No.426 〜 No.430

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 No.430 2012.10.20(Sat)  9:00  快晴  水温  14.0 ℃  気温 15.0℃ 

 今週は台風21号・22号が太平洋を足早に北上していきました。グズついた日があり、少し乾き気味の大地を潤して去りました。こんな台風なら歓迎ですね。週末の空は秋らしく高く感じられ、青く澄み切っています。気持ちまでも晴れ晴れさせてくれます。朝方は気温が下がりました。陽が昇り、冷えたビオの草葉を温め、夜露も溶かします。生き物達も体を温めようと日向に現れます。きょうは盛夏時に比べると、はるかに多くの生き物の姿を観ます。秋型のチョウ達も種が豊富ですよ。しかしトンボを観ることがありませんでした。どうしてでしょう?・・・。ハナバチの仲間、ハナアブの仲間も終わりかけているイヌコウジュの残り花に集まって来ていました。10月28日(日)は学区ふれあいまつり、ビオトープネイチャークイズPart8で当会もイベント参加しています。お楽しみに。。。。

縁石の上のベニシジミ(シジミチョウ科)

 きょうの写真、右一枚目はヒメアカタテハ(タテハチョウ科)。秋のチョウってイメージがあります。形も色もこの時期が一番綺麗でしょう。二枚目はヤマトシジミの♀。翅表が暗くあまり目立ちません。♂は鮮明なブルーをしていますね。三枚目はキチョウ。科はシロチョウ科。四枚目は体長10mm以上ありそうな大きめのハムシ、ヨモギハムシのようです。3mm程度のよく似た色形の小さなハムシを観ますが、此処の場合はヤナギハムシと言われるものでしょう。イナゴなどバッタ類の姿もきょうはたくさん観ることができました。

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 No.429 2012.10.13(Sat) 16:00  曇り  水温  21.0 ℃  気温 22.0℃ 

 きょうは午後4時のレポートです。日中は太陽の陽も出て日当たりの良い処では25℃になっていたことでしょう。この時間は雲が全天に広がり曇り気味です。小学校の運動会が終わり、学区住民の運動会も終わり、少し落ち着いた感じの今週末です。朝の気温が10℃代に下がり、暦の上でも甘露≠ェ過ぎて、肌寒さも覚えるこの頃になっています。ビオトープに限らず確実に秋の装いが進みつつありますね。小学校近くにあるアメリカハナミジキの葉は赤く染まり始めています。葉っぱに見え隠れして真っ赤な実が挨拶をしてくれているようです。ビオトープでは先頭を切ってドウダンツツジが早めの紅葉を進めつつあります。

紅葉が進むアメリカハナミズキ

 きょうの写真、左一枚目はギンモクセイ。二枚目がキンモクセイ。金銀揃い踏みです。ギンモクセイはキンモクセイに比べるとさほど匂うことはありません。キンモクセイは何処か遠くにあってもその香りは届くもので、些か鼻を突く異臭と感じる人もあるようですヨ。三枚目はルリシジミ。上の小さなモノが♀で、下方の大きなのが♂のようでした。これからまだ冬までの間にもう一回子孫を誕生させるのでしょうか。四枚目は此処のビオトープでは珍しいハッカハムシ(ハムし科)です。イヌコウジュの茎に潜んでいました。

11月24日(土)はお出掛け観察会。参加者募集中!

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 No.428 2012.10. 6(Sat) 09:00  曇り  水温  20.0 ℃  気温 21.0℃ 

 カレンダーは10月、既に一週間が過ぎようとしています。二学期以降は小学校、地域、私事・・・と何かと予定が詰まっており忙しい想いをしています。そして一日が過ぎて往くのが早いですね。週初め、台風17号が去り、台風一過で秋らしい空になるかと思いましたが、スカッと気持ちの良い青空を見ることはありませんでした。きょうも曇り空、気温こそ20度前後までになってきていますが、そのわりには蒸し暑く感じます。太平洋の遥か南にはまたも台風が発生しています。この台風も来週末には日本列島に接近するとの予報です。地球温暖化で大型化する台風、近畿を直撃して欲しくはないですね。確かに、確実に温暖化は進んでいますヨ。

ヨメナ(キク科)

 ビオトープは秋の草花が咲き始めており、少し前の緑だけの景色とは違った様相を呈してきています。ヒガンバナは終わりかけており、だらしなくうつ向き加減ですが、タマスダレは次々と花を付け続けています。ヨメナの花が秋らしくていいですよ。ヨシ(葦)にも花が付き始めました。右写真一枚目がヨシの花、穂の中にイネ科らしい雄しべ、雌しべがはっきり見て取れます。二枚目の写真はミゾソバの花。夏草獲りで数少なくなってしまっていましたが、ぽつりぽつりと観られます。三枚目、四枚目は初めて紹介するモノと思いますが、三枚目はヒメアメリカアゼナ(ゴマノハグサ科)北米原産。四枚目はエノキグサ(トウダイグサ科)のようです。これまで見られなかったモノで、春に植栽した植木苗に混じって入ってきたように思われます。

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 No.427 2012. 9.29(Sat) 09:00  曇り  水温  24.0 ℃  気温 25.0℃ 

 台風17号が南の海を北上しています。午後には雨が降り始めるだろうとの予報。きょうは小学校の第10回目を数える運動会が開催されています。HP管理人は今年も来賓席の末端に席を作っていただき、少しの時間ではありましたが、観覧してきました。台風の接近もあって曇り空ではありますが、炎天下の快晴に比べると実に屋外活動のやりやすい空になっています。好天気と言えるでしょう。危惧されていた雨は運動会の終了を待っていたかのように4時頃からの降り始めとなりました。年々保護者席父兄席の人が多く見られるようになってきています。席が溢れそう!・・・テント下の敬老席も溢れてきています。皆さん、熱心に子ども達の活躍する姿に目を向け、応援されていました。そんなこんなでレポートは29日の画像とともにですが、HPの更新に手が着かず月曜日配信になってしまいました。

第10回 運動会入場行進

 運動会の日の写真から・・・左一枚目は観覧客がまだ入ってきていない状況のグラウンドの様子を咲き出した彼岸花を入れ、防球ネット越しに見ています。ヒガンバナの開化は、お彼岸よりやや遅れ目でしたネ。二枚目はイヌコウジュ(シソ科)の花。この花も咲き始めで、今年はたくさん観られます。三枚目ドウダンツツジの様子で、随分色が変わってきていますよ。確かに秋が進んできているのをこの樹で観ることできます。四枚目は、ヤナギタデ(タデ科)の花。コレも今年は数多く観られます。8月の整備作業で刈り取られずに残ったものです。

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 No.426 2012. 9.15(Sat) 09:00  晴れ/曇り  水温  28.0 ℃  気温 29.0℃ 

 9月15日、本来の敬老の日≠セったことを知らない子ども達、大人もいる時代です。小学校は今日を入れて3連休。台風16号が沖縄県のすぐ南沖まで近づいて来ていることで気温が上がっています。風が少し吹いていますが、それでも蒸し暑く感じます。先週、濁りきっていたビオトープの水は、いつも通り綺麗に澄んでおり池底の様子もハッキリ観ることができます。メダカよりやや大きめの魚が素早く底を移動します。何だろう!ムツ?・・・よく解りませんでした。二の池の観察デッキ下にザリガニ獲りのトラップを仕掛けていますが、大きなウスガエルが瀕死の状態で入っていました。ザリガニを求めカゴに入り込み、水上へ呼吸しに上がってこれなくなり溺れたのでしょう。右写真一枚目がソレ。ザリガニと向き合っていますが、ウシガエルは既に死の渕にいる筈です。ザリガニとウシガエルの両方を一度に駆除ができてこれはラッキーな一場面になりました。

小粒ながらドングリが成長中です・・・

 昨日までにウシガエルの目撃者が数人おり、報告を受けていました。折角、メダカや小魚、水生昆虫などの個体数が回復傾向にあっただけに、ザリガニ、ウシガエルには困った存在になっています。きょうの写真、右二枚目はドウダンツツジの色がやや秋色に変わってきた様子です。三枚目はタマスダレ、今季二度目の満開になっていますヨ。四枚目は防災スピーカー、一昨日全国一斉防災試験放送が流れた筈なのに聞こえなかったとのこと。

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最終更新日 : 2012/12/15

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