No.261 〜 No.265

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No.265 2009.05.02(Sat) 9:00    快晴   水温  17.0 ℃    気温 19.0 ℃

 4月末から安定した快晴の空が続いています。やや気温も高め、日中は半袖Tシャツの人の姿も見られます。今朝9時の気温がすでに19℃になっており、池の水温も17℃まで上っています。水中のメダカの動きも活発になっていますヨ。小学校もきょうから5連休。GWの真っ只中に突入です。新学年の授業が始まり一ヶ月。子ども達も少し落ち着いてきたところで、教職員さん達はこの時期家庭訪問に出掛けられるようになり、忙しいく過されているようです。ビオトープも初夏の装いと景色は変わりつつあります。木樹の若葉の色は日毎濃くなりつつあります。今年もカワヂシャの花咲き始め、キショウブの花も見られるようになりました。生き物の姿も様々、観ることが出来ます。

タモを持って二の池をガサ入れ・・・

 今日の写真。上は二の池(溜まり)にタモ(網)を入れてみました。メダカ、イトトンボ・クロスジギンヤンマのヤゴが入ってきました。右、一枚目はコムラサキ、チョウの幼虫です。ヤナギの葉と同化していて見つけ難いです。二枚目はカミキリモドキ科の仲間と思われます。三枚目はセイヨウミツバチ。四枚目は ウシガエル。隣接する用水の水位が、下流域の田植え時期になり増しています。恐らく用水路を経て、ビオトープ内に侵入したかと思われます。ビオトープのメダカなどを捕食する可能性もあり、捕獲駆除が急がれます。他にトノサマガエルも侵入してきているようです。狭いビオトープの池では迷惑な存在です。

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No.264 2009.04.25(Sat) 12:00    雨晴   水温  15.0 ℃    気温 16.0 ℃

 きょうはお昼、正午のレポートです。昨夜からの雨はきょう一日中降り続きそうです。春雨という言葉に似合わず時折雨脚も強くなる時もあります。少し風もあり、肌寒の雨空でもあります。こんな日は運動場で遊ぶ子ども達もビオの虫達の姿もなく、雨音だけが耳に着く寂しい感じがします。一週間観ないうちに草木の生長は著しく、若葉が目につくようになりました。サクラやサクランボの葉も大きくなっています。池のヨシ、ガマの葉茎もずいぶん伸びましたヨ。クヌギやモミジの葉っぱも黄緑色が雨に濡れ、瑞々しさを感じます。

三の池。左半分がヨシ、右がガマ。右手前はドウダンツツジ

 きょうの写真、雨空のため巧く写真が撮れません。そんな中、雨に濡れる雫とともに撮ったビオトープの草花です。一枚目はアラカシ(ブナ科)の雄花序。アラカシは4月から5月にかけ、新葉の展開と同時に花を咲かせる。雄花序は長さ5〜10cmで前年枝の芽から出て長く垂れ下がる。雌花は新枝の葉腋に数個づつ集まって咲くが目立たない。花時には柄が目立たないが、稔ると数mmから1cm弱に柄が伸びる。柱頭は3つに分かれ、殻斗には横すじがある。ドングリ(堅果)はその年の秋に稔り、長さ1〜1.5cmの楕円形。二枚目はキツネノボタン(キンポウゲ科)。ヘビイチゴの花にも似ていますがまったくの別物です。三枚目はイグサ(イネ科)の花。四枚目はシロツメグサ(マメ科・クローバー)の葉っぱに着いた雨粒、水珠を撮りました。

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No.263 2009.04.18(Sat)  9:00    快晴   水温  12.0 ℃    気温 13.0 ℃

 この土曜日、朝も快晴の空になりました。先日の雨の後、高温で推移していた気温も平年並みに落ち着いているようですが、きょうの午後は少し気温が上がりそうです。4月も中旬、校庭の桜の木はすっかり葉桜になり、赤味かかった若葉も出揃い新鮮に見えます。ビオトープも春、真っ只中の様相を呈していますヨ。小学校も給食が始まっており、本格的に授業も進みつつあります。下の写真はドウダンツツジの花。今年は一部の木を除き花の付きがあまりよくありません。昨夏の潅水が充分ではなかったことが一つ原因だったかも知れません。

ドウダンツツジの花

 春の陽気も本格化し、生き物の姿もよく目にすることができるようになりました。モンシロチョウやナミアゲハ、ベニシジミのチョウも訪れています。今日の写真、一枚目は羽化したてのクロスジギンヤンマ(ヤンマ科)が観られました。翅を伸ばしたばかりなのかまだ翅は乳白色で、透けて見えるまでにはなっていません。そばにはヤゴの抜け殻もありましたよ。二枚目の写真はカタバミの花に来たヤマトシジミ(シジミチョウ科)の♀で、幼虫の食草がカタバミの葉であることから産卵に寄ってきたのでしょうか。三枚目は露地に移したクヌギの幼木。二年目の春の若木です。四枚目はビオトープに遊びに来てくれた子ども達。何か観察をしているのかな?と近寄ったらゲーム機と睨めっこしていました。(な〜〜んだ。ちょっと残念!)背中に陽を受け、ほのぼのとした光景を見ました。

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No.262 2009.04.11(Sat)  9:00    快晴   水温  16.0 ℃    気温 17.0 ℃

 春の青空の日が続いています。10日以上も雨が降ってないように思われます。この陽気の毎日で一気に春は進みつつあります。8日の入学式には満開になった桜の小枝を入れ、記念撮影をされていた光景もみられました。苗木の幼木から植えらたもので、7年目の樹です。さほど大きくはないのですが、昨夏から秋にかけて毛虫の食害に見舞わたせいか、花付が良くなかったことが少し残念でした。ここのところ日中は5月上旬頃の気温になっており、きょうの朝9時ですでに17℃まで上っており、上着は脱ぎ捨てての観察になっています。乾燥注意報が出されており、3月初めに植栽した木樹への水やりが必要なのですが・・・・。

 新学期が始まり、ビオトープへの子ども達の出入りも頻繁になってきているのか、生垣を壊し隣接水路へも足を踏み入れている様子が伺え、今朝はN先生が応急修理をしてくださいました。

地に降りたツグミ(スズメ属ヒタキ科)

 きょうの写真、一枚目は三の池方向を見たもの。ゴミ揚げと少しの藻を揚げました。グラウンドではスポーツ少年団サッカークラブの姿がありました。二枚目はハナアブ科の仲間。三枚目はアシナガグモの仲間だと思われます。四枚目はガガンボ(ガガンボ科)。春の陽気で、虫達も活動が活発になってきているようです。水温も15℃以上になることで、メダカの動きも良くなり、産卵が始まる頃かと思います。

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No.261 2009.04.04(Sat)  9:00    曇り   水温  10.0 ℃    気温 11.0 ℃

 4月に入りました。8日には入学式が行われます。小学校の校長先生が代られ、教職員さんの一部も入れ替えがありました。新しく一年生を迎え、平成21年度がスタートします。また、ビオトープはその完成以降6年目の春を迎えています。

 登下校通路のサクラの花が3分咲きぐらいになっているでしょうか。入学式で子ども達が登校する8日にはもう少し開いていることと思います。きょう掲載のサクラの花は昨日に撮影したものです。青空が拡がる暖かな日和でしたが、きょうは朝から曇り空になっています。午後からは雨になるでしょう。

2〜3分咲きのサクラの花

 きょうの写真。一枚目は子ども達の登下校通路沿いのソメイヨシノのサクラの花。まだチラホラ咲きの木が何本かあります。蕾のピンク色がなんとも可愛く感じます。二枚目はヤマモミジの新しい葉っぱ。新芽から次の段階、一所懸命に手のひらを広げようとしているように見えます。これからは新緑が春の陽を受けて鮮やかに輝くことでしょう。三枚目はムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科)の花。毎年、二の橋付近に出ます。シロバナサギゴケというのもありますが、此処では見ることはありません。四枚目は体長10mm弱のハバチの仲間です。人差し指に乗っかってくれたのを撮りました。ハバチの仲間は産卵管が細長く柔らかで人を刺すのに適していません。しかし、ハバチ類の雌の多くは捕まえると刺す真似をします。

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最終更新日 : 2009/07/18

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