No.631 〜 No.635

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 No.635  2017.11.04 (Sat)  9:00   曇り   水温 15.0 ℃   気温  16.0℃  

 11月第1週の土曜日です、来週7日はもう立冬≠ナすよ。二か月ごとのカレンダーはすでにコレが最後になっています。午前9時、薄陽が射す瞬間もありますが概ね黒い雨雲も流れる曇り空になっています。先週の土曜日から一週間、ずいぶんと景色は秋色を深めて来ています。落葉樹の緑が色褪せ精気を失いひたすら冬への準備を進めています。10月29日に渋川学区ふれあいまつり≠ヘ結局台風接近のため早々中止を決定されていましたが、子どもたちはスケジュールの都合上日曜日ではありましたが登校日になっていました。学校内だけの発表会を実施したのでしょうか。子ども達の登下校通路には「人権の花」サルビアがプランターで植えられており、それらが並べられています。今が花のピークの様に咲き、紅い帯が続きなかなかいい雰囲気が醸し出されていますヨ。何故、サルビアの花なのか? 滋賀県では昭和61年から【たくさんの花びらが、仲良くよりそいながら咲くサルビア】を拡げられています。この運動は、昭和57年度から全国で人権思想の普及高揚を測るための啓発活動の一環として推奨されてきているものです。

 
人権の花 サルビア 

 今日の写真左一枚目は秋色≠ェ日毎進むビオトープの様子です。二枚目はこの8月末の環境整備で刈り取ったジュズダマが脇芽を伸ばしたもので、背丈は低いものの初夏に観る花をも付けています。葉の緑も元気よく見え、傍らの枯れ草の状態を待つモノとは対象的な景観を呈しています。三枚目はマンサクの葉の紅葉です。瞬間漏れた陽射しが印象的でした。四枚目はアキアカネの♂、今季赤とんぼ≠観ることが少なかったように思います。何匹も乱舞する光景はなく、単発的に出くわす程度でした。

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No.634   2017.10.28(Sat)  9:00   雨  水温 17.0 ℃   気温  16.0℃

 台風22号が日本列島南を北上中です。明日29日の午前中に近畿地方に最接近するようです。台風から尾を引き雨雲が秋雨前線を刺激しつつ豪雨が予想されています。さほど強いという台風ではありませんが、先の21号台風が激しいもので各地に災害を起こしており、その後の雨台風とみられもので災害の追い打ちが懸念されるモノです。明日の日曜日に予定されていた学区内のイベントふれあいまつり≠ヘ中止されました。この台風22号、意外と通過するのはこの地からは遠く、さほど影響が出るのは避けられそうに思うのですが、どうでしょう。雨天下、今朝の気温は16℃。まだ池の中のメダカの姿は観られますが、地上の生き物の姿がありません。日中、陽が出るとまだまだ虫たちを観ることが出来るのですがネ。下の画像、観察デッキの足元が朽ちてきています。来春の整備作業には修理が必要になるでしょう。まだ立ち入りを留めるような危惧はないかも知れませんが、様子を観て往かなくてはならないでしょう。ビオトープ完成後14年、子ども達の学習環境を維持するのも難しい局面を迎えつつあることを理解して欲しいと思います。

 
 
観察デッキ 足元の老朽化

 今日の写真から、右一枚目は緑色の木樹の葉も色褪せて、ビオトープ全体が黄色味を帯びてきました。徐々に晩秋へと向かいます。二枚目は赤く色づき始めたドウダンツツジの様子。強い冷え込みが続けば綺麗な赤色になる筈です。三枚目はこの夏初めて結実したビワ、来年に向けて花が咲き始めるなど、季節の進みを感じることが出来ます。四枚目は雨の日の定番、水滴写真です。虫の姿も消え、花を観ることも無くなってきている今頃は、雨に降られると水玉を撮るのが一つの楽しみになっています。

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 No.633  2017.10.21 (Sat)  9:00   小雨   水温 16.0 ℃   気温  17.0℃  

 今回も1週抜けの配信になりました。10月も下旬に入り秋らしい気温になっています。しかしながら秋雨前線や台風21号接近の影響か、雨の日が続く毎日になっており、陽射しが無い分寒く感じます。台風21号、大型で強い勢力を保ちながら日曜の夜から月曜にかけて通過して往きそうです。最悪近畿地方縦断も予想され、災害の恐れも気になるところです。月曜日23日は暦でいうところの「霜降」秋も終盤、霜も降りる頃だそうです。チョッと暦は季節の進み具合が早いかな。29日の日曜日は渋川学区のふれあいまつり♀e町内会が出店する屋台の準備で、人々はその段取りで忙しく動いているようです。子どもたちはステージ発表の出し物にコレまで練習を重ねて来て、あと少しの詰めの段階に入っているみたいで、本番での発表が楽しみです。その他渋川伊砂砂神社の講踊り(鼓踊り)「古式花おどり」の一部も観られることになっています。かつて「ビオトープの会」でもこのイベントにネイチャークイズ≠ネどで参加していましたが、主催者との関係が旨く出来ず、残念ながら中止してしまいました。

 
色づき始めた ケヤキ

 今日の写真左一枚目は小雨が落ちるなか、きょうも練習に励むスポーツ少年団の野球チームの子ども達たちがグランドに来ています。二枚目はコバネイナゴ(イナゴ亜科)。三枚目はハマベノアワフキ(アワフキムシ科)、このビオトープではコンスタントに観ることができます。毎年、葦の茎に泡の塊を観ることもあり定着しているのでしょう。四枚目はキアヤヒメノメイガ(ツトガ科)ガ≠ナす。よく探せば小さいな秋の虫が潜んでいます。コウロギも観ましたヨ。まだヤマトシジミ(シジミチョウ科)も元気無さそうですが、ひらひらと足元を飛んでいました。

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No.632   2017.10.08(Sun)  9:00   晴れ  水温 19.0 ℃   気温  20.0℃

 久し振りの日曜日のレポートです。昨日午前中の天気予報では降水確率20%という数字ながら傘を必要とする雨が降っていました。地域イベントが毎週のように組まれている10月、11月で、昨日の土曜日も早朝より某イベントに出向いていました。イベント開催のための打ち合わせ会議等も平日の夜などに開催されており、けっこう多忙な毎日になっています。次週土曜日も予定が入っており、ビオトープのレポートが出来そうにありません。きょう日曜日は午前中が空き時間、前後の穴埋めに頑張ってビオトープに入ることにしました。休むと季節がどんどん進んで往きます。きょうは暦で言うところの「寒露」。露が霜の変わる頃だそうです。そんな冷え込みが始まるのが普通なんでしょうが、今日の日中の気温は27℃ぐらいまで上がるそうです。夏の暑さのぶり返し。夏の太平洋高気圧が日本列島を覆う状態になっているそうです。数日前の清々しさが嘘のようです。

コスモス と ツマグロヒョウモン♀

 今日の写真から、右一枚目はアラカシのドングリ。10月に入り大きく育ってきています。常緑樹のどんぐり、茶色くドングリらしくなるのは晩秋以降になります。二枚目の花はミゾソバ(タデ科)。まだまだ咲き始めで、これから11月遅くまで咲き続けますヨ。三枚目はクロガネモチ(モチノキ科)の赤く染まり始めた実の様子。やがて真っ赤になります。四枚目は、サクランボの葉の上で休んでいたのでしょうか、体長10mm前後のルリチュウレンジ(ミフシハバチ科)です。ハチ特有の腰のくびれのないタイプで、進化の古い形を保っている種だそうです。このハチの幼虫はツツジやサツキに着き食害する嫌われ者になっています。次週の土曜日のレポートもお休みします。ご了承ねがいます。

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 No.631  2017.09.30(Sat)  9:00   曇り/晴   水温 18.0 ℃   気温  19.5℃  

 三週間振りの配信になりました。9月に入り土曜日、日曜日は地域のイベント事やスポーツ行事が重なり合うようにスケジュールを詰めています。10月、11月も同じ状況が続くことになりビオトープのレポートをお休みすることもあるでしょう。14日間のあいだにビオトープの季節もずいぶん秋らしくなって来ました。朝の気温もコンスタントに20℃を割るなど過ごしやすい気温になっています。夜もよく眠ることが出来、朝の起床はスッキリと目覚めることができます。初秋のビオトープ、夏の間色濃い緑色に支配されていましたが、そんな緑も勢いを失くし色褪せて観えるようになってきました。一昨日の木曜日、ゲスト講師として4年生3クラスの環境学習の一環で校内のビオトープについてのお話をしてきました。「ビオトープってなに?」から学校ビオトープの話、学校にビオトープを作った経緯、地域の方々の熱い思いが込められた手作りの施設であること、もちろん動植物の話を盛りだくさんを語ってきました。毎年4年生を対象とした学習になっています。その日は未明まで雨が降っていましたが、学習時間前には小雨になり、止みかけてきました。少し暗かったですが、暑さは無く、学習に集中することができました。

 
「人権学習の花 サルビア」 変わった紫色の花です

 今日の写真左一枚目は一昨日の学習時間にも話を出したクヌギのドングリ、まだ完熟とまでになっていません。二枚目はイヌコウジュ(シソ科)の草花。三枚目は ヨメナ(キク科)の草花です。ヒガンバナが終わり、コレらが咲きだすと秋の本番への移ろいを実感します。四枚目は4mm前後のやや小さ目のテントウムシ、ナミテントウの仲間? ヒメアカホシテントウだと思われます。今はイナゴなどのバッタの仲間がよく見かけます。

  

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最終更新日 : 2017/12/22