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No.255 2009.02.21(Sat)  9:00    曇り/雪   水温 4.0 ℃    気温 5.0 ℃

 この18日は暦の24節季でいうところの「雨水」でした。雨水も温む頃の意味。三寒四温を繰り返し春が近づいてきます。きょうは生憎の“寒”なのでしょう。先週の土曜日の同じ時間帯の気温が15℃もあったのにきょうは5℃、かなり寒く感じる暗い空になっています。黒い雲の背後には太陽の姿もあるようですが、小雪が散らついています。しかしきょうは午後からは晴れてくることでしょう。

 3月7日(土曜日)の朝から整備作業の予定をしています。市の公園緑地課から譲り受ける樹の3本の植栽と、観察デッキの改修作業、外来種の駆除作業を行うことになっています。特に観察デッキの丸太は腐敗が進んできており、足をとられる危険性もあり早急の改修が迫られており、あと二週間なんとか持ちこたえて欲しいものです。「渋川ビオトープの会」の会員さんの他、興味のある地域住民の方々の参加も歓迎しています。ご自由に小学校の方へ起こし願いたいです。

土筆が顔を見せ始めましたヨ〜

 きょうの写真。一枚目はサクランボの花芽(蕾)がかなり膨らんできています。3月初めには開花するかも知れませんネ。二枚目はミゾソバの新芽が二葉から本葉へと成長してきています。三枚目は菜園からのもので、イヌガラシ(アブラナ科)の花です。この時期アブラナ科の野菜や草の黄色の花が目立つようになってきています。四枚目は老朽と腐敗が進み、観察デッキの一部が陥没したところです。早急の修理が必要なんですが、二週先にしか手がつけられません。

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No.254 2009.02.14(Sat)  9:00    雨/曇り   水温 14.0 ℃    気温 15.0 ℃

 先週の土曜日は近江八幡の県立婦人会館で行われた滋賀ビオトープ研究会の平成20年度研究発表会に出かけており、「ビオトープ通信」はお休みにさせていただきました。様子は新着情報で紹介しています。

 お休みをしている間に「立春」も過ぎ、徐々にではありますが三寒四温の言葉が似合うように、暖かく感じる日も増えてきたように思います。昨年に比べ季節の巡りは早いようで、露地の草の緑が目立つようにもなり、木樹の芽吹きや梅の開花も見ることができるようになりました。今朝9時の気温は15℃。

 今朝は学区の「わんぱくプラザ」で“餅つき大会”が行われていました。ビオトープに関っている子ども達や保護者の方も来られており、餅つき体験や美味しい一時を賑やかに過していましたヨ。

「わんぱくプラザ」餅つき大会の模様

 きょうの 写真は春近しのビオトープ。一枚目は、カラスノエンドウの若葉に着いていた緑色した体長3mmもないような小さなアブラムシです。二枚目はオオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)。サクランボの木のしたあたりに出ています。昨年は3月に入ってから見たと思いますが、季節の巡りが早いようです。三枚目はドウダンツツジの新芽。先がはじけかけてきています。四枚目はクヌギの新芽。枝の先端は若葉が顔を覗かせています。昨夜半は雨風も強く、南東の風が吹き「春一番」の様相で、今朝は気温が上がりました。

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No.253 2009.01.31(Sat)  9:00    雨・曇り   水温 10.0 ℃    気温 11.0 ℃

 一月も最終の土曜日。新年も早一ヶ月が過ぎ、明日からは二月に入ります。そして2月4日が暦でいうところの「立春」を迎えます。ビオトープの中でも春を予感させてくれる草木の芽が観られるようになってきています。

 昨日からの雨は夜半には嵐を思わす強い風と雨になり、近畿南部では警報が出るほどのものになっていました。今朝の9時の気温が11℃とコノ時期にしては暖かく、まだ時折小雨が落ちる状況にはありましたがコートを着ることなくビオトープを観ることができました。この雨で、隣接用水路もビオの池の水も濁っており、池の底は見えなくなっていました。

正面玄関前広場の山茶花の花 まだ咲き続けています

 きょうの写真。一枚目は雨で濁った三の溜りの様子です。池の淵ではミゾソバの若葉が出初めています。二枚目はヨモギの今季出てきた若葉。秋から冬に刈り取られた後に出た葉っぱとは色が違います。春の七草で、食用に用いられるのは本来この若葉のようです。三枚目はサクランボの花芽の様子。まだまだ一部ではありますが、膨らみかけのものを観ることができました。四枚目はまだ真新しいモンシロチョウの死骸。成体で越冬中だったのでしょうか。昨夜の強い雨で、潜んでいた処から放り出された結果なのでしょうか。春を待たずしての死は哀しいですね。上の写真は正面玄関広場の山茶花の木。木の下には花びらがたくさん散っていましたが、花はまだ咲き続けるようにです。

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No.252 2009.01.24(Sat)  9:00    曇り・晴れ   水温 01.0 ℃    気温 02.0 ℃

 ここのところ一週間は愚図ついた空模様になり、気温もやや高めで雨の降る日が目立ちました。きょうの土曜日はそんな天気とは一転、強い寒気団が南下してきており冷たい西寄りの風も強く、非常に寒く感じます。先日は24節季でいうところの「大寒」の入りでした。暦通りの冷え込みになったようです。昨日の気温が高めであったこともあり、池の氷結は観られませんでしたが、明朝は薄い氷でも張るのではないでしょうか。下の写真は今朝の比良山系の山並みです。徐々に雪雲が山を覆い始めています。県の北西部は大雪注意報が出ました。

今朝の比良山系・・・・・雪雲が降りつつあります

 きょうの写真。左一枚目は「あぶないのではいりません」の告知。隣接水路に出入り可能な柵の無いところ。高さ1m強の下に水路の水面があります。最小限のボーダーを引き、万が一の場合の事故に備えてはいますが、あとは子ども達の危険察知判断に任せるしかありません。ビオトープに自由に出入り出来るか否かは、よく問われる問題の一つです。「自由が一番」なんですがね。二枚目は一の橋脇の石階段です。夏場は草に覆われ見えなくなっており、足を踏み入れることは稀ですが、この時期は容易に水面に近づくことができます。三枚目は二の溜り、観察デッキから池を覗き込む子ども達。何かを見つけたのでしょうか。四枚目は大寒の最中でありながら、すでにミゾソバの新芽が顔を出し始めていました。二週間後には「立春」を迎えます。♪春よ来い、早く来い・・・♪

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No.251 2009.01.17(Sat)  9:00    晴れ   水温 04.0 ℃    気温 05.0 ℃

 昨日に引き続き、今朝は快晴の青空が拡がっています。ここのところ一週間は冬らしい冷えと寒さがありました。水溜りに氷が張ったりしましたネ。かつて昔はよく分厚い氷を見ることもありましたが、今は一冬に数回薄氷が張る程度のものです。冬を通してみるとやはり温暖化が進んでいるのでしょうか。昨日は五年生のスキー教室がありました。前日まで県北部では雪が降り続いていましたが、この日は朝から快晴になりました。行き先は箱館山スキー場、バスで往く道は高島町を過ぎるあたりからは道沿いの木立にも雪がたっぷり積もっており、琵琶湖岸から山にかけて一面の銀世界が広がり、朝日に映えてキラキラと輝いていました。スキー場の雪も今季最高のコンディションに恵まれ、初心者が大方を占める子ども達でしたが、帰る頃にはみんな巧く滑走できるようになっていました。子ども達の覚えの早さには驚きです。

菜園の北にあるビラカンサの冬の花芽

 今朝のビオトープの様子。左、一枚目の写真は南方向を見た様子。学区内に高層マンションが建築中で、その全容が望めるようになってきました。二枚目はメリケンカルガヤ(イネ科)の冬枯れで、綿毛が残っていました。穂先を揺すると風に乗って飛んでいきますよ。三枚目はプランター植えのノースポール(キク科)の花。開きかけです。陽射しを受けてたくさん咲いています。四枚目はトックリバチ(ドロバチ科)の巣。コノテガシワの株下、葉っぱの中に隠れるように着いていました。巣の中は空っぽのようでした。

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最終更新日 : 2009/07/18

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