No.256 〜 No.260

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No.260 2009.03.28(Sat)  9:00    曇り・晴れ   水温  5.0 ℃    気温 6.0 ℃

 先週の春分の日以降“寒の戻り”が続いており、毎日のように朝の冷え込みがあります。比良山系の雪が一時山頂部分にわずかに残すだけになっていたものがきょうは中腹まで白く見えていました。県の北西部は真冬の雪雲が覆っています。2月末に発表された桜の開花時期は既に過ぎていますが、校庭の桜の蕾はまだ膨らみかけた状態のまんまで開く様子はありません。ひょっとして例年通りの開花ぐらいか、遅くなる感じもします。4月8日が入学式ではありますが、その頃にはイイ具合に満開になっているかも知れませんね。ビオトープの木樹の新芽も早く暖かくなることを求めているような気がします。

 例年春先になるとカルガモの一対がビオ周辺に姿を現します。今朝も溜まりから小川をゆっくりと移動するのが観られました。昨年まで市民センター隣地の県所有の空地の草中に営巣していたようですが、今春はどうでしょうか。10羽程度の小鴨を連れて歩く姿も何度か目撃されていますが、またそんな光景を見たいものです。

カルガモ夫婦(三の溜まり)

 今朝の写真の一枚目はヒメオドリコソウ(シソ科)の密生。二枚目以降は寒さの戻りで発育が鈍ってしまっている木樹の新芽たち。二枚目はドウダンツツジ(ツツジ科)。三枚目は3月7日に植栽したイチョウ(イチョウ科)。四枚目は同じくこの日、定植したクヌギ(ブナ科)の新芽です。

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No.259 2009.03.21(Sat)  9:00    快晴   水温  6.0 ℃    気温 7.0 ℃

 この週は4月ような暖かさ、初夏を思わす陽気になり、黄砂の飛来にも閉口しましたが、今朝は冷え込みを感じる9時の気温が7℃、奇麗な青空が拡がり、比叡・比良山系の山並みも望めました。比良山の頂上には名残の雪が見えましたよ。校庭のサクラの蕾も膨らみかけており、開花が近いことを知らせています。ただ、来週は寒くなりそうとのこと。2月並の寒波が戻ってくると予報がでています。先日卒業式が終り、4月8日には入学式が予定されています。サクラの花はその日まで咲き続けているでしょうか、入学式にサクラの花はお似合いなんですがね。

 昨日は「春分の日」でした。お彼岸の中日。この日を境に日中の長さの方が長くなります。寒さも彼岸まで、寒の戻りもあるでしょうが春のビオトープの緑は日々増しつつあります。

膨らみかけた校庭のサクラの花芽

 今朝の陽射しの中、暖かさを求め虫達が姿を見せ始めています。きょうの写真の一枚目はヤマトヒラタアブの♂。二枚目はホソヒラタアブの♀。何れもハナアブ科の仲間ですが、後者の方が一回り小さいです。三枚目はシジミチョウ科のルリシジミではないでしょうか。春先、逸早く姿を現すのがこのチョウ。黒紋がヤマトシジミに比べやや疎らな感じがします。色、形が奇麗で春型と思われます。マメ科の植物に着くようです。四枚目はシダレヤナギの尾状花序。ヤナギ科の全てが雌雄異株だそうで、コレは雌花序か。

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No.258 2009.03.14(Sun)  9:00    雨   水温  6.0 ℃    気温 7.0 ℃

 昨日からの雨はきょうも降っています。ビオトープの溜りの水は濁っており、絶えず雨水の波紋が消えては拡がっています。改修を終えた観察デッキが真新しく、濡れた木肌に暗い空を映していました。午後には雨も止むとのこと、晴れ間が出て青空が望めるでしょうか。明日の日曜は晴れの天気のようです。

 3月も半ばを迎え、木樹の芽吹きも始まり早咲きの花を観ることができます。来週19日にはもう卒業式が控えています。そして春のお彼岸。日本列島も南方では既にサクラの開花も聞かれ、暖冬だったこともあり、この地の咲き初めも早くなるでしょう。しかし枝先を見る限り小学校のサクラの花芽はまだ硬そうでした。来月の入学式の頃には満開時期が過ぎているでしょうか。長持ちすればいいのですが・・・・。

サンシュウの花が開花しています

 きょうの雨中の写真、一枚目は先週の整備作業で改修された観察デッキと二の溜り。溜りの淵にはセリやミゾソバが緑を増し広がりつつあります。二枚目はようやくサクランボの花が開花していました。雨に打たれ、水滴をまとった花は少し寒そうで寂しげです。三枚目はまだ、冬の寒水仙が咲き続います。四枚目はシダレヤナギの新芽。花穂が見られます。雨のビオトープ、何れも水滴が着いていて透明な水球を通して背後の景色が映ります。「啓蟄」も過ぎ、来週には春のお彼岸。もっと暖かくなり花木の新芽や花だけでなく、生き物達が姿が見られることを期待したいですね。

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No.257 2009.03.08(Sun)  9:00    曇り   水温 5.0 ℃    気温 6.0 ℃

 きょうは日曜日のレポートです。空は灰色で暗く、この時期にしては気温もやや低めの6℃。風はありませんが寒く感じます。昨日の7日土曜日は春の整備作業の日ではありましたが、私自身、本業の都合で作業に参加することが出来ませんでした。ご迷惑をお掛けしたこととお詫びいたします。昨日は予定をしていた作業も滞りなく終えていただくことができたようで、作業に参加してくださいました皆様には感謝しております。作業の様子は後日、新着情報の方でお伝えいたします。

サクランボの開花前のつぼみ・・・まだ開花していませんでした

 きょうの写真は、昨日の作業の成果を撮ってきました。一枚目はこれまでの観察デッキの老朽化したもので、二枚目が改修後のデッキです。ビオトープの竣工後6年目を迎える春ではありますが、桧の間伐材で手作りデッキも、朽ちて足を取られそうな危険なものになっていました。今回は同じ桧材ではありますが、材木屋さんから角材を安く手にいれることが出来、それを使用することにしました。昨日の半日での作業では改修を終えることが無理ということで、一週間前から一部の人の手を借りて下準備をしていただきました。三枚目は竹垣の補修後の写真。右に見えるのは水を揚げている農業用の水路です。四枚目の写真はこの日に植栽したイチョウの苗木。クヌギも露地植えにしました。他にサンシュウ、ヤマモミジの幼木を植えることができました。また、今回も外来植物の駆除にも精を出しましたが、まだまだ完全ではありません。

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No.256 2009.02.28(Sat)  9:00    晴れ   水温 6.0 ℃    気温 7.0 ℃

 ここのところ、少し雨の降る暗い日が続いたように思います。きょうは朝から青空が拡がり、背中に受ける太陽の光も暖かですよ。昨日は東京で雪が降ったというニュースが流れました。東京での降雪は全国ネットの話題としてニュースになるんですね。ビオトープ内の木樹の春の芽吹きも多く観られるようになりました。来週の土曜日、3月7日(土)は整備作業の予定ですが、暖かい晴れの天気を期待したいものです。

 先日、観察デッキの修理に使う木材が小学校に届きました。また市の公園緑地課から提供を受けた3本の植樹苗も運び込まれました。きょうは、木材の一部に防腐剤を塗る作業をしていただいています。当日の整備作業が順調に終えることができますように願うばかりであります。

地表を覆うシロツメグサの葉っぱ

 きょうの写真。上はシロツメグサ(クローバー)の小さな葉っぱが密集している地表近くからビオの南方向を見た画像です。左の一枚目は3本の植樹苗で、サンシュウ・イチョウ・ヤマハモミジの幼木です。二枚目はヤマモモ(ヤマモモ科)の花芽。ヤマモモは雌雄異株で実は雌木に着きます。この花芽は雄花序でしょうか。三枚目はホウキポプラの新芽。四枚目はイロハモミジの新芽。このほかにシダレヤナギも芽吹いています。常緑樹のアラカシ、シラカシの芽吹きも観られます。サクランボの花芽はずいぶん膨らみ、来週の整備作業の日には開花していそうな気配です。

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最終更新日 : 2009/07/18

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