No.511 〜 No.515

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 No.515  2014.11.06(Sat)  9:00  晴れ/曇り   水温  4.0 ℃  気温  3.0℃ 

 12月になりました。アッと言う間の一年。年の瀬を迎えています。明日は暦でいうところの「大雪」、天地閉塞、雪降る頃。暦通りに寒波が日本列島を覆っています。一昨日には比良山系が冠雪し、今朝もびわ湖北西の山並みは雪雲の覆われています。滋賀のスキー場はやがて開場を控え、ホッとしているのかもしれません。気温は3℃。北寄りの風も吹いており寒く、素手では冷たさがヒシヒシと伝わり痛く感じるほどです。きょうの午後は体育館で例年行われている学区挙げての「ふれあいコンサート」が行われます。これまでの地域協働合校が企画制作実施してきたイベントですが、一昨年からは「まちづくり協議会」が主催で開催されています。まちづくり協議会が行うようになってから、以前とは違う内容の方向へ往っているような空気感があり、小学校の設立時から関わってきた者にとっては、微妙に好きになれない現状のイベントになっています。まっ、それで良しとしている流れがあるのなら、流れに逆らうこともないのですがね。ビオトープ活動の現状もそんなところでしょうか。再考が必要な時期です。

たわわに実が付きました  ピラカンサス

 今日の写真から、左一枚目は葉を北風に散らされて細枝だけになったポプラの樹が寒そうにみえます。ビオの中では寒水仙の蕾が大きく膨らんできています。来週には数輪咲いていることでしょう。三枚目は未熟のまま朽ち果てそうなジュズダマの実、多くがこんな感じになってしまっています。貧栄養化の現れ、栄養不足なんでしょうか。四枚目は二の溜りのガマの様子。冬枯れが進んでいます。三の溜りのヨシも緑色が失せて、いわゆるヨシ枯れの雰囲気になっています。いよいよ冬の始まりです。

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  No.514  2014.11.22(Sat)  9:00   晴れ  水温  08.0 ℃  気温 09.0℃ 

 11月22日、きょうは暦でいうところの「小雪」(しょうせつ)です。寒くなり少し雪も降る頃。この辺ではまだ雪こそ降りませんが、寒さは日一日と加わってきているようです。昨日の朝は気温4℃程度で霜が降りていました。陽が昇ると気温は上昇し川面には川霧が立ち幻想的な雰囲気が観られましたヨ。昨年11月末には雪が降ったことを思い出しました。晩秋から冬へと気忙しく進んで往きます。ビオトープの池では一部メダカの姿がありました。アメンボも観ました。昆虫はハエ、ユスリカの仲間程度は観ることができました。唯一昆虫らしきモノと言えば、今季目撃できるのが最後であろうアキアカネの♂を木柵の上に観ることができました。朝の陽に体を暖めているようでした。今、校庭のサクラ葉の紅葉が綺麗です。この連休が終われば天気も下り坂のようで、多くの葉っぱは散り急ぎ、落ちてしまうでしょう。

今季最後のアキアカネ(♂)でしょうか・・・

 今日の写真から、右一枚目は、イグサの種の様子です。他にミゾソバやイヌコウジュの種も観察できます。二枚目はキショウブの種、赤く見えるのがソレ。キショウブは株からも種からも繁殖するみたいで、その勢いは強く植物の侵略的外来種として指定されています。ビオトープ内では適度に間引き、増殖を抑制しています。三枚目は、トサミズキの冬芽で、四枚目がサンシュウの冬芽です。夏の葉が落ちて往く一方で来春の芽吹きの準備が出来ていきます。凍てつく冬の最中をじっと耐えて春には一斉に力の限りを尽くして勢いよく芽吹くことでしょう。ヒメコブシのふさふさ毛に包まれた冬芽も観れます。

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 No.513  2014.11.15(Sat)  9:00  晴れ   水温  8.0 ℃  気温  9.0℃ 

 暦でいうところの「立冬」11月7日もいつの間にか過ぎてしまっています。今朝は冷え込みました。冬の気配を感じるこの頃です。きょう15日は“七五三”の日、少し寒くなりましたが青空が広がり天気は上々になりました。土曜日でもあり、どこの神社は賑わうことでしょう。先の水曜日、小学校で続けられてきた「いきものがたり」の成果発表会を聞きに出席してきました。活動の支援委員会の一員として参加したわけですが、1、2度の委員会に出ただけで何の支援が出来たのか疑問ですが、関係された先生の努力が伺えるもので、子ども達の能動的な、また自主的な活動が見えないように感じました。対外的にも高い評価を聞くようですが、表面を着飾った真意には遠いものだと思うのですが、どうでしょう。昨年度の「いきもの絵図」も実際目論んでいたものとは違う完成をみたようで、私的には残念な仕上がりに思いました。「いきものがたり」「いきもの絵図」どちらも素晴らしい取り組みで、いいものが出来、今後も活用できると良い教材になるのでしょう。事業の継続も必要で、一過性で終わらせないようにして欲しいと思います。先生方の助言で進むものですが、子ども達の自主性をもっと観たいですネ。

コスモス と ヒメアカタテハ

 今日の写真から、左一枚目はサクラの紅葉、ポプラの葉も黄ばんできました。二枚目は三の溜りの様子、アオミドロ?が水中を占めていますよ。三枚目はピラカンサス、真っ赤に染まっていました。四枚目は日光浴に出て来たナナホシテントウ、10℃を切る気温になってきましたが、最後の秋を陽だまりで楽しむようように見えます。ヒメアカタテハも往く秋を楽しんでいました。

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  No.512  2014.11.01(Sat)  9:00   雨  水温  15.0 ℃  気温 16.0℃ 

 11月1日。2014年も残すところ2か月になってしまいました。「まち協」の事業やその会議等が多すぎて、本来やろうとしていることが出来ないでいます。ビオトープの整備計画も進まぬままで放置しているのが現状です。少し精神的な安定が欲しいところです。そんな想いをしていても、季節はどんどん進んで往きます。校庭のサクラの葉っぱも少しずつ色を変えてきており、ケヤキの葉は既に散り急ぐように雨風に舞い、小枝は取り残されたように寂しく揺れています。ビオトープ内のポプラの葉は少しずつ黄色味を帯、早いものは散り始めています。ここのところで一気にドウダンツツジが赤さを増してきました。ミゾソバ、サクラタデの花が色褪せてきましたが頑張って咲き続けています。今朝9時の気温が16℃、雨が降っていることもあってそれ以上に肌寒く感じます。傘をさしていますが、足元や肩先が濡れて冷えてくるように思います。生き物の姿が有りません。

花壇のホウズキの様子

 今日の写真から、右一枚目は、日々赤さを増すドウダンツツジの葉の様子。まだ一部ですが既に真っ赤になっています。雨に濡れたこの赤さがとても瑞々しく新鮮で美しく思います。二枚目は観察机の上に舞い落ちたポプラの葉っぱ。まだ散り始めですが机上に張り付いた様子が少し寂しく思いました。三枚目は雨の日の定番、水滴の画像です。四枚目はヒメジョンの花上で雨露に濡れるヒメナガカメムシ。パッと観、ハナバチの仲間とも見えましたが、正体は10mmに満たないカメムシでした。他に生き物の姿を観ることはありませんでした。池の中ではまだメダカが泳いでおましたよ。水温15℃。そろそら泥中へ入る頃でしょうか。

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 No.511  2014.10.25(Sat)  9:00   曇り/晴れ   水温  13.0 ℃  気温  14.0℃ 

 日々秋らしく朝夕冷え込んできました。23日は暦の24節季で言うところの「霜降」。露結んで厳霜白しと言われます。ビオトープの草の葉の上には夜露が降りており、陽の光が輝いて見えます。今年は残暑をあまり感じることなく秋が進んで来たように思います。山々の紅葉には早いですが、樹木の夏の緑は確実に色褪せてきています。今日の午後からは、明日の学区ふれあいまつりの準備のために関係者の皆様が校舎内や運動場に入られます。明日の天候も晴れ時々曇り程度で降雨の心配は無さそうで、多くの人が集まることを期待したいですね。小学校と学区役員(町内会役員)だけの集まりにしか見えなくて、一般地域住民の目だった参加がほとんどなく「そんなものか」と、この事業の在り方に疑問を抱いているのは私だけでしょうか。スタッフも何だか解らないまま、事業の消化に巻き込まれてしまっているように思います。誰が喜んでいるのか、楽しんでいるのか。誰のための地域の「ふれあいまつり」なのかを考え直す必要な時期にきているように思います。それでもどんどん時は進んで往きますネ。

秋 空

 今日の写真から、左一枚目は未だ健気に花を付けているアカツメグサ。二枚目はピラカンサスの実、冬には真っ赤に染まることでしょう。三枚目はジュズダマの実、まだ茶褐色で緑色した実も観られます。もっと黒くなる筈なんですが、このまま枯れていくかも知れません。未熟で白化するものも多くあり、土壌が痩せていることが原因の一つとも考えられます。四枚目は、ミズアブ。このビオトープ内では複眼部が横縞入っているように見えるアメリカミズアブの方をよく観ます。

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最終更新日 : 2015/05/02