今ビオ
No.721 〜 No.725

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 No.725  2020.02.29 (Sat)  9:00   曇り  水温: 6.0 ℃   気温:7.0℃  

 ■緊急告知:新型コロナウイルス感染症に関する対応について    草津市においては、新型コロナウイルスによる健康被害予防のため、2月27日(木)から3月11日(水)の間、市主催の会議やイベント等を原則中止または延期されることになりました。 このことを受け、この間直近に控えていたビオトープの整備観察会も小学校からの要請もあり、開催中止することにしました。どうかご理解いただきますようお願いいたします。

 年度末、卒入学式を前に前述の通り会議やイベントの予定がたくさんあります。3月21日までの期限がついていますが延長の持さないことを言っています。卒業式は19日に予定されています。子ども達の一生に一度の小学校の卒業式、思い出作りが哀しい結果になりそうです。誰のせい? 行政の初期対応の甘さ、悪さを引きずっているのでしょう。中国武漢の感染症のニュースが初めて国際社会に報じられた時点で素早い対応を示すべきだったもでしょう。隣国、多くの人が行き交う状況にあってもっと深刻になるべきだったと思います。地球規模での感染拡大があり得るでしょう。アジアから遠い世界ではまだ自覚が出来ていないよういに思われます。世の中、これで人の活動が停滞気味にはありますが、季節は進んでいます。ビオトープの草木は一週間前に比べ春へと歩みを早めています。

ヤナギ 萌芽を感じさせる緑色かかってきました・・・

 左一枚目、二枚目は先週掲載したサンシュウとサクランボのつぼみの今日の様子。一段と膨らみを増して来ています。三枚目、ジンチョウゲの花、小花の開く数が増えています。四枚目はビオの紅梅、八重の花が咲きます。周辺は既に梅の花の盛りは過ぎているのですが、此処の梅はいつも遅咲きのようです。

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No.724  2020.02.22 (Sat)  9:00   曇り   水温 5.0 ℃    気温  6.0℃.

 今回も2週間振りの配信になりました。2月も下旬、いつの間にか雨水≠煢゚ぎ、春先の兆しも観えて来ました。七二候の一つ「霞始靆」(かすみはじめてたなびく)だそうで、朧(おぼろ月を愛でる頃でもあります。靆=iたなびく)って漢字があったんですね。9時過ぎ頃から雨水≠フ通り、冷たくはないしっとりとした雨が降り始めました。草木に潤いを与え、冬の眠りから覚まし、花芽や新芽の膨らみを誘引しています。昨日は晴天で日中の気温は17℃まで上がりポカポカの陽気になりました。草木だけでなく、生き物達も動きだしそうな暖かさになりました。ビオトープの池の水温が15℃ぐらいになるとメダカも観えるようになりますが、水が温むまでにはもうしばらく待たなければならないでしょう。やがて3月薄氷も観ず降雪の少なかったこの冬ですが、春の訪れは早いのかも知れませんね。近隣のお家の庭にある梅は既に多くが満開になっています。3月7日土曜日は今年度最後の整備観察会(9時開始予定)を実施します。多くの方の参加を期待しています。よろしくお願いします。

アオクサカメムシ 越冬から覚めた?

 今日の写真右一枚目、サンシュウ(ミズキ科)の花芽。中の黄色い粒粒が花芽で、たくさんの小花の集合花です。外側は、4枚の包葉≠ェ冬の寒さから花芽を守り、春先にその包を解き花を開かせます。二枚目、トサミズキ(マンサク科)の花芽。ミズキ≠ニ名前がついているが、確かにマンサク科なのです。葉っぱの様子がミズキ科のものに似ているからだそうです。三枚目はサクランボ(バラ科)の花芽。ビオトープの中で一番早く開花するのがこのサクランボ。早ければ2週間後の整備観察会には咲いているかも知れませんヨ。四枚目、景観上はまだまだセピア色のビオトープです。ヨシの新芽はまだ観えません。

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 No.723  2020.02.09 (Sun)  9:00   雪/曇り  水温: 0.0 ℃   気温:0.0℃  

 立春を過ぎ七二候の一つ、9日は「黄鶯睍v」うぐいすなく℃R里で鶯が鳴き始める頃。春の訪れを知らせる鶯は「春告鳥」と呼ばれている。暦は既に春の始まりを告げています。一昨日の初雪、積雪に続き今日も未明から雪が降り、6cm程度の積雪となりました。この時間まだ降っていますがやがて止む予報になっています。気温は0度ですが結氷は観ません。今季まだ薄氷でさえ観ていません。このまま春になるのでしょうか。昨日の土曜日はビオトープのレポートはせずに長浜市の湖北水鳥センターへ行ってきました。早崎ビオトープ近くの田んぼでは食餌中のコハクチョウを観ることができました。尾上漁港近くの湖岸でも翅を休める群れも観られ、鴨なども含め多くの水鳥とも出会いました。山本山の越冬中のオオワシを観ることができ、飛翔するすがたにも遭遇、その迫力に感激しました。琵琶湖、湖北の冬も今年は積雪が無く、コハクチョウにとっては餌を探るには好都合になっているようでした。

早崎ビオトープ近くの田んぼにて(8日)

 左一枚目、5〜6cm程度の積雪になったビオトープの景観です。重い湿り雪です。水つきのグラウンドは雪に覆われていません。二枚目は池の水面を撮ろうとしたものですが、結氷はしていません。今季は凍ったことがないみたいです。三枚目は職員室横の花壇、寒咲きハナナに雪が載っていました。冷たく重そうな感じが不憫に観えました。四枚目は昨日の長浜市湖北水鳥ステーション近くの湖岸から撮った画像です。下方に鴨やその他幾種類もの水鳥たちが観えます。正午頃、冷たい雨混じりのしまけ模様の空でした。近くエリの周辺にもコハクチョウのたくさんの姿が観れれました。近年は草津志那周辺の湖岸では観なくなりました。環境が変わり餌の供給が出来なくなったとのことです。

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No.722  2020.02.01 (Sat)  9:00   曇り   水温 4.0 ℃    気温  5.0℃

 2週間振りの通信です。1月は結局一度だけの配信となってしまいました。大寒≠過ぎ、もう立春≠ナすヨ。雪の降らない冬になっていますが、今朝は琵琶湖の西岸の比良山系は今季5度目の冠雪を観ました。山の頂部分だけが陽に照らされていましたが、概ね曇り空の天気になっています。七二候の一つ「東風解凍」(とうふうこおりをとく)、北西の季節風が収まり東風が吹き凍っていたものを解かし始める頃。厳寒期の2月ではありますが暦は春の始まり。ビオトープはやっぱりまだまだ冬の装い、枯草が覆っています。まだ落葉の兆しがないクヌギの枯葉が目だっています。既に新芽は膨らみを感じさせます。ビオトープで最初に開花する樹花のサクランボは、その花芽の膨らみを増してきています。殺風景な景色の中、真っ赤な色で彩りを添えていたピラカンサスの実が、一粒残らず無くなっていました。隣に在るクロガネモチの実までこっきりとありません。ヒヨドリの仕業でしょう。一番給餌し難い時期で、南天の実も摂られてしまいます。

5度目の冠雪 比良山系

 今日の写真右一枚目、茶褐色の景観が拡がるビオトープの様子です。ヒガンバナ、スイセンの葉の緑がやたら目立って観えます。二枚目は、忙しく歩き回るセグロセキレイ。人とある程度の距離感を保ち、逃げることなく周辺に留まっています。時にハクセキレイも訪れることがあります。三枚目はスイセン(寒水仙)今年はやや花数が少ないみたいです。何か理由があるのでしょうか。これからまだ花を咲かしてくれるのでしょうか。花茎が見えてもいませんが・・・。四枚目はオニノゲシ(キク科)近年は一年を通して何処かに出ていて花を咲かしていますネ。コレも温暖化の影響なのでしょう。いつの間にか過ぎた1月。2月は去る≠ニも言われます。自身を見失うことが無いように!

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 No.721  2020.01.18 (Sat)  9:00   曇り/晴れ  水温: 6.0 ℃   気温:7.0℃  

 曇りがちの晴れ、気温7℃ではありますが無風で暖かくも感じます。明後日20日が「大寒」。寒さを期待するのは無理でしょう。寒い時期には寒くならないと農業をはじめ、季節を共にする社会の成り立ちが崩れる事態に陥ることになるかも知れません。大袈裟ではなく、そんな危機感があります。みんなにも感じて欲しいですネ。春の初めの頃を思わせる比良山系の姿がありました。尾根のトップのみに雪が観えます。スキー場があるため、営業が辛うじて行われているため不自然な景観を見せています。最近はびわこテラス≠ナ有名になり、季節を問わず客を集めるようになっているようです。寒さもほどほど、雪も無い冬にでもハイヒールで山頂からのびわ湖の景色が望めるみたいです。ビオトープの水中ポンプが止まっています。電源が落ちているのか故障なのか今日時点では判りません。土曜日で学校は閉校しており職員の姿がなく、問うことができません。明日は日曜、同じ状況が続きそうです。夏場なら乾き干し上がっているかも知れません。ポンプが止まっているのは先週から、隣接用水路の水位低下が原因でポンプが止ってしまっているのか。職員のかたが気付き対処してくれるといいのですが。職員の方も忙しいのでしょか。

干し上がった池

 左一枚目、比良山の頂上尾根の様子。不自然な雪の載り方をしているように観えます。二枚目、よく観ると小枝の付け根あたりから新芽が観えますが、まだ枯葉を落とす様子のないクヌギの木です。三枚目、ヤマモモの雌の株で、花芽が出て来ているのが解ります。四枚目はメリケンカルガヤ(イネ科)、外来帰化植物です。穂を飛ばしたあとの実殻の様子で、冬の最中でも草紅葉として立っている姿が逞しくもあり、逆光で観るとそこそこ趣があって、美しく見える。綿毛と言うより剛毛を思わせる。

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最終更新日 : 2020/03/07