No.636 〜 No.640
 

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No.640   2017.12.16(Sat)  9:00   曇り  水温 3.0 ℃   気温  4.0℃

 先日この住む街にも今季初の積雪を観ました。湿り雪でつかの間に消えた薄化粧でした。湖西の山々も冠雪しては消えを繰り返し冬山の景観を整えて往くのでしょう。比良山系頂のスキー場のオープンはまだのようです。雪不足の昨季に比べると降雪したのは早く、スキー愛好者からは期待されています。ビオトープは茶褐色の色合いが日毎濃くなってきており、真冬へとその足の運びを早めているように思います。ポプラの樹は全ての葉を落とし、細枝だけを天空に伸ばしています。この時間は曇り空、さほど暗くはありませんが陽の光が射す明るい空気感が恋しいですネ。

緑が無くなってきました・・・

 きょうの写真から、右一枚目はヤナギの幹に見付けたカメムシの卵。種類は解っていませんが、1mm強のやや大き目に思える大きさをしています。しかし空を破いたような穴が既にありました。カメムシは普通綺麗な円形の穴を開け孵化しますが、これらはそうじゃありませんでした。こんな小さな卵に寄生するハチの仲間がいます。さらにそのハチに寄生するハチもいるそうです。カメムシやこういった寄生バチを研究すると深く、広く限りがないと聞きます。興味がある人は是非この世界の泥沼へ嵌ってみてください。二枚目はジョロウグモの♀、珍しくもありませんがこんな時期まで寒風に堪え巣を張って獲物を待ち伏せしているとは興味がありますネ。秋口には死に堪えるものだすですが、近年温暖化もあり、その寿命を先延ばしにしているだけのことのようです。網を張っても獲物はもう掛からないでしょうにネ。三枚目はカラスノエンドウの新芽、冬が始まったばかりなのにもう春の準備です。四枚目はイヌコウジュの実殻、枯れた花のようにも見えますが種を落としたあとの実殻の様子です。

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 No.639  2017.12.09 (Sat)  9:00   曇り  水温 2.0 ℃   気温  3.0℃  

 今朝9時の気温が3℃、今季最低の気温じゃないでしょうか。無風ではありますが冷たく寒い!です。一昨日の7日が暦の24節季でいうところの「大雪」雪も深くなる″だそうです。昨日の夕刻から冷たい小雨が降っていましたが、山間は雪が舞っていたのでしょう、比良山系はもちろんですが、比叡の山並みも冠雪し、薄っすらと雪化粧をしていました。迫りくる年の瀬を感じる寒さと、山の景色です。ビオトープの落葉樹は9分通り葉を落としてしまい、空も周辺の景色もよく見渡せるようになってきました。曇りの日といえども明るくなりましたネ。シダレヤナギの葉も残り僅かになっています。葉が落ちて初めて気付いたのですが、直径10cm以上はありそうなヤナギ枝が無残にも折れていました。10月末の相次いで近畿地方にも影響した台風の仕業だったのでしょうか。先日来、人手によるものと思われる枝の切断、放棄が観られてだけに気になります。ヤナギの枝は吹く風にもしなり良く、滅多に折れるものではないと思っているのですがどうでしょう。人為的なものとは思いたくないですよね。

比叡山 冠雪 

 今日の写真左一枚目は 葉を落としたホウキポプラ、曇り空に伸びる細枝は寒さを感じます。来春の芽吹きまで冬眠です。二枚目は三の溜り@ャ入する水の透明度も良く、池底もしっかり観えますが、動くモノを観ることはありません。一部で枯葉が朽ちて水底に堆積しています。三枚目は刈り取った株から新たに伸びたジュズダマで、草丈が30cm程で穂を出しています。花は無いようですが、周りの枯れ朽ちかけている本株を横目に緑も元気そうです。 四枚目は花壇の隅に植えられていたトベラ(トベラ科)実が弾け、粘液に包まれた朱色も鮮やかな種が観えました。

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No.638   2017.12.02(Sat)  9:00   快晴  水温 5.0 ℃   気温  6.0℃

 2017年最終月の12月に入りました。既に街中はクリスマス&歳末商戦の様相を呈しています。会社関係や各種団体の忘年会イベントも始まっています。きょう市民センター(公民館)では子どもたちを集めた餅つき大会≠ェ開催されるなど、気忙しさが募る歳末を迎えようとしています。澄み切った青色が拡がる快晴の空の下、グラウンドでは地元スポーツ少年団の野球チームが区外チームとの練習試合を行うのでしょう、多くのユニフォーム姿の子どもたちと、保護者の方々が集結してきていて、準備運動も始まり、気合の入ったキビキビした声も聞こえていました。サッカー人気の昨今ですが、まだまだ野球も衰えることなく頑張ってますよネ。アメリカに近い日本は、欧州のサッカー文化より野球文化の方が似合うように思います。ビオトープ活動に関しては環境問題への考察や取り組みが時代の先を往くヨーロッパの影響を受けているように思います。「渋川のビオトープ」は秋色深く陽の光に輝き、明るさがいっぱいです。気温6度℃、寒さ冷たさを感じさせることはありません。クヌギの黄葉が今、ようやく進みキラキラと黄金色に輝いて見え、ホント!綺麗です。

秋色深し・・・

 きょうの写真から、右一枚目はトサミズキの黄葉、落葉が進み数えることができるぐらいの葉っぱを残すのみとなっていまし。二枚目はビオトープ入口の落ち葉の溜りです。7割方散ってしまったポプラの葉が吹き溜まりになっていました。三枚目の画像はドウダンツツジの紅葉、緑色が色褪せ、茶褐色の空間が広がりを見せ、イロハモミジも葉を落とし始めている中、際立ってこの赤色が目に入ってきます。四枚目、クヌギの小枝の向こうにヒヨドリの姿がありました。ビラカンサスの実が狙われています。

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 No.637  2017.11.25 (Sat)  9:00   晴れ   水温 6.0 ℃   気温  7.0℃  

 地域等のイベント続きの11月も最後の週末を迎えています。きょう、明日そして来週まで、引き続き何等かの催しものが控えています。今朝9時の気温は7℃、冷え込んできていますが朝の寒さにも少し体が馴染んで来たのかあまり寒さを感じません。青空が拡がり、陽射しが暖かさを感じさせてくれているのでしょうネ。ヒヨドリの姿を観ました。近くの人家に在る柿の実を突っつきに往っているようです。甘いものに夢中になる鳥ですヨ。ハクセキレイが防球ネット下の地面を、陽を浴びながら歩く姿もありました。池の中、気温・水温が10℃を切って冷たくなっていますが、何かまだ小さな魚影が水底を素早く走るのが観ることができました。何でしょうか? 結局よく解りませんでした。11月末の土日のいずれかに「ビオトープの会」ではお出掛け観察会を実施してきましたが、取り止めにして5年目になります。ビオトープの先進地視察や、滋賀県下の自然公園等の維持管理方法などを学ぶために実施していたものです。しかし、長浜市早崎ビオトープを訪れた回を最後に、諸般の事情で不開催止む無しとなってしまっています。「渋川のビオトープ」近年ビオトープの中も、サポートする人も単調化の傾向にあり、刺激となるものが欲しい時期になっています。まず施設の修理作業が必要か・・・。

 
ヤマモミジ紅葉 

 今日の写真左一枚目は黄金色£ゥの陽射しを受けキラキラ輝くポプラの黄葉。風が通り過ぎると力なく散り急ぐように葉を舞い落していきます。二枚目は、一の溜りの水面に写ったトサミズキの黄葉です。三枚目はアラカシのドングリ。常緑樹のドングリは濃い茶色に染まるのは遅くてこれからです。四枚目は花壇で観つけたミズアブ、ルリミズアブか? 

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No.636   2017.11.18(Sun)  9:00   雨  水温7.0 ℃   気温  8.0℃

 18日土曜日のレポートは月曜日に記しています。土曜日、日曜日は公私に渡るイベントがギッシリのスケジュール。ダブル、トリプルのブッキングを適当にあしらい過ごしています。土曜日、生憎の雨。冷たい雨が降っています。気温8℃、山ではきっと雪になっていることでしょう、と思っていたら月曜朝、比良山系は冠雪していました。雨の土曜日のビオトープは人影はなく、薄暗く寂しい空気があります。素手の指先は冬のように凍てる感覚がありました。濡れたサクラの紅葉は3分程を残すばかりになり数日も経てば枯れ枝だけになるでしょう。散り落ちた葉っぱは既に朽ちてきています。こんな雨の日、生き物の姿は観ません。池の中も動きもありませんネ。しとしと雨、水面に落ちる雨粒の音もなく、風が木樹の枝を揺らす音もなく、静寂だけが拡がります。隣接する歩道を草津高校の学生が足早にクラブ活動に向かう足音が聞こえるだけでした。地域の事業、この23日の勤労感謝の日にも強行されます。地域挙げての防災訓練。祝日でありながらイベント事業が重複し、いずれかに首を突っ込んでいて出席することに・・・。個人の休日は何時? しかしそんなことの多忙さを楽しんでいるところがあります。

雨に濡れるポット植えのガーベラの花

 土曜日の写真から、右一枚目はサクラの濡れ落ち葉、既に朽ちて来ています。二枚目は柿の葉の紅葉の様子。まだ赤くなるでしょうか。三枚目はすっかり赤く染まったビラカンサスの果実。四枚目はポプラの落ち葉がヘバリ着く観察机。個人の感想ながらなかなか風情があると想い撮りました。例年のことですが、クヌギは落葉樹でありながら未だ葉っぱは緑色のまま。やがて茶色く染まりますが、春の芽吹き前までその枯葉を落としません。

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最終更新日 : 2018/02/10