No.621 〜 No.625

 一つ新しいページ   一つ古いページ

 

 No.625  2017.07.29(Sat)  9:00   晴/曇り  水温 27.0 ℃   気温  28.0℃  

 9時現在気温は28℃。気温以上に湿度が高そうで蒸し暑く感じます。ジッとしていても汗が吹いて出て来ます。遠く比叡比良山系は輪郭だけが薄く見えます。空気中に湿気が多分に含まれているのでしょう。先週土曜日、台風5、6号が発生したと書きましたがその後この一週間で9号まで連続して発生しています。量産体制に入りましたかね。7月のビオトープはあまり降雨に恵まれない状況にありました。草木の緑に勢いを感じることはありません。色艶が褪せた感じに観えます。シダレヤナギの樹は水辺に在りながら葉は黄化しているように観えます。かつて50年ほどの昔の適度な夏の気温、適度な降雨というものは、今の温暖化が進む地球上の何処でも望むことは無理なんでしょう。短い期間で変化が進む環境に、人体が順応していかなければ生きてはいけなくなっているのでしょう。南方の動植物は北へと移る手段はあるけれど、人は定住地から容易く離れて暮らすということはできないでしょう。昨今、日本列島で平然と35℃を越える気温を伝えている現象に何の疑いもなく、自然の現象として人は生活の中に受け入れていることに疑問を抱きます。温暖化、地球規模での対策が必要なのですが、100年先を観ない目先の損得、欲で足並みの揃わぬ国々、実効性の薄い環境協定があります。

 
ザリガニ 30分ほどの釣果  >_<;

 今日の写真左一枚目は給水口の流れに逆らうカワニナとヌマエビ。水の流れが緩んでいたために上ってきたのでしょうか。二枚目はアオドウガネ(カゴネムシ科)、サクランボの葉を食べています。三枚目はカメムシの仲間の卵の殻のようです。四枚目はオオマツヨイグサ(アカバナ科)百葉箱の道路側フェンス内側に出ています。北米原産の帰化植物です。

ページの最初に戻る

 

 

 

No.624   2017.07.22(Sat)  9:00   晴/曇り  水温 31.0 ℃   気温  30.0℃

 先日、梅雨明けがしたと報じられていました。急な一時的な強い雨が降っただけで、本来の梅雨らしいしとしとと降り続く雨の日は無かったように思います。一方では土砂災害警報が発表になり、実際に大きな災害を被った地域がありました。田畑や家屋の流失、崩壊、人命をも失いました。心からご冥福をお祈りするとともに、お見舞い申し上げます。明日、日曜の23日は暦で言うところの24節季の一つで大暑=B暑さの絶頂期だそうです。台風5号・6号が発生したみたいですね。フィリピン、台湾沖の発生ではなく、遥か東の太平洋上に出現、西へゆっくりと移動しています。日本列島に影響しそうな気配も感じられます。大なる災害に至ることなく過ぎ去って欲しいものです。豪雨に見舞われる処もあれば、水不足を訴える地域もあります。ほどほどに人の生活に恵みをもたらしてくれる優しい天気を願うばかりです。小学校の子ども達は昨日終業式を終え、夏休みに入りました。子ども達がビオトープを訪れてました。・・・うん! セミ捕り?

エゴノキの若い実  エゴサポニンを含み、石鹸水が作れる

 今日の写真から、セミ捕り?の子ども達、クマゼミの蛹の抜け殻がポプラの木、高さ2mぐらいの処の枝先に幾つも付いて居ました。二枚目はクヌギの枝でけたたましく騒音とも思える甲高い鳴き声が、校舎の壁に反射して響いていました。三枚目はツバメシジミ♀、シロツメグサの花に吸蜜にきていました。シロツメグサの花期は年中になっていますネ。四枚目はいつもとは違った方向からのビオトープの様子を撮ってみました。ヤナギの木の下あたりから北方向を見ています。池の水はやや濁り気味です。子ども達が虫捕り網で、池の中の生き物をすくい上げようとしていたためか。虫と池中の生き物とは、使う網を別にしたいネ

ページの最初に戻る

 

 

 

 No.623  2017.07.15(Sat)  9:00   晴れ  水温 29.0 ℃   気温  30.0℃  

 暑すぎる! 9時現在すでに気温は30℃。まだ梅雨明けが報じられてないものの、雨雲の無く夏本番の白い綿雲がゆっくりと流れています。小学校は来週20日には一学期の終業式が行われ夏休みに入ります。長い一カ月以上のお休みです。夏休み自由研究ってどんなことをするんだろう、気になります。身の回りに虫の姿もあまり観ないので昆虫採取、標本づくり、成長記録なんかはしないのだろうか。この渋川の地域を少し離れるだけで田畑が広がり、その先には琵琶湖、反対側には山地も近く、容易く踏み入れることが出来る位置にあります。自然観察は意外難しくないと解るのですがネ。まっ、暑すぎる夏、無暗に外出することを否定する今の世相。昔人間には堪えますが、これからの世代はこの地球環境にも適応、順応した身体を得るように生きていかなければならない、そんな気もします。過ごしやすい夏はもう有り得ない時代になってきています。ヒアリの侵入ニュースが話題になっていますが、南方系のアリ、昔の寒い日本なら長生きは出来ないものが、暖かい冬になるこれからはこんな南の侵入者たちは拡散して行くでしょう。それも自然ってことでしょうか。

褐色型ショウリョウバッタ

 今日の写真左一枚目は二の池のヒメガマの穂の様子、ずいぶん穂がしっかりとしてきました。二枚目はセリの花、池の縁のあちらこちらで観ることができます。三枚目は数珠玉の花、下方の黄色いモノが雄花、上方の白い毛糸状のモノが雌花です。巧く受粉ができると黒光りした綺麗な数珠玉が秋には見られます。四枚目はオオシオカラトンボの♀が産卵する姿がありました。尾を水面に叩きつけるようにして「打水産卵」します。ヤゴが育ち、無事に羽化出来る個体は果たしているのかどうか・・・。

ページの最初に戻る

 

 

 

No.622   2017.07.08(Sat)  9:00   晴/曇り  水温 31.0 ℃   気温  30.0℃

 午前9時、晴れの天気。気温は既に30℃を越えています。湿度も高そうで蒸し暑く感じます。北九州地方での豪雨による被災地へは慎んでお見舞い申し上げます。まだ梅雨は明けません。近畿地方もこれからの梅雨前線の動きや、台風の発生にも気を配らなければなりませんね。台風、7月も中旬になろうとしているのにその発生はまだ3号ですよ。一時期に3個、4個の台風が天気図上に観られることになるかも知れません。まだまだ人は天候による災害を避けることは出来ないようです。せめて防災意識を高め、各自が生き残る術を知っておく必要があるのかもしれませんね。災害でモノを失うのは一瞬、再生への時間は途方もなくかかるでしょう。人が手を加えたものが傷み、壊れ、無くすことが「災害」であって、単に土砂崩れが起きるってことは、普通に自然の動向であって、それを「災害」とは言わないのだろうと思います。人の生活が絡み初めて「災害」なのだと・・・。甚大なる災害とは、人の身勝手な開発がもたらした結果に観るものだとも感じます。災害が予見できる時代でもあります、防災意識を高めそのための工夫も必要とされる時代なのでしょう、

クサギカメムシ (カメムシ科)

 昨日は暦で言うところの「小暑」。やがて梅雨が明け、暑さが増す頃とか。今日の写真から、右一枚目は池縁のジュズダマが幾株も繁ってきています。二枚目は、一年生が遊びに来てくれましたよ。ザリガニ釣りをしている様子です。三枚目は、今年もクヌギのドングリが観られそうです。ドングリから育てたクヌギの木です。ようやく8年目にして昨年から結実を観ることができるようになりました。四枚目はオオシオカラトンボの♂。近くで♀の姿もあり、産卵していました。

ページの最初に戻る

 

 

 

 No.621  2017.07.01(Sat)  9:00   曇り  水温 26.0 ℃   気温  27.0℃  

 

 梅雨入り後、初めて雨らしい雨が降りました。しかも夜半に一時強く降ったようで、災害に関するいろんな注意報も出ていました。しとしとと風情豊かに紫陽花の花を濡らすなどといった雨の降り方は近年しなくなりましたネ。午前9時、少し青空が観えてきましたが、ゆっくりと雲が東の方へ流れていきます。既に気温は27℃まで上がっています。真夏日になるのは必至です。蒸し暑くネットリとした湿った空気が肌をつつむ感じです。今季、台風の発生をあまり観ません。これから立て続けに発生し、日本列島に襲来するのでしょうか。2017年の下半期、荒天続きの空模様を感じるのは僕だけでしょうか。中国大陸内では大雨による災害のニュースが伝えられています。ここのところ例年のニュースとはいえ、日本での災害も続いており、心配は尽きません。天災だけではなく、神戸港、名古屋港でのヒアリの日本侵入ニュースも驚きです。外来生物の日本での自然繁殖も目立ってきています。気候変動だけでない、人の関与が見え隠れし、環境悪化を助長しているように思えます。哀しいことです。

 
暗い雲の隙間から青空が・・・

 先週、ビオトープ整備観察会に参加して頂いた皆様へはご苦労様でした。そしてありがとうございました。今日の写真左一枚目ヤマモモが完熟時期に入っています。二枚目は梅雨時、紫陽花にも負けない可憐なスイレンの花。三枚目は三の溜りに生えるヒメガマの穂。真っ直ぐ力強く伸びています。四枚目はエゴノキの枝先に得体の知れない幾つかの塊が出来ていました。エゴノキの一部ではない異物です。虫こぶ、裂いて観て見ました。翅の大きなアブラムシの仲間と思われる生き物が、一つの塊に数匹入っていました。ハチやアブじゃないです。

ページの最初に戻る

ひとつ古いページ

biotop of shibukawa 

 Copyright (C) 2004 
最終更新日 : 2017/07/15