No.610 〜 No.615

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 No.615  2017.05.13(Sat)  9:00   雨  水温 14.0 ℃   気温  15.0℃  

 気温15℃、この時期にしてはやや冷たい雨が降っています。前線の通過による降雨ですが、この前線の北側に位置しているようで、ヒンヤリ感が有ります。南側は強雨、豪雨で荒天になっている地域もあるようで警報も出ているようです。前線の動きは早く、午後には雨は止みそうです。久し振りの雨のビオトープ、しっかりと木樹や草を潤してくれています。郊外では田んぼに水が張られ、田植を終えたばかりの水面には雨粒が落ち水紋の輪が幾重にも広がって観えます。カエルの鳴き声も聞こえます。雨の日は、雨の日の景色も楽しいものです。木樹の新緑が瑞々しく、また活き活きと観えます。雨の日も少しも暗さを感じることなく、先日からの黄砂も綺麗に洗い流して、新鮮で生命力に溢れた空気感を漂わせていますよ。こんな日もいいものです。サクランボが完熟間近の状態になっています。早めに赤くなった数粒を採って今季初の実を試食してみました。例年より粒が小さめですが、甘さは充分。あと、三日ぐらいで一斉に無くなる可能性がありますネ。完熟を待つモノはたくさんいるようです・・・・

サクランボ 完熟まであと少し

 今日の写真、左一枚目は二の池の縁、キショウブが見頃です。滋賀県の侵略的特定外来種ではありますが、適度に間引き処理をして残しています。それはそれで季節の花の便りになっていると思います。二枚目はエゴノキの花の様子、うつむき加減ん可憐な花はまだ咲き初めでした。蕾も多かったですヨ。三枚目はスイレンの葉ガ目立つようになってきています。また昨年よりも拡がりも観られ、コレも少し間引く必要があるように思います。四枚目は、花期も終わり、実(プロペラ)が目立つようになってきています。離陸するのは完熟後で晩秋になってからでしょうか。

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No.614  2017.05.06(Sat)  9:00    曇り  水温 18.0 ℃    気温  19.0℃

 午前9時、薄曇り、気温18℃。見通しがあまり良いとは言えません。微風ながら黄砂が飛散する予報が出ていました。加えてPM2.5の飛散もあるようです。外出にはあまり良くないのかも知れませんネ。中国大陸、困ったものです。GW、最後の土曜日空模様と同じで、気持ちが緩み勝ちでスッキリしません。昨日、5日は「子どもの日」。立夏≠ナもありました。日中の気温が27℃も上がったそうです。高温気味の夏がすぐそこに迫っているように感じます。異常気象って言葉が聞き慣れて、異常じゃなくなってしまうのでしょうか。木樹の花の時期が過ぎ、ビオトープは新緑に覆われてきました。眼に優しいですね。淀んだ濁った空気も緑の効果で澄むよう思います。緑の多い環境を作りたいものです。ナミアゲハ、アオスジアゲハ、ヤマトシジミ、ベニシジミ・・・チョウがビオトープを飛び交います。春型の新鮮な個体が多く観られます。池の中のメダカも元気な泳ぎを見せますが、何やら動きの素早い影が底の泥を巻き上げ横切ります。正体が解りませんが、きっとメダカの天敵になるものでしょう。

赤味をおびてきたサクランボ

 今日の写真から、右一枚目は、新録に覆われて来たビオトープの景色。これからの季節、陽射しを遮り影を落とし、涼風に変えてくれる緑は有り難いものです。二枚目はキショウブの花、例年よりやや遅い開花かも知れません。蕾がたくさん出ていました。三枚目はエゴノキの蕾、この木は葉っぱが繁ってから花芽を膨らませます。下向きに花を咲かせます。四枚目はヤマトシジミ、♀のようです。カラスノエンドウの繁る中に見付けました。ヤマトシジミはカタバミに卵を産み付け、幼虫はその葉っぱを食餌します。チョウの種類によって取り付く草花が特定されます。

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 No.613  2017.04.22(Sat)  9:00   晴れ/曇り  水温 13.0 ℃   気温  14.0℃  

 気温14℃、少しヒンヤリしています。晴れてはいますが黄砂か花粉かPM2.5か? 春の靄か?見通しは決して良いとは言えませんネ。花粉ほど話題に上がりませんが、PM2.5も今かなり飛散しているようです。情報を知らないより知っている方が良いと思います、健康に気を付けましょう。先日20日は暦の24節季でいうところの「穀雨」春の終わりに近く、作物が成長するころ≠セそうです。花を終えた木樹の新しい枝が伸び始め、新緑を繁らせてきました。眼に優しいですね。また生命の息吹を感じます。花が盛りの時期もいいですが、萌える新緑が日一日勢力を拡大していく今が好きです。ここに生き物たちの姿が観られるようになればビオトープとして一番魅力的な季節と言えるのではないでしょうか。池の中のメダカも動き始めていますヨ。そう言えば郊外では田植えの準備も始まっています。稲苗が水面を整然と並び、さざ波とともに揺れる景色はひと月先には観ることができます。「穀雨」が過ぎ、初夏を迎えます。

2週前と比べると、緑が深くなってきました

 今日の写真、左一枚目はサクラの花も終わり、サクラもヤナギもクヌギも萌える新緑を見せています。二枚目はクヌギの雄花、若葉と共にスダレのように垂れ下がっています。雌花は目立ちませんが雄花の元にありますヨ。三枚目は膨らみ始めたサクランボの若い実です。完熟まであと一か月ほどでしょうか。鳥が先か人が先か・・・楽しみです。ビワの実も膨らんできていますヨ。四枚目はポプラの樹にとまったアマガエル。今の時期何を食べているのか真ん丸に肥えているように感じました。アマガエルはよく樹上にまで登っていますが、餌を求めて来ているのでしょう。小さな生きた虫を捕えて食べる肉食系です。

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No.612  2017.04.15(Sat)  9:00    曇り/晴れ  水温 16.0 ℃    気温  17.0℃

 午前9時、薄曇り、気温17℃あります。少し淀んだ生暖かい空気感が漂います。晴れ間もありますが、この先、空は下り坂のようで昼前には雨も降りだすかもしれません。校庭のサクラは散り始めていますが、まだ7分以上残っているように観えます。コレからは散り急ぐように風に舞って消えて往くのでしょう。既に新緑の若葉が見えてきています。ビオトープのドウダンツツジが早くも花を付けはじめました。サクラの花が残るこの時期にドウダンツツジの花を観るのは稀ではないでしょうか。池の水も温み、小さな魚影を観ることができます。メダカも居ますが、種類が解りませんがメダカ以外の小魚が素早い動きを見せます。アメンボの姿もあります。モンシロチョウを観ました。葉陰には大型のユスリカの仲間も観ることができます。ごくごく普通ではありますが、緑が増え始め、生き物の姿も観えるようになってきました。小学校の子ども達の動きも活発になってきたのか、ビオトープ内を探検してくれているようで、前にも記しましたがゴミの散乱や悪戯の跡が目立つようになっています。

ヤマモモの雌花

 今日の写真から、右一枚目は、例年5月に入ってからだと思ていましたが、早くも咲きだしましたドウダンツツジの花。二枚目はヤマモミジの花の蕾です。コレも時期的に少し早い状況かと思います。画像の赤い蕾の上部に茶色のアブラムシが付いているのが解るでしょうか。三枚目は二の池、観察デッキ下の溜りではガマの新芽が伸びて来ています。四枚目は四の池のヨシの新芽も顔を見せています。ガマもヨシもこれからは日一日とグングン伸びてくるでしょう。春先の新緑、命の勢いを感じる時期でもあります。シンボルツリーのポプラの細枝にも若葉が出始めました。

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 No.611  2017.04.08(Sat)  9:00   曇り  水温 15.0 ℃   気温  16.0℃  

 生暖かな空気が体を包むような気がします。暗くどんよりとした空、気持ちまで塞ぎ込んでしまいそうな重たさがあります。気温16℃、冬用の上着はもう必要ないです。ビオトープの池の水温は15℃になっていました。小さな魚影を観ることができました。水面をアメンボが走る姿もありました。水温15℃というのは水中の生き物たちが活動を始める一つの起点となるように思います。水温む春になりました。池の縁も緑色が目立つようになってきていますが、ヨシの芽吹きはまだ観られません。もう少し後になるのでしょうか。イグサはしっかり株を太らせ緑を伸ばしてきています。ショウブ、アヤメは生育が早いですネ。コレらも株を増やしています。ソメイヨシノの花が7分咲きぐらいでしょうか、花に一番勢いを感じる時期かと思います。週明けの月曜日は入学式で、新入生を満開のサクラが新一年生を迎えてくれることでしょう。あとは晴れるといいのですが・・・

イグサ と ショウブ

 今日の写真、左一枚目は開花したサクラの枝越にビオトープを見た様子。雨に打たれましたが、開花の勢いのまましっかりと水を含みながらも咲き誇っていますヨ。二枚目はミツマタ(ジンチョウゲ科)の花です。今年3月初めに幼苗を植栽したばかり、折られることなく大きく育って欲しいものです。淡い濃淡のある黄色が雨に濡れても綺麗です。三枚目はホウキポプラノ花穂が木の下にたくさん落ちていました。チョッと観、イモムシみたいで笑ってしまいました。四枚目ノ薄紫色の花はムラサキサギゴケ(ハエドクソウ科)です。よく似た色形で少し小さな花を観ることがありますが、それはトキワハゼ(ゴマノハグサ科)です。

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最終更新日 : 2017/05/13