No.236 〜 No.240

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No.240 2008.10.25(Sat) 12:00   曇り /晴   水温  20.5 ℃    気温 22.0 ℃

 きょうのビオトープ入りは正午の12時になってしまいました。10月も最終の土曜日です。先日まで25℃の気温の日もあり、夏日が混じる10月として過去にあまり例のない暖かさだったようです。しかし朝夕の秋の冷え込みは徐々に進んでいるようで、台風の上陸がなかった今秋は木樹の葉の着きもよく、奇麗な紅葉が望めるとのことです。既に比叡・比良・鈴鹿山系や信楽の高地では色付きが濃くなりつつあります。先日23日は暦でいうところの「霜降」。“気寒く露草重し、露結んで厳霜白し”暖かな雨が降った昨日、一昨日で、ややその雰囲気には程遠いかも知れません。週明けからは日中も平年並みの気温に落ち着くとのこと。秋が進みそうです。

春の花ホトケノザが咲いていました。右のツボミはノースポール。

 きょうの写真。一枚目はアキアカネ(アカネ属)の♂。二枚目はノースポールの花に来たキタヒメヒラタアブ(ハナアブ科)の♂。三枚目はミゾソバの花の蜜を吸うチャバネセセリ(セセリチョウ科)。四枚目はクロガネモチ(モチノキ科)の実で、赤く染まってきたいます。粒はまだ少し小さいようでこれから秋が深まるとともにまん丸になっていくでしょう。上の写真は春の花でもある筈のホトケノザの花が咲いていました。季節感がありませんね。一度冷え込んだ時期があり、ここのところの暖かさで春と勘違いをしたのでしょうか。右に見える蕾はノースポールの花です。毎年花壇からのこぼれ種で拡がっているようで、ビオ周辺でもあちらこちらで花を見かけるようになりました。

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No.239 2008.10.18(Sat) 09:00    快晴   水温  17.0 ℃    気温 18.0 ℃

 天高く深い青色をした快晴の空が広がります。決してまだ柔らかくはない陽射しが強く感じます。朝の気温がそこそこ下がったようで、夜露が緑の葉上でキラキラ光っていました。10月も後半、ようやく秋の雰囲気が増してきたビオトープは、ドウダンツツジの葉が赤く染まり始め、幼木ではありますがケヤキの葉も茶色くなってきています。ミゾソバの花が池や川縁のいたるところで咲き誇っており、いろんな昆虫達が蜜を求めやってきています。トンボの時期は過ぎたのかきょうは一頭も姿を観ることができませんでした。アカネ属のトンボはまだまだ居てもいいのえすが、どうしたんでしょうか・・・・・・・。

ケヤキの幼木の葉はいち早く紅葉しています

 きょうの写真。一枚目はセイタカアワダチソウの花穂に来たセイヨウミツバチ(ミツバチ科)です。従来のニホンミツバチを追いやって数を増やしているようです。養蜂家が、集蜜の能力が高いこのハチを明治時代にヨーロッパから持ち込んだものです。二枚目はキゴシハナアブ(ハナアブ科)の♀で、ミゾソバの花にやってきました。三枚目はヒメアカタテハ(タテハチョウ科)で、この時期一番よく目にするチョウです。ヨモギの葉に卵を産み、幼虫はヨモギの葉を食べ育ちます。夏の終りに整備作業で刈り取られた草の後、新たに出た若い葉っぱに幼虫を見つけることができますよ。四枚目は、二の溜りの様子。手前に四の溜りに出ているヨシの穂が午前の陽の光を浴びています。

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No.238 2008.10.11(Sat) 09:00    曇り   水温  18.5 ℃    気温 20.0 ℃

 未明まで雨が降っていました。9時時点ではまだ全天雨雲に覆われていましたが、10時過ぎには西の空から青空が見え始めました。徐々に晴れの天気に向かうでしょう。午後からは明日の地域の運動会のための準備に人々が集まってきます。少しグランド状態に不安が残りますが、天気も回復傾向で明日は快晴の予報が出ており、地域住民の皆様には楽しみな一日になりそうです。下の写真は菜園のカボチャ。種類名は定かではありませんが大きく育っています。あまりの大きさに横に27cmの靴を置いてみました。ハロウィンの黄色くて丸みのあるカボチャではありません。はてさて食べて美味しいモノなのでしょうか・・・・・。

菜園の大きなカボチャ。27cmの靴と比べて下さい。

 10月も中旬を迎えます。金木犀の香りが漂ってきまヨ。グランドの周囲に数本の金木犀の木が植えられておりどれも今、花が盛りを見せており芳香を放っています。きょうの写真の一枚目がそれ。二枚目は手前に見えるドウダンツツジが赤く色付き始めており、ビオトープの池淵も秋らしい景観をみせているといえましょう。三枚目は、長い後足に触覚のセスジツユムシ(キリギリス科)でしょうか。草の緑に溶け込んでいました。四枚目はヨモギハムシ(ハムシ科)。この色合いのハムシの仲間は多くおり、見分けが難しいのですが、大きさが10mmほどで中でも大きな部類になり、なおヨモギの葉に付いているので判断は容易できます。ビオトープ内では5mm程度のヤナギルリハムシもヤナギの葉に観られます。

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No.237 2008.10.04(Sat) 09:00    晴れ   水温  19.0 ℃    気温 20.0 ℃

 10月最初の土曜日です。少し雲があるものの良く晴れています。昨日、一昨日良く晴れていましたが、爽やかな微風が心地よく感じます。しかし、日射は紫外線が強いようで、痛くも感じる暑さもあります。きょうは先週の運動会の賑わいもなく、グランドは人の影も無く静まり返っていました。明日の日曜日には学区の地域協働合校が主催する「ふれあいコンサート」が開催されます。きょうの午後からはその会場準備のため実行委員の皆さんが集まります。ビオトープの会も地域協働合校の一員として代表が、きょうと明日はお手伝いに出ることになっています。上質な音楽を地域の皆さんに、生音で楽しんでもらおうよいう企画です。時間があれば是非、足を運んでみてください。

午前の秋の陽射し・・・ポプラの梢越しに・・・・・

 きょうの写真。一枚目は菜園からの写真で、サツマイモの葉っぱの上に芋虫がいました。長さ4cmほどでしょうか、スズメガ科の仲間で蛾の幼虫です。奇麗な黄緑色をしていますが、成体の蛾は汚いマダラな茶褐色色のしています。二枚目のトンボは、ビオトープの防球ネット際で見つけたリスアカネ(アカネ属)♂の赤トンボ。三枚目はツユクサの花。今の時期でもまだ咲いていました。真夏のものより青色が鮮やかにみえます。四枚目はジュズダマではありますが、本来黒くなる筈の実なのにみんな白化してきています。土壌がやせて来ているのは事実で、あまり肥沃ではなくなっているからでしょうか。あるいは病虫害の影響なのでしょうか。原因は定かではありません。

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No.236 2008.09.27(Sat) 09:00    曇り/晴れ   水温  20.0 ℃    気温 21.0 ℃

 昨日の午前中はかなりの豪雨になりましたが、その後曇り空で推移し、今朝方まで暗い雲で覆われていました。きょうの小学校は運動会です。保護者の皆さんもたくさん詰めかけています。開会式が行われる時間には徐々に陽が射し始め、青空が望めるようになってきました。今朝9時の気温は21℃。凌ぎよい運動会日和に恵まれそうです。やや弱いながら北寄りの風が吹いています。右の写真上二枚はビオトープ側から防球ネット越しに見た、観覧に来られた方々の様子。さすがにきょうは長袖や薄い生地のブルゾンをはおる姿が見えます。ややピークを過ぎようとしているタマスダレの白い花、真っ赤な彼岸花がまだ緑濃いビオトープに鮮やかに色を添えていました。

タマスダレの花に来たホソヒラタアブ

 初秋らしくなってきたビオトープではタデ科の草花が花を点け初めています。ミゾソバ、ヤナギタデ、イヌタデなどの淡いピンク色の花が点々と見えます。きょうの写真右の三枚目はシソ科の薄紫色したイヌコウジュの花です。四枚目は形の良い個体で、色合もクッキリ出ているツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)の♀です。先日の新聞記事で、このチョウは南方系のもので50年昔では近畿地方では観なかったものと云うことが書かれていましたが、地球温暖化の影響もあってか南の地からその勢力範囲を北へと広げているとのことです。上の写真はタマスダレ(ヒガンバナ科)の花に来たキタヒメヒラタアブ(ハナアブ科)の♀ようです。ホソヒラタアブによく似ていますヨ。

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最終更新日 : 2009/01/17

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