今ビオ
No.761 〜 No.765

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 No.765  2021.02.13 (Sat)  9:00  晴  水温: 6.0 ℃   気温: 7.0℃ 

 
季節の歳時記 2月14日頃。
七二候の一つ魚上氷=iうおこおりをいずる)
水が温み割れた氷から魚が飛び跳ねる頃。春先の氷ことを薄氷と呼ぶ
。湖北余呉湖のワカサギ釣りがシーズンです。 

 ■気温7℃。無風で晴れていて、柔らかく暖かい陽射しを背中に感じています。3月上旬に実施予定の春の整備作業について何をどうするかを考えていました。今季は昨年夏の作業時と同じくコロナ禍の中、イレギュラー的な開催なりそうです。これまでは土曜日開催としてきましたが、地域住民の参加が減少する一方でPTAさんの組織も変わり、ビオトープへの関心度も希薄なものになってきました。教職員の皆さんにしても多忙を強いられ、できるだけ関わりを持たないようにされているように見えます。働き方改革? 必要以外と思われる事には時間を割かない、関わらないという空気感を感じます。ビオトープの管理、コレは仕事ではありません。参加してきた人達は、地元小学校の事としてボランティアを買って出てくれてきました。仕事の一部と考えないで参加して欲しいです。なら、土曜・日曜開催も可能だと思います。また一般地域住民への参加要請もやり良いと考えるのですが。

 
ヤマモミジのプロペラ

 今日の写真左一枚目、二の溜り観察デッキ下の池の様子です。枯葉が浮き水面を閉ざす感じですが、隙間から池底に陽光が射しその影が揺れていました。二枚目はサンシュウの冬芽、黄色い花の蕾が見え始めました。三枚目、寒水仙が咲き出しました。今季チョッと開花が遅くなったように思います。四枚目はジンチョウゲの花芽の様子。暖かさが増すともっと膨らみを見せてくれるでしょう。開花はもうすぐです。

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No.764  2021.02.06(Sat)  9:00     晴れ    水温  5.0 ℃     気温  6.0℃.

■季節の歳時記 2月 4日頃
 七二候の一つ東風解凍=iはるかぜこおりをとく)春の風が川や湖の氷を解かし始める頃。「東風」(こち)とは春風を表す代名詞。

 

気温6℃、「立春」が過ぎたところ。今年の節分は2月2日でした。145年ぶりの2日の節分だとか。一生に一度、経験出来るかどうかの稀で、特別な日でした。暦、歳時記は例年微妙な時間修正を重ねながら伝えられて往きます。今朝の空は青空が拡がりました。春の空模様なのでしょうか、透き通る青さ、清々しい空気感はなく、淡い水色をしていて霞んでいます。風はなく、穏やか。気温6℃にしては暖かく感じます。ビオトープは真冬のまんまの景色。それでも樹々の花芽は確実に膨らみを見せ、花開く日を待っているようです。繰り返されることであれ、自然の生きていることの力強さを教えてもらえます。此処の紅梅もようやく硬さが解け、大きくなってきました。開花まではあと少しかかりそうです。陽当たりの良い処にありますが、開花の時期の遅い種類のようです。クヌギの枯葉が未だに散り落ちないで、新芽が出て来ているのを横目に強情にしがみ付いているように見えます。

 
頂に雪を残すだけの比良山

 右一枚目、ビオトープの北から南方向を観ています。冬の景観にあまり変わりは見えません。3月上旬には整備作業を予定しています。ビオトープでの春を迎えるための整備作業です。主に施設の修理修繕をすることにしています。二枚目、紅梅の蕾の様子です。開花は2月下旬頃でしょうか。三枚目、ヤマモモの雄花序の様子。ヤマモモは雌雄異株で、これは雄株です。雌株は給水枡の傍にあります。四枚目、下物ビオトープ近く、草津ブランドのからすまレンコン≠フ蓮根掘り作業をされているところです。

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 No.763  2021.01.30 (Sat)  9:00  晴/曇  水温: 1.0 ℃   気温: 1.0℃ 

 
季節の歳時記 1月30日頃。
七二候の一つ鶏始乳=iにわとりはじめてとやにつく)
鶏が鳥屋に入って卵を産み始める頃。本来、鶏は冬は産卵せず、春が近づくと卵を産みました。
家庭に鶏小屋があった。 
 

 ■気温1℃、ビオトープの溜りは薄い氷が張っていました。三週間前にびわ湖岸でしぶき氷≠ェ観られて日とは、今朝は寒さが違いますネ。暖かいです。やがて「立春」。春の兆しがそろそろ見えてきそうに思いますが春、まだ遠からじ≠ナす。生き物達が姿を現すにはまだ先のようですが、草木は春の芽吹きの準備をしています。ビオトープ内で一番早く花を咲かすサンシュウ、そしてサクランボの花芽は日に日に膨らみを感じさせます。コロナ禍に負けない自然の逞しさ、力強さを与えてくれます。こんな時期だからこそ頑張りたいものです。今滋賀県も非常事態宣言は発令されてはいませんが、危機的状況に進行中であることは確かです。気を引き締め、ココを乗り切らなくてはなりません。

 
二の溜りの薄氷

 今日の写真左一枚目、ビワの花序です。しっかり受粉が叶ったようで小さな果実が観られます。完熟は5月下旬か? 二枚目はサンシュウの冬芽(花芽)です。仲良く二つ並びがイイですね。三枚目、早ければ3月上旬に開花するサクランボの花芽(蕾)の様子です。寒さが緩み暖かさが加速すると一気に蕾は膨らみを見せます。四枚目はガマの立ち枯れの姿、ジュズダマや葦も立ち枯れの姿で冬を越します。サンシュウの花が咲き出す頃、新芽(若葉)が一斉に出、伸び始めます。今は水仙の葉、セリの葉が異様に、緑が濃く繁っています。

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No.762  2021.01.23(Sat)  9:00     雨    水温  7.0 ℃     気温  8.0℃.

  ■季節の歳時記 1月20日頃
 七二候の一つ款冬華=iふきのはなさく)雪の下からふきのとうが顔をだす頃。香りが強くほろ苦いふきのとうは早春の味。てんぷらが美味。

気温8℃、「大寒」が過ぎたところですが、風もなく暖かな雨が降っています。空気は重く、暗く見透しは良くなくて街中の建物はかすんでいます。毎日のコロナ感染症のニュースを見聞き、年末年始が過ぎて行こうとしています。2月にはワクチンの提供が順次進められることのニュースがありました。既に変異ウイルスが出現している事実があってどう対処して往くのかが課題として見えて来ました。ワクチンの効果が試されます。絶対的な結果が出ることを期待したいものです。それでも小学校教育の時間は待ったが効くものでなく、年齢相応の知識取得は欠かせないものと思う訳で、学習を先延ばし出来るものではない筈です。2021年の義務教育現場の動向が気になります。

 
空気は重く、暗く見透しも悪く・・・

 右一枚目、ビオトープの南から北方向を観ています。アラカシとクロガネモチの木の緑が雨に潤いを得て新鮮にみえました。二枚目、地上の草、枯草の中にセリとヒガンバナの葉の緑が目立ちます。三枚目、三の溜りの様子。雨が落ち、小さな水紋が幾つも幾つも拡がり、消えて往きます。四枚目、こんな雨の日の楽しみの一つに水玉、水滴を撮ることがあります。枯れ笹の葉の上に着いて水滴。背景を写し巧く撮りたいですが、こんな感じです。新学期が動きだしています。あっという間にの1月から3月、大事に過ごして欲しいものです。コロナに負けず頑張ろう!

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 No.761  2021.01.09 (Sat)  9:00  快晴  水温: -1.0 ℃   気温: -3.0℃ 

季節の歳時記 1月10日頃。
七二候の一つ水泉動=iしみずあたたかくをふくむ)地中で凍っていた泉が動き始める頃。昨日から今季一番の強烈寒波に
覆われています。暖気が恋しく。  

 ■快晴ではありますが、真西からの非常に冷たい風が突き刺さるように当たってきます。今季の初氷の観測が昨日、厚さ7mm程の氷をビオトープの池に観ました。今季これまでの最強寒波と言うことです。昨季は薄氷すら観なかったように思います。新型コロナウイルス感染症が蔓延し、滋賀県下の感染者数も日毎更新している状況。この寒さとも関係があるのでしょうか。氷点下の気温と強い西風で琵琶湖岸ではしぶき氷≠ェ観られました。久し振りに琵琶湖岸まで車で走り、写真を撮ってきました。下の画像がそれ、青空が拡がり陽の光が一杯でしたが風は強く、湖面は白波が立っていました。頬に当たる風は痛く突き刺さる感じがありましたヨ。

湖岸のしぶき氷=@と比叡山

 今日の写真左一枚目、年末の通信の画像と同じアングル、まだ少し緑を残していた下草もみんな枯れてしまいセピア色になった地表が拡がりました。二枚目、完全に葉を落としたシダレヤナギの細枝が寒そうにしていました。三枚目、二の溜りの氷結の様子です。小石を投げ入れても割れることはありませんでした。昨日からの氷も残り、7mmぐらいの厚さになっていたと思います。四枚目は三の溜り、ここもしっかりとした氷の厚みになっていました。7mmの氷が近年では珍しいことで無かったことです。数十年昔だと、毎朝の様に氷結が観られ、30mmほどの氷厚もあったように思います。今、極寒を感じますが、やはり昔ほどではなく温暖化を感じます。・・・・でも寒い!(笑)

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最終更新日 : 2021/02/20