No.626 〜 No.630

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No.630   2017.09.16(Sat)  9:00   雨り  水温 18.0 ℃   気温  19.5℃

 気温が19.5℃。午前9時の気温ではありますが、20℃を割ってきました。冷たい雨が降っています。九州西南沖を台風18号が北上中です。台風から伸びた雨雲の一部が近畿地方にも掛かっています。前線の北側に位置していることから冷たい空気が支配しているようです。数年前の「りんご台風」と呼ばれたものにコースが似ているそうです。東北でリンゴの落下が酷く、農産物にかなりの被害があったという台風。豪雨を伴う昨今の台風は、上陸をしなくても土砂災害を引き起こしています。台風接近がこれから数時間後、ソッと通り過ぎて欲しいものです。来週は秋のお彼岸、ビオトープのヒガンバナが花茎を伸ばし、開花し始めています。ヒガンバナ、気温の加減もあるようですが、日中の時間によっても開花時期を決めているようです。暦のお彼岸時期に合わせてこの強烈な赤い花が咲きます。例年ですといつまでも残暑を引きずる9月中旬ですが、今日に限って言えば肌寒いくらいの空気感で、長袖の衣類が欲しいほどです。

ヒガンバナ開花!

 今日の写真から、右一枚目はヒガンバナの緑の中の赤色も新鮮なビオトープの様子です。草木の緑はやや色褪せて観えるようになり、初秋の趣が漂います。二枚目は秋の雑草花オギノツメ(キツネノマゴ科)。この植物、地域によっては絶滅危惧種に指定されている処があるそうです。監察デッキのある二の溜り(池)の縁に生えています。三枚目は花弁が雨に濡れたタマスダレ(これもヒガンバナ科)。水滴で瑞々しく新鮮にみえますネ。四枚目はシロサクラタデ(タデ科)の花穂にコハナグモ(カニグモ科)が付いていました。花に来る獲物を待ち構えているのでしょうか。世間は三連休、台風の動きが気になる週末です。

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 No.629  2017.09.02(Sat)  9:00   晴   水温 22.0 ℃   気温  23.5℃  

 昨日、一昨日は雲のない透き通った深い青空が拡がりました。湿度が低く乾燥した空気でした。比叡山の山端の木樹が数えられそうなぐらいの綺麗な眺望がありました。乾いた大陸からの高気圧に覆われたようで、涼しい風も感じることができました。秋の空と、風でした。しかし、まだまだ9月の始まりで日射は強烈なものがあって、肌を射すような紫外線をかんじましたネ。今朝はまだそんな高気圧の圏内にあり、清々しい朝になっています。先週土曜日に整備作業があり夏草が一掃されたビオトープ、池底が良く見えるようになってザリガニが走る姿があります。さほど大きくはなっていませんが、数多く居そうです。で、やっぱりメダカをはじめ、水中の生き物が数を減らしあまり見当たらない状態になっています。壊滅は出来ないですが駆除をし、一度はメダカの個体数も回復した時期はあったのですがね。例年ザリガニとの格闘は続きます。秋の生き物たちが観えるようになって来ています。バッタ類が多く観られます。ウスバキトンボも飛んでます。

 
観察デッキの上のシオカラトンボ♂

 今日の写真左一枚目は深い深い青空が見えます。この時期にこのような青空は滅多に観られることはないです。ここのところのような気候なら夏も気持ちの良いものになるだろうにと思ったりもしています。二枚目、ご近所の兄弟でしょうか。遊びに来てくれました。何をするでもなく、子どもの楽しみはよく解らないところがあります。三枚目はクヌギのドングリの様子。ドングリの頭が覗いています。四枚目はなんとなんと赤いバッタ=I体長25mmぐらい。ネットで検索してもあまりよく解りません。一部にトノサマバッタの終齢幼虫で、稀に赤やピンクの個体が出現しているとありましたが、チョッと違うようにも思いますがネ。

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No.628   2017.08.26(Sat)  9:00   曇り  水温 23.0 ℃   気温  24.0℃

 未明、かなり強い雨が降りました。前線が北から南に動いたようで一時的な豪雨になりました。午前9時、雨後前線が南下したことで、気温が此処毎日の25℃以上ではなく24℃を示していました。これはやっぱり初秋の趣なんでしょうか。青空が少しづつ覗くようになり、陽が射し込んでくるとじんわり暑くなってきます。前線の北に位置するとやや乾いた空気になるのですが、そうではなく、湿度は高く蒸してきます。今日は学校挙げて環境一斉整備作業の日。長い夏休みの最後、新学期前に校内一円の清掃整備を実施、美化することで気持ちも新たに子ども達に二学期を始めてもらおうという事業です。六年生の児童と、保護者のみなさん、教職員が一斉に取り掛かります。この事業に併せ、ビオトープの整備作業も実施しています。PTAのふれあい部さんたちやビオトープ担当の先生方、そして一般ボランティア方達が夏草採りに汗を流していただきました。きょうはビオに関しては27名の参加がありました。さあ〜新学期、 頑張って行こう! この二学期には、4年生対象のビオトープ授業が行われます。

夏休みの終わり 環境一斉整備作業 集合!

 今日の写真から、右一枚目は整備作業の着手前の様子。南から北方向を観ています。二枚目は作業後の様子。スッキリ!。見通しも良くなりました。作業のポイントは草木の間引きもありますが観察に入り、池の溜りや流れの水面がしっかり観ることができる状況にすることに重点をおいています。池の底に溜まった泥の引き揚げなどは春先の作業で行っています。三枚目は作業後の駄目だしに若い男性職員さんに動いていただきました。胴長靴が似合っていますヨ。頼もしく感じます。四枚目はハグロトンボの雌です。最近このビオトープに居座っているみたいですヨ。

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 No.627  2017.08.19(Sat)  9:00   晴/曇り  水温 26.0 ℃   気温  27.8℃  

 9時現在気温は27℃台。今朝も気温以上に湿度が高く蒸し暑く感じます。汗がじんわり滲んで来ます。見透しは意外によく、夏の陽射しの強さがしっかりとコントラストも強く日向と影を区別しています。暦でいうところの立秋≠ヘ既に過ぎ、来週には処暑≠ェ巡ってきます。「暑さがやみ、秋の気配になる」だそうです。暦は常に2週間ほど早く季節の到来を教えてくれる状況になっています。夏の名残りと秋の気配、そんな季節の移ろいをビオトープに探ってみましょうか。宙を初秋のとんぼ、ウスバキトンボが舞っています。木陰にハグロトンボが来ていました。ジュズダマの実が黒化し始めてきています。クヌギの実、殻斗が膨らんできています。池の中を走るザリガニが赤色も濃く成体に変化しています。駆除しないと・・・。池縁のサクラタデは花芽を出してきています。ススキの葉ガ伸びてきていますネ。穂はまだ出て来る様子じゃないようです。花壇ではキバナコスモスが目だってきました。迎秋の準備、今年度二回目の整備作業を来週土曜日に控えています。小学校環境一斉整備の一環事業です。

 
背丈60cmほどの ひまわり です

 今日の写真左一枚目は影が濃く、夏らしいコントラストの強さを感じる木陰です。二枚目はこれも初秋を告げる花、タマスダレ(ヒガンバナ科)です、まだ咲き初めですネ。三枚目はホソハリカメムシ、イネ科やタデ科に着きます。ガマの葉先に居た。四枚目はアラカシの木の幹にいたキマダラカメムシの四齢幼虫、周囲を観たら10匹ほどを確認できた。日本に棲息するこの種のカメムシでは最大だそうです。南方系のカメムシで帰化種、近年日本列島を北上中、既に関東地方でも観られている。

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No.626   2017.08.05(Sat)  9:00   曇り/晴れ  水温 28.0 ℃   気温  29.0℃

 曇りがち、1割程度の青空が見えています。台風が1週間で5個発生し、今南海上に11号があります。一週間以前既に発生していた5号が奄美諸島をゆっくりと北上中です。近畿地方にも接近、通過する恐れが出ています。週明けの月曜日あたりか。台風の進路の右側に位置すると風雨が強くなるとされています。進行速度がゆっくりしている分、強い雨風に晒されている時間も長くなることで災害も大きくなりやすいとされています。上陸、通過は必至の台風、ソッと行き過ぎて欲しいものです。今年の梅雨時も雨量が少なくて、水不足が心配されていましたが、台風の通過で帳尻を合わせてきそうですネ。夏休みに入りもう2週間が経ちました。子ども達はどのようにしてこの長い休みを過ごしているのでしょう。暑すぎる毎日、外で遊ぶような姿は皆無になりました。熱中症予防のため、エアコンの効いた部屋でゲームでもしているのでしょうか。少年野球のみんなは毎週練習や試合があるようでその姿を観ますネ。甲子園、高校野球が始まりますよ。

アメンボ 肢が8本観えると思ったら・・・

 今日の写真から、右一枚目はアブラゼミの蛹の殻。ホウキポプラの樹の根元を見れば幼虫が這い出した穴が幾つも開いています。で、いくつもの抜け殻が小枝に着いていました。二枚目はクサキリの幼虫のようです。三枚目はお馴染みのヤマトシジミ(シジミチョウ科)。四枚目はキシュウスズメノヒエ(イネ科)の花穂。垂れ下がる袋のようなものが雄花、ブラシ状のものが雌花ということです。台風からの雲なのでしょうか、比良比叡の山並みは頂部分に雲が降りて、山の輪郭は望めません。静かに台風が通り過ぎることを期待したいものです。午後は雨も降るか・・・。

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最終更新日 : 2017/12/22