴   水温  16.0 ℃  気温  17.0℃ 

 暦でいうところの「立夏」は5月5日。ビオトープも初夏を迎えています。先週の土曜日は伊砂砂神社の祭礼で“通信”はお休み、二週間ぶりのビオトープのレポートになりました。快晴の良いお天気になっています、清々しい風が心地よいです。新緑が陽に照らされキラキラと輝いています。柔らかな緑で新鮮さが伝わります。サクラの花が終わり、ツツジの花が最盛期になっているようで、一般家屋の庭先や公園でも咲き誇っています。まだまだ初夏の花が目を楽しませてくれています。アヤメ科の花も今が時期、ビオトープのキショウブも見頃ですよ。春先にかなり多めに株の間引きをしたことで今季は少な目になっています。

キショウブ(アヤメ科)

 きょうの写真から、右一枚目は一面の新緑に覆われたビオトープの全景、南から北方向を見ています。二枚目は赤く熟しつつあるサクランボの実。処により真っ赤に熟れているものがあり、お先に口に入れてみました。甘酸っぱく瑞々しさが口に広がりました。きょうの時点で実はたわわに木に着いていますが、明日、明後日まで残っているか心配です。既にヒヨドリが様子を伺いに来ていました。月曜日、子どもたちに採って食べて欲しいなあ〜と思っていますが、どうでしょう。三枚目は今季初めて観たトンボです。キイロサナエ、若しくはヤマサナエだと思われます。いずれにしても「サナエトンボ科」のトンボで、此処では珍しい種だと思います。四枚目はナミアゲハ(アゲハチョウ科)、雌雄かと思いますが、だとすれば右が♀。左が♂のようです。きょうは他にキアゲハ、アオスジアゲハもビオトープに来ていました。

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 No.491  2014.04.26(Sat)  9:00    晴れ雨   水温  16.0 ℃  気温  17.0℃ 

 4月最終週の土曜日です。空は秋の青空に比べると幾分ものたりない青さですが、雲もなく快晴になっています。9時で既に気温は17℃、昨日もそうでしたが日中は25℃を越え夏日になりそうです。陽気盛ん、そろそろ初夏の装いが始まりだしたビオトープの景色になってきています。サクランボの実は膨らみを見せドウダンツツジは残り花、若葉に見え隠れしています。ほぼ芽吹きが終わり、黄緑色の若い木樹の葉っぱが新鮮に映る時期になり足早に晩春が過ぎようとしています。25日夜「渋川ビオトープの会」の平成26年度の総会を開きました。ご大層な“会”でもなく、形式ばった総会というものではありませんが、年度初めの区切りとして、また会員の活動方針の方向性の確認みたいな感覚で実施しています。本会も11年を経過し、初期のビオトープ熱といった気概が覚めてきていることは事実で、今後に引きずる課題となっています。純粋に渋川地区の自然環境を考える人、小学校の環境学習の場を維持して往こうという人の理解と行動力が欲しいところです。

花壇のシバザクラ

 きょうの写真から左一枚目はコメツブツメグサ(マメ科)、サクランボの木の下に群生していますよ。二枚目はスズメノエンドウ(マメ科)、カラスノエンドウに比べると葉っぱも花もかなり小さいです。三枚目はセグロアシナガバチ(アシナガバチ科)、当ビオトープによく巣作りするハチです。しかしいつも駆除されていますよ。四枚目はベニシジミ(シジミチョウ科)、シジミチョウの仲間で当ビオトープではツバメシジミをよく目にします。マメ科の草が多いこともあるのでしょう。

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 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2013/12/21

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